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コカイン摘発増加 「多剤乱用者」も深刻

2019年01月08日 | 社会

幻覚や妄想を引き起こし、最悪の場合は死に至る違法薬物コカインの所持や使用による摘発が増加傾向にあることが1月6日、捜査関係者への取材で分かった。

2018年の押収量も、近年では最も多かった2013年の約120キロに届く勢い。

大麻や合成麻薬など、他の違法薬物とコカインを同時使用する「多剤乱用者」も増え、影響の深刻さは増しているが、密輸ルートや流通経路には不明な点が多い。

捜査当局が解明に全力を挙げている。

コカインはコカの葉から精製され、依存性が極めて高い。

大量に摂取すると体中を小さな虫がはい回るような幻覚や全身けいれんを引き起こし、死亡するケースもある。

摘発者数は2011年に100人を割り込み、2013年には50人を下回つたが、2014年から増加に転じ、2017年には185人に。

2018年も神奈川、神戸市などで20~30代の男女が摘発され、会社役員や自営業者も含まれていた。

「同時に使うと、効き目が重なり、さらによくなる」と供述する摘発者もいる。

四国厚生支局麻薬取締部は2018年12月、乾燥大麻を所持していた疑いで、高松市の無職の20代女を現行犯逮捕。

自宅からは約4グラムの乾燥大麻のほか、合成麻薬MDMA0・3グラム、コカイン0・7グラムも見つかった。

警察や海上保安庁、麻薬取締部などによる押収量も、1995年から2012年にかけては2004年の85・5キロを除き、数キロから30キロ台で推移していたが、2013年に約124・1キロ、2016年には約113・3キロを押収。

2018年8月には横浜港に入った貨物船から、一度の発見例としては過云2番目の多さとなる約115キロ(23億円相当)が発見、押収されている。

捜査関係者は、危険ドラッグの規制強化を受け、薬物乱用者がコカインにも手を出すようになっていると指摘する。


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