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備忘録

「疑わしきは被告人の利益に」 そんなのはニッポンには存在しない

2008-12-13 17:18:42 | 雑記録

「疑わしきは被告人の利益に」 そんなのはニッポンには存在しない

近代刑事法の基本原則すら機能してない ニッポンは野蛮国家以下か

お隣の大陸国家でもこんな酷い事件はないとどこぞのブログのコメント欄に書き込まれていたのが強い記憶として残っているのですが、冤罪と言われる事件を調べていくとそのコメントも外れていないと愕然とします。

こんな酷い事件とは「高知白バイ事件」のことです。
もはや、交通事故ではなく、犯罪事件という認識が広まってきています。事故について理解が深まれば深まるほど「事故じゃない、事件だ」に見方が変わるので当然といえば当然ですが、そのことはインターネットを検索していれば、ブログやら書き込みにその変化がよく現れています。

紀藤正樹弁護士のブログの直近のエントリーに「高知白バイ事件」が取り上げられています。スナップショットでご紹介します。

    ■ エントリー『 冤罪としか思えない高知白バイ事件』 --> こちら ↓
kitoBengosi081205

紀藤弁護士は、「・・疑わしくは被告人の利益にの原則からは、無罪とすべき事案だと思う・・」と率直な意見を述べられています。おそらく氏はこの事件を詳しく見ておられないと思われ、番組を御覧になった範囲で判断されたと推測されます。数多くの事件を扱ってこられた経験で放送をご覧になり、そのうえで「無実とすべき」と判断されたと伺われます。
少なくともあの映像の中には誇張した画面もなく、正確に事故状況を描写し、そしてむしろ控え目なコメントで伝えていましたが、それにもかかわらず「無実とすべき」と判断されたことの意味は大きなものがあると考えています。

また、重要な点を指摘されています。

http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2008/12/post_1174.html


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