世界まるごとHOWマッチ 1983/6/30
ヨーロッパ勢の台頭
壬生義士伝16
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壬生義士伝17
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壬生義士伝18
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壬生義士伝19
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壬生義士伝20
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石井紘基議員 暗殺の謎
【黙殺】菅を辞めさせられないもどかしさ【人災】
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【速報】 菅首相がぼっち( ω )
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中川昭一のラストメッセージ
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五つの被害者家族が初めて会った日 足利事件キャンペーン(8)
北関東連続幼女誘拐・殺人事件の被害家族が語りあった苦しみ、怒り、「ルパン」への思い――
〈はじめまして。私は、群馬県太田市のパチンコ店より行方不明になった横山ゆかりの父親です。突然お手紙をお送りし失礼します。
これまで足利で起きた三件の事件は同じ犯人で、群馬県の二件は別の犯人と見られていました。しかし、今ここにきて五件の事件は、同一犯という見方が強くなってきました。なのに検察も警察も捜査をしてくれません。(略)つきましては、一度皆様とお会いし、何ができるのか相談するお時間を持ちたいと思います〉
「北関東連続幼女誘拐・殺人事件」の被害者家族のもとに、この手紙が届いたのは三月中旬のことだった。手紙にしたためられた父親の想いは、他の家族の共感を呼ぶ……。
取材の全ての始まりは「横山ゆかりちゃん誘拐事件」だ。今も杳(よう)として知れない、ゆかりちゃんの行方。防犯ビデオに残された、野球帽とサングラス姿の不審な男。この事件の取材を続ける中、周辺の二十キロ圏内で連続していた他の四件の事件との共通点に気がついた。
私の中で、にわかに浮上したのは同一犯による五つの連続事件の可能性だ。だがその五件の中には、九〇年に足利市内で発生したいわゆる足利事件(後述)が含まれていた。足利事件の犯人は逮捕され、すでに解決している。それなのに、その六年後にゆかりちゃんは誘拐されている。連続事件とすると、今捕まっている足利事件の犯人は冤罪なのではないか? それを前提とした取材の延長線上に姿を現したのが「ルパン三世」に似た疑惑の男だった。
真実に近づくために、不可欠だったのが被害者家族への取材だ。事件発生から長い年月が経過し、その家族を捜すことも容易ではなかった。街から街へと探し歩く日々が続いた。ようやく会えた家族たちの心境も複雑だった。
菅家利和さんの逮捕で、事件は解決済みと信じていた、足利市内で起きた三つの事件の遺族。そんな中で、菅家さんの冤罪の可能性や、連続事件説を唱えていた私の取材は、家族の目には奇異に映ったであろう。たどり着いた玄関先で、遺族がこぼす言葉は、
「今更なんですか」
「もう事件は解決したでしょう……」
という厳しいものだった。
しかし、一昨年の菅家さん釈放により、流れは大きく変わり始めた。確定判決のまさかの崩壊だった。
ならば、自分の娘はいったい誰に殺されたというのか?
それぞれが納得できるはずもない中、私はルパン三世に似た不審人物の存在を報じた。その記事は、国会議員の目にも止まる。先月号でお伝えした有田芳生参議院議員による、参院予算委員会でのやり取りだ。テレビニュースで、質疑を目にした被害者家族たち。中でも、横山ゆかりちゃんの帰りを待ち続けていた両親は、そこに一筋の道を見出したのだ……。
冒頭の手紙。これは国会質問の直後に、ゆかりちゃんの父・横山保雄さん(44)が、他の家族に向けて記したものだ。その手紙は、五つの事件の家族同士を、初めて引き合わせることになった。
■逃げ得だけは許せなかった
初めて会った家族たち
四月十六日、午後一時。足利市駅から程近い、足利市民プラザに五つの家族が集まった。
一九七九年八月に、福島万弥ちゃん(当時五歳)を何者かに殺害された、父・福島譲さん(57)。
八四年にパチンコ店から連れ去られ、一年四カ月後に、白骨遺体となって発見された長谷部有美ちゃん(当時五歳)のご両親。
八七年の「敬老の日」に太田市内(当時は尾島町)で行方不明になり、一年二カ月後に河川敷で遺体が発見された、大沢朋子ちゃん(当時八歳)の父・大沢忠吾さん(64)。
九〇年五月、足利市内のパチンコ店から失踪し、翌日遺体で発見された松田真実ちゃん(当時四歳)の母・松田ひとみさん(51)。
そしてその六年後に、太田市内のパチンコ店から失踪し、いまだに行方が分かっていない、横山ゆかりちゃん(当時四歳)のご両親と妹。
春の日差しがレースのカーテンを通して差し込む会議室で、家族は初めて顔を揃えた。そして有田芳生参院議員も席についた。
ゆかりちゃんの父・保雄さんが、立ち上がる。
「今日はお忙しい中、皆さん集まってくださって、本当にありがとうございます。先日、有田先生が国会の予算委員会で、北関東幼女連続誘拐・殺人事件のことを取り上げてくださいました。菅総理や国家公安委員長、法務大臣らに、こういう事件が北関東で起きている、同一犯による犯行ではないか、もっと積極的な捜査が必要ではないか、ということを訴えてくださった。中野(寛成)国家公安委員長は、栃木県足利市内の三つだけでなく、うちのゆかりの事件も含む群馬県太田市の二件もあわせて、計五件の連続事件の可能性があると初めて認めてくれました。菅総理も『必要なことについてはしっかりと対応することが必要』と前向きな言葉を示された。
その映像をニュースで見たときに、私も、何かをやらなきゃいけないと思ったんです。ただ、私一人で警察や検察に訴えても、それだけでは動かないだろうと思いました。これまでも散々経験してきたことです。でも、五つの事件の被害者みんなが集まって一致団結したら、少しは何かが動かせるんじゃないかと思いました。それで、皆さんに集まっていただいて、一度じっくりお話をしてみたいと思ったんです。自分は、若くて頼りないけれど、よろしくお願いいたします」
頭を下げた横山さんの言葉を受け、それぞれが、事件が起きてからの日々を話し始めた。最初の事件の被害者、福島万弥ちゃんの父、譲さん。
「もう三十二年が経ちますが、本当に昨日のことのように覚えています。事件から十二年が経ったある日、犯人が捕まったという連絡をもらいました。菅家さんです。『犯人が捕まって、よかったね』と年老いた刑事さんが言ってくれた。でも結局は、うちの事件は証拠不十分で不起訴になって、それでおしまいでした。その後、嫁さん(万弥ちゃんの母)は死んじゃったんですが、菅家さんを犯人だと思って死んでいきました。
ところが、今度は『菅家さんは真犯人とはDNAも違っていて、冤罪だ』と言う。だったら、うちの娘の事件も復活しておかしくないはずです。なんで再捜査しないんだろうって。菅家さんが犯人だと思って生きてきたら、事件から三十年経って、いきなり冤罪と言われて。しかも真犯人はその間に、時効で逃げ切っている。逃げ得なのか……。そればっかりは許せなかったんで、今回出てくることにしました。
私の中では時効は関係ない。犯罪は犯罪です。まだ小さい子がこんな目にあってもいいのかと、いつも思って生きてきました」
「怪しいお米セシウムさん」 東海テレビ番組中に不謹慎な表示
http://www.youtube.com/watch?v=IqoUxKIb0us&feature=related