2010年07月05日 21:05
本日 高松高裁で愛媛白バイ事件の控訴審が開かれました。
傍聴予定でしたが、どうしても抜けられない用がありまして行っていません。
事件の詳細な内容は、山本さんのブログ「愛媛の白バイ事故・・母です」（５日現在未掲載）をごらんいただくとして、ここでは極めて簡単に説明しますと・・
１６才の少年が運転する大型スクーターに緊急走行中の白バイがぶつかった事故が２００４年に松山市で発生。変則交差点で少年側は「右折待ちの停車中に、対抗してきた白バイがぶつかった」と主張。一方、愛媛県警は、直進中の白バイの前に少年のスクーターが飛び出してきた。とうどこかで聞いた事件と良く似ている事故形態となっている。
一審松山家裁は、県警の主張を保護観察処分（有罪）を決定したが、母親の山本さんが、弁護士に頼らず控訴？し高松で差戻し判決をかちとり、刑事は無罪？となった。
無罪判決を受けて、事故の損害賠償を求めて、松山地裁に国賠訴訟を起こしたが、愛媛県警は全面的に争う姿勢を見せた。
事故当事者の白バイ隊員も法廷に立つなど、して双方主張を展開。その内容はこちら → http://blogs.yahoo.co.jp/toshikazu2355/32281498.html
４月に国賠一審の少年側敗訴判決が出た。そして、逆に少年側は県警への損害賠償請を命じられた
刑事で勝って、民事では賠償責任という判決なわけだ。当然 控訴をした。
その控訴審が高松高裁で今日開かれた。
夕方、山本さんに電話で今日の口頭弁論の様子を聞くと、被告席の愛媛県警側９人は一言もしゃべらず、、主に裁判官と原告（山本さん）の弁護士とのやり取りが続いたとのことだ。 時間も無く 詳しく聞けなかったのは残念だったが、以下のような話を聞くことができた。
〇時間は２０分足らず、
〇傍聴席はマスコミも来て、満員状態。
〇山本さんが証拠提供したＤＶＤ映像も検討することを裁判官が明言。
〇必要であるなら事故現場を実際に見分する可能性にもふれた。
〇片岡さんも来てくれていたから、詳しい話はきけるだろう。
そう、片岡さんも傍聴に行っていたので、彼のブログ「雑草魂」にレポートがあがっているかもしれない。
一番心配された、即日結審は免れて一安心というところだろう。高松高裁には相手が誰であろうが、公平な審理を期待したいところだ。
応援してますよ。 頑張れ 山本さんと「支える会」の皆さん。
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