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【警察犯罪】「なぜ私が収監されるのか ~高知白バイ事故の真相~」 

2009-05-12 13:39:55 | 雑記録

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【警察犯罪】「なぜ私が収監されるのか ~高知白バイ事故の真相~」 

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この国は道を誤った。2008年12月1日

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※以下は未定稿です。今後断り無く追記・修正する可能性があります。

KBS瀬戸内放送 本件関係放送ビデオ一覧 (片岡氏収監後の出来事も報道しています)

2008年1月10の放送
1.同僚白バイ隊員の証言
走行中、交差点手前130m地点で178m先の白バイとバスの速度を目測
交差点手前80mで衝突の瞬間を目撃した
衝突した白バイの速度は60Km/h、バスの速度は10Km/hだった
130m地点と80m地点の間で両車の速度を目測した

2.高知県交通機動隊幹部のバス会社社長に対する証言
事故った白バイの後ろにもう一台白バイがいて、事故を目撃している

3.バスに乗っていた生徒のテレビでの証言
北側にある高架の橋に白バイがいた。

4.最高裁は一度も公判を開かずに上告を棄却できる(死刑判決以外)

2と3は裁判には出てこない

2007年10月3日の放送
ブレーキ痕 左1.2m 右1m
事故直後 土佐署に連行 1時間後に現場に戻る
事故の8ヶ月後、ブレーキ痕の存在を知る
実況見分の立ち会いは、警察車両に乗せられたまま(ブレーキ痕を本人に確認させない)
130枚のブレーキ痕の写真、中に不自然に先が濃くなっているものがある
実況見分をした警察官「こういうブレーキ痕はあまり見たことがない」
高知地裁 片多康裁判官 「捏造の可能性殆ど無い」 弁護側の主張を全て却下
「多くの見物人や報道関係者がいる中、捏造は殆ど無い。」
交通事故鑑定人に

2008年2月28の放送
被告と家族の思い、結婚
50日間で集まった署名2万5千通
2006年度、刑事事件2779件のうち、2審判決が見直されたのは3件
9割は、一度も弁論を開かず「上告棄却」の通知だけが届く

2008年7月29日
隠された生徒の調書
バスには22人の生徒と3人の教官
事故直後は現場近くのレストランで待機
3人の生徒が土佐警察署に呼ばれる
事故の前に白バイを目撃していた男子生徒(右側・男二人同席)と左・通路側の女子生徒一人)
検察が裁判所に証拠として提出されたのは、通路側の男女二人の供述調書だけ
窓際の男子生徒の調書は、存在自体が表に出なかった

その男子生徒のテレビでの証言
白バイを遠くから見ていて、ずっと目で追っていた
本当に当たる瞬間くらいで白バイが倒れた
当たる瞬間は良く覚えていない
すごいスピードが出ていたのは感じた
普通に道路を走ってる車よりは結構速いスピードでした
バスは大きく動いてる感じは無かった
バスが前まで出てるんで、バスが行きすぎるのを止まって待つ感じの車が何台かいた
バスが急に飛び出したのならその車も危なかったと思うが、そういうことは無かった

通路側の男子生徒の調書
事故当日に警察が作成した調書と、事故10ヶ月後に高知検察が作成した調書の2種類がある
白バイの速度
警察の調書では「かなりのスピードで」
検察の調書では「少し早めの速度で」「バスは衝突の瞬間には、ゆっくり動いていたことは間違いありません」

その男子生徒のテレビでの証言
「むこう(捜査員)から、「こうやったよね」と聞かれて、記憶がそんなに無かったのでその通り答えたところもあったと思うんですけど、バスがその時止まっていたというのは絶対に事実」

バスに乗っていた女生徒のテレビでの証言
「実際に事故の現場にいて自分たちが見たことを話しているのに、現場を実際に見ていない人達に違うみたいに言われるのがすごい悔しいです」

2008年7月30日
元裁判官に聞く 判決の問題点
猛スピードで走る白バイを後ろから目撃した会社員が裁判で証言台に立った
一審も二審も会社員の証言を却下
たまたま対向車線を走ってきた(と主張する)白バイ隊員の証言を全面的に採用
高松高裁「第三者だからといって証言が信用できるわけではない」
高知地裁「被害者と同じ白バイ隊員だからといって、供述に信用性が無いとは言えない」

衆議院法務委員会 4月11日 民主党 細川律夫 身内による操作の問題点を追求
この答弁に先立ち、警視庁は各都道府県警に通達、交通事故捜査の態勢強化を指示。通達の中で繰り返される「組織的な取り組み」「組織的な捜査」

不祥事が相次いだ神奈川県警の内部文書(1999年)
当時の本部長の訓示
「不祥事はマスコミに騒がれて始めて不祥事となる。不祥事があった場合は県警全体で処理に当たる。組織に載せる。」
最高裁に公正な審議を求める署名が全国から47000人

2008年8月26日
訴え届かず・・・最高裁が上告棄却
「上告棄却の決定」
決定・・・裁判所が一度も弁論を開かずに下す判断
刑事訴訟法405条・・・最高裁に上告できるのは、2審判決が憲法や最高裁の判例に反する場合に限られる。例外的に、判決に影響を及ぼす重大な事実誤認が有れば審理の対象になる。
2007年度最高裁が扱った刑事事件の約99%が「棄却の決定」(被告自身による取り下げを省く)

決定が届いた翌日、高知県庁で記者会見
片岡さん「当日、現場の写真が出ましたのは、どなたが撮ったか、こちらの会見にはいらっしゃいませんか」
記者は全員押し黙っている。事故当時、報道陣が現場に駆けつけたとき既に片岡さんは土佐署に連行されていた。

「5月10 議事録抹消」 高知県議会 坂本茂雄議員 平成19年12月21日

第169回国会 法務委員会 第7号 平成二十年四月十一日(金曜日)

私見

そもそもこの同僚隊員が、本当に現場を走っていたのかすら怪しいが、地図で分かることを書いてみる。

同僚白バイ隊員の証言

同僚白バイはこの地図にあるタイミングで、バイクの速度を目測と証言。衝突した白バイが178m先から80m先まで移動する時間は、約6秒(白バイ証言時速60Km/hの場合)、約3秒(時速120K/mの場合)。この距離で対向して向かってくるバイクの速度を、正確に目測できるのだろうか。相手が4輪ならともかく、2輪の場合は訓練を積んでも不可能だと思うのは自分だけだろうか。

衝突した白バイがバスを目視できる距離

衝突した白バイは、トラックなどの障害物が無ければ少なくとも100m手前でバスを目視できるはずだ。目撃者の証言通り100~120km/hで走行していたなら、目視後約4秒弱でバスの位置に到達する。自分も中型バイクと車に乗るが、この速度で普通のライダーなら、大型バスを見た瞬間にある程度減速するだろう。仮にバイクが本当に最初から60Km/hで走行していたなら、そのままバスに衝突する状況とは、一体いかなるものなのか。


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