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備忘録

高知県宿毛市に初の弁護士事務所 愛媛出身の国光さんが今月開業

2014-12-16 22:39:39 | 雑記録
高知県宿毛市に初の弁護士事務所 愛媛出身の国光さんが今月開業
2014年05月20日08時34分
 現行の弁護士制度が始まって以来65年、高知県宿毛市に初めて弁護士事務所が誕生した。開業したのは隣町の愛媛県愛南町出身、国光甘雨(かんう)さん(41)。宿毛市内は人口約2万人ながら弁護士がおらず、相談者はこれまで四万十市に行かなければならなかった。真新しい事務所で、国光さんは「気軽に相談に来てほしい」と呼び掛けている。

 事務所があるのは、宿毛市駅東町4丁目のアパートの1階。今月8日に開業したばかりで、リフォームしたての匂いがまだ残る。
 国光さんは1972年生まれ。東京大学に進学したが、「都会暮らしになじめず」2年で中退。97年に養殖魚の餌を配達する郷里の業者に就職した。そこで見聞きしたのは、過疎が進み、借金などの問題があっても頼れる人がいない現状だった。
 「個人で解決しようとして、手遅れになる。地域の紛争解決能力が落ちている」
 ちょうど、法科大学院の開設が始まったころ。国光さんは「弁護士の力が必要。30代の今なら新しいことができる」と一念発起。2005年に会社を辞め、大阪大の法科大学院に入学した。
 2012年に京都府で弁護士登録。原発事故で福島県から避難した人々の弁護にも参加した。独立に際しては「地元で働きたい」との思いから、故郷の人にも来てもらえる宿毛市での開業を決めた。
 宿毛市周辺では、成年後見制度や遺産相続などで役に立てるのでは、と考えている。解決が難しくなってから初めて相談に来る人を京都で何人も見たといい、「例えば借金は、弁護士が受任すれば請求は止まる。法の問題は病気と同じ。悪くなる前に相談してほしい」と話している。

 

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