「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
製作国 アメリカ
日本公開: 2008年4月
20世紀初頭。
一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴューは、幼い1人息子を連れて石油の採掘を行っていた。
ある青年から、「故郷の広大な土地に石油が眠っている」と聞いた彼は、パートーナーのフレッチャーと共に米西部の小さな町、リトル・ボストンに赴き、安い土地を買占め、油井を掘り当てる。
そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライが、ダニエルへの警戒を強めていく。
しかし、油井やぐらが火事になり、幼い息子は聴力を失う。
精神に混乱を来した息子を、プレインビューは彼方の土地へ追いやってしまう・・・。
主人公は鉱山労働者から、石油を堀当て、石油王にまで上りつめた、冷酷で、強欲で、誰も信じず、富を得ることだけが生きがいの男
一方、格差社会が蔓延する世の中で理想論を訴え続ける執念の青年神父
対極的に位置する二人はいわば裏表の姿。
そして、ラストでこの二人が対峙する時・・・
また、やられた!!
最近のアカデミー賞受賞作のラストは
このパターンが多いな~。
ダニエルプレインビューの人生を圧倒的な迫力で演じていたダダニエル・デイ・ルイスが2008年アカデミー主演男優賞を受賞。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆