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中国で貧しい女性の母乳を闇売買 富裕層の「栄養剤」に

2013年07月22日 | 外国

中国で母乳が闇で売買され、社会問題になっている。

富裕層が「希少な栄養剤」として貧しい女性の母乳を飲用しており、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では、道徳や人間性を失った格差社会のゆがみを批判する声が相次いでいる。

中国メディアによると、経済特区広東省深セン市の裕福な男性の間では、働き過ぎによる疲労からの回復や手術後の養生を目的に自分専用の「乳母」を自宅などで雇い「栄養補給」するのがはやっており、1カ月1万5千元(約24万円)で雇った例もあるという。

農村部の平均年収の約2倍に相当する高額報酬だ。

母乳を売るのは四川省や黒竜省などの貧しい家庭出身で、出産直後の女性。

子どもの教育費を稼ぐため「心を鬼にして」赤ちゃんを親に預け「乳母」として数か月の出稼ぎ生活を送る。

売買には仲介業者が関与。

若くてきれいな女性の人気が高いという。

中国ではかつて、特権階級が良薬として母乳を服用していたとされ、現在も富豪の「ステータスシンボル」になっているとの指摘がある一方、「栄養補給」を口実に女性を囲っている可能性もある。

微博では「腐りきった富豪は直ちに死んでしまえ」「貧しい子どもはおなかを満たせず、金持ちは赤ちゃんの母親の乳を飲む。 これが中国の新型社会主義だ」との痛烈な批判も出ている。

富裕層向けとは別に、200ミリリットルなどのポリ袋詰めの母乳が数十元で売られており、母乳が出ない母親が買うケースもある。

ただ専門家は、女性が感染症に感染していると母乳を介してうつりかねないとして、闇市場での売買の危険性を警告している。

中国では2008年、少なくても6人の乳幼児が死亡した粉ミルク汚染事件が発覚した際も、貧しい女性が自分の赤ちゃんには粉ミルクを飲ませ、富裕層の赤ちゃん専用の「乳母」として雇われる問題があった。

本当に中国という国は、あきれた国だ。


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