未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

★CWFCがトーナメント開催★

2006-02-13 17:25:46 | MMAニュース

先日、お伝えしたイギリスの大手イベントCWFCが、
世界的にも今一番熱い階級=77.1kg級の八人制ワンデイトーナメントを開催!
その名もEnter The Wolfslair
3月5日開催予定の、世界に広がる77kg戦線の一角がどのようなもんか紹介していこう。
なお、この大会の優勝者はCWSF6で、CWSF5のダン・ハーディvsディエゴ・ゴンザレスの勝者とタイトルマッチが行える。
今回もまた、広報担当のイアンさんの力をお借りして、大会について紹介していきたいと思う。
「未知強は出るのかよ!?」「オマエが広報みたいだなハゲ」という声もあるかもしれないが、ご安心あれ。
このブログ的にも注目すべき選手はしっかりいます。

出場メンバー
ジョセニルド・ラマーリョ
マイケル・ホルムス
アブドゥル・モハメッド
ピーター・アンジェラー
アルニ・イサクソン
ダニエル・ウェイチェル
ジェフ・コックス
【欠場】カテウ・キビス【欠場】

この他にスーパーファイトも組まれているが、まだメンバーも安定せず、
ここで紹介するにはもう少し鍛錬が必要な選手も多いので割愛させて頂く。
それでは順を追ってメンバーを紹介させていただく、

まずは今回のメンバーの中で、優勝候補であり、未知強
ダニエル・ウェイチェル

ドイツのジャーマン・パワージム所属の、ウェルター級からミドル級を主戦場に戦う選手で修斗で来日経験もある。
シュートボクセのムリーロ・ニンジャにどことなく似てるような気がするが、
得意なのはグラウンドゲームで、スタンドは悪くない程度な模様。
現在までに11戦をこなし、10勝1敗と素晴らしい戦績を誇っている。
勝ち星を挙げた対戦相手も、アブドゥル・モハメッドやJ太郎、
それまでドイツで無敗だったマルテ・ジャンセンなど強敵が多い。
更に、ヨーロッパで行われた四人制トーナメントで優勝するなど向かうところ敵無し。
唯一の敗戦は、2003年に行われた、スタポルやナシメント等、日本の格ヲタにも知られる強豪を下している未知強マティアス・アワッドとの一戦。
極めが強いアワッドを相手に判定まで粘るが、無念の3-0負け。
しかしながら、それ以降に6連勝と戦績を伸ばし、間違いなく成長の色を見せている。
今大会の最強優勝候補である。



そして対抗馬は、これまた強豪。
アブドゥル・モハメッド。

レスリングベースの選手で、長いことUKで戦っている事からファンに人気がある。
更に、某漫画キャラと名前が一緒な事から日本のファンからも少し関心を集めた。
CageRageのブリティッシュチャンピオンではあるが、現在ウルフスレイヤで練習を行っている事から剥奪も考えられる。
キャリアは11勝3敗2分だが、判定決着の数が、完全決着の勝利より上回っており、
試合振りもグラウンドアンドパウンドを主とするために、いわゆる
塩漬け系選手なようだ。
勝利している対戦相手は、以前このブログでも紹介したアレシャンドリ・イシドロなんかもいるが、地元判定と掲示板のファンに書き込まれたり芳しくないよう。
散々こき下ろしてきたが、UKを主戦場に戦ってきた地力のあるベテランなのは間違いなく、
ウェイチェルへの雪辱や、海外の大会への参戦もこれを取れば視野に入ってくるために、半端ではない仕上がりで試合に臨むだろう。
MMAでの育ちの故郷で輝けるか?




次に紹介するのがジェフ・コックスですが、

ダン・ボビッシュのトレーニングパートナーであり、
6勝2敗と戦績は中堅所ですが、戦ってきた対戦相手はベテランが多く、
8戦のうちにトーナメントメンバーでも屈指の経験をしているのは確かです。
ZUFFAと契約したアルベスに15秒KO負けを食らい、次戦では勝利したものの、
一番最近の試合で無名相手に判定負けと調子はよくない模様。
太く短いキャリアを生かして本命達に対抗できるか・・・。



そしてウルフスレイヤ所属のブラジル人ラマーリョ。

キャリアは6勝4敗と勝ったり負けたり。
グレイソン・チバウや、ダービッド・ビエルクヘイデンと負けた相手は豪華ですが、
勝った相手は中堅かそれ以下が殆ど。
ビエルクヘイデン戦では、腕十字を極められ悲鳴を上げレフェリーのお陰で試合を続行、その後は凄まじいパウンドに苦しめられ最後はチョークと散々な試合。
管理人からすると負のイメージしかない彼だが、素晴らしい練習環境で払拭できるのだろうか。




ドイツから、ウェイチェルの対抗馬として参戦するのがアンジェラー。

大和魂の異名を持ち(なぜ!?)、CWFCの掲示板にもよく現れる。
アントニー・レアも出場する恐持て空手の士道館が主催するMMA大会で、チャンピオンになってる。
キャリアもアブドゥルと並んで、出場選手1だが、
スランプ時に喫した四連敗が響き、オフィシャルレコードは5勝5敗。
一番最近の試合で、イギリスのローカルイベントFX3でチャンピオンのダレイに挑むも、TKO負けを食らっているだけに、この大会で調子を戻したいところ。



と注目選手はこんなところ!
他の2選手は正直、前述した選手達よりキャリアが浅かったり、なかず飛ばずだったり。
優勝はかなり厳しい。
マーク・ホルムスはラマーリョに腕十字でさっさと片付けられ、
最近のCageRageでは、トロージャンの新兵器の弁慶ゼルグに打撃で撲殺されている。
もう一人のイサクソンに至っては、オフィシャルレコードでは1勝1敗で、
アイルランド人でリングス参戦経験があること以外は全く不明の選手。
この二人のどちらかが優勝すれば、それこそUKの格闘技界が大激震するだろう。

とここまでお伝えしてきたCWFC主催の77kgGP。
CageRage王者をも巻き込んでの大合戦がどうなるか、非常に楽しみです。

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3 コメント

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Unknown (桐山)
2006-02-14 13:46:38
細かい解説で分かりやすい!

これからMMA界の鍵となるのは

ブラジル、アメリカ、ロシア以外の国の選手!

いろんな国の選手に参加して欲しいですね(^^)

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Unknown (リオン)
2006-02-14 19:51:44
面白い選手が多くいますね。

このピーター・アンジェラ選手は写真も面白い感じですが試合も面白いんでしょうか?

なんかいいキャラしてます。



未知さん、なにやら2chの未知スレが大変荒れている感じがするのですが大丈夫でしょうか?つかぬこと聞いてすいません
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Unknown (未知)
2006-02-15 19:47:14
いいトーナメントですよね。

自分も、MMA先進国以外の強豪って知りたかったんで、今回の特集は自分のタメにもなりました。

ドイツにはまだまだ強豪もいるようですね。

ドイツのウェイチェルは今回のトーナメントで一回戦でアブドゥルとあたるような事がなければ優勝できると思うので、是非頑張ってほしいところ。

アンジェラーの試合はまだ未見なんですが、士道館の選手はタフで逆転勝ちのイメージがありますね。

不利な状況では、ひたすら耐えて、機と見るや一気に相手を破壊するイメージがあります。

2chは世界一熱い格闘技ファンが集まるところですからね。

俺の事について書いてるのは、もう何もコメントしませんが、

あそこよりホンネで喋れるとこってないって思うんで。

みんな本当に格闘技が好きな人ばっかりですよ。

だからやめられません(笑
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