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備忘録

飯塚事件 切り取られた証拠

2013-08-22 18:51:43 | 雑記録

 

飯塚事件 切り取られた証拠

 
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飯塚事件 切り取られた証拠

死刑執行は正しかったのか 飯塚事件 “切りとられた証拠”   30分枠 放送 : 7月28日(日) 24:50~ ナレーター : 小山茉美 制作 : 日本テレビ 1992年に福岡・飯塚市で登校中の小学1年生の女児2人が行方不明となった。2人は殺害され、翌日山の中から遺体で発見された。その後、警察は捜査線上に浮上した1人の男性を逮捕した。男性は「100%関係ない」「明らかに冤罪」と、一貫して無実を訴え続けていたが、最高裁で死刑が確定し、2008年に刑は執行された。だが翌年、男性の妻が「夫は犯人ではない」として、福岡地裁に裁判のやり直しを求めた。弁護団は無罪の理由を示す“新証拠”が存在するとして裁判所に提出。死刑執行後という異例の状況下で、はたして再審は開かれるのか…。
 

死刑執行までの手続き

 懲役刑や罰金刑は、検察官の執行指揮により、刑の確定直後に行われるが、死刑の執行だけは、確定後に色々な手続きを取られた上で、法務大臣のところで決裁をした上で、はじめて執行される。ここでは、その手続きを紹介する。

上申書作成まで
 死刑囚の判決が確定すると、判決謄本及び公判記録がその死刑囚の該当検察庁に送られる。一審で判決(高裁に係属する前)が確定した場合は、判決を言い渡した裁判所に該当する地方検察庁、それ以外は二審裁判所に該当する高等検察庁に送付される。
 書類を送られた高等検察庁の検事長、または地方検察庁の検事正は、その死刑囚に関する上申書を法務大臣に提出する。

起案書作成まで
 上申書を受けて、法務省刑事局は、その検察庁から裁判の確定記録を取り寄せる。このときの資料は、大抵膨大なものであるが、それらの輸送を何かの機関やサービスに代行することは決してありえず、法務省の係官が直接運ぶ。
 記録は刑事局総務課で、資料が全部揃っているか、落丁が無いかをチェックし、その上で刑事局付きの検事の中から1人が選ばれて、記録の審査をする。
 審査の主な注意点は、刑の執行を停止する事由や再審の事由や非常上告の事由や恩赦相当の事由があるかどうかである。このチェックの過程で、執行の対象から外された死刑囚として、財田川事件の谷口繁義氏がいる。
 審査の結果、上記のような事由が全くなかったと検事が確認すると、死刑執行起案書を作成する。

執行命令書のサインまで
 作成された起案書は、刑事局内で、担当検事-参事官-総務課長-刑事局長のルートで決裁される。
 ついで刑事局から矯正局に送られ、参事官-保安課長-総務課長-矯正局長のルートで決裁される。
 さらに矯正局から保護局に送られ、参事官-恩赦課長-総務課長-保護局長のルートで決裁される。
 その後、起案書は刑事局に戻り、刑事局長が矯正局・保護局の決裁を確認した上で、起案書を「死刑執行命令書」と改名して、法務大臣官房に送る。
 法務大臣官房では、秘書課付検事-秘書課長-官房長-法務事務次官のルートで決裁される。ただし、法務事務次官の決裁は、大臣へのサインをすることに対する確認後に行われるそうである。法務事務次官の決裁は、「法務省当局の最終決定」であり、もし事務次官が決裁したのに、大臣が決裁しないと、当局と大臣の足並みが乱れたと見なされ、事務次官の責任問題になるということである。
 さて、ここに至るまでに死刑囚が身体や精神を病んだり、女性の場合懐妊していたりすると、書類はすぐに刑事局に回収され、このルーチンから外される。

サインから執行まで
 法務大臣が決裁すると、死刑執行命令書は該当検察庁に送られる。検察庁では、立会検事及び書記官を選ぶと同時に、死刑執行指揮書を作成する。
 一方、該当死刑囚が拘置されている拘置所に公用車で書類が届けられ、拘置所長の命令で執行の準備をする。
 そして執行当日には立会検事が執行指揮書を持って拘置所に赴き、概ね午前9時以降の午前中に死刑囚は刑場へ連れ出され、拘置所
長が執行指揮書を読み上げた上で、死刑を執行する。大臣の決裁から死刑執行まで5日以内に行われる。



参考資料

死刑の考現学(勢藤修三
 
2013/7/28(日) 午前 8:07
今夜7月28日(日)深夜24:50からの日本テレビNNNドキュメントは、「死刑執行は正しかったのか-飯塚事件 ”切り取られた証拠”」です。  人びとの間でいらだちがつのり、自らを被害者として他者を攻撃・断罪する動きが広がってきています。 ...
2009/6/7(日) 午前 4:08
... しかし、その中には昨年10月に死刑が執行されてしまった「飯塚事件」があるのである。  刑が確定した久間三千年死刑囚に死刑が執行されてしまった以上、仮にこれから無実が証明されても、もう取り返しがつかないのである。 ...

 

陸山会事件続報市民団体が田代元検事を虚偽報告で再告発

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(2013年08月12日)
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 告発したのは、先に生活の党の小・・・

 

オリバー・ストーンが語る「アメリカ暗黒の歴史」
第644回
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(2013年08月17日)
 毎年この時期になると、広島、長崎への原爆投下に関する新たな事実が判明し、68年前たってもなお、原爆については明らかになっていないことがたくさん残っていることを痛感させられる。
 しかし、今年の8月は例年とはやや・・・

 

<愛知県警>飲酒運転の疑い、知多署長を更迭

 愛知県警は19日、飲酒運転した疑いがあるとして、県警知多署長の堀場昭英警視(60)を同日付で警務部付とする人事を発令した。事実上の更迭。処分を検討している。堀場警視は辞意を示している。(毎日新聞)
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◆内部通報で発覚
警察署長、飲酒運転した疑い…内部通報で発覚 - 読売新聞(8月19日)
知多警察署 - 愛知県警察

◇飲酒運転の罰則について
飲酒運転の罰則等 - 警視庁

 

<大阪府警>また調書偽造か 「署員が容疑者確保」装う

 窃盗事件の容疑者を署員が発見し確保したなどと偽った調書を、大阪府警都島署の警部補が作成した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。実際は通報者が容疑者を見つけていた。署員がより適切に捜査したことを装うためだった可能性があるという。府警は虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで捜査する方針。(毎日新聞)
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8月21日(水)のつぶやき

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