「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
製作: 2007年 イギリス/フランス
出演:ケイト・ブランシェット、ジョルディ・モリャ、クライヴ・オーウェン

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。
その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。
さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。
女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。
スペインとの戦争が勃発し、女王暗殺のもくろみや無敵艦隊撃破までの間における女性として、国王としての苦悩が描かれている。
王冠の下に「普通の女性としての幸せ」を得られなかった彼女の悲哀が色濃く滲み出る。
衣装も映像も豪華です。
歴史好きにはたまらない作品か。
私は、イマイチ・・・。
この映画のお勧め度:☆☆☆
