韓国国会の女性家族委員会は9月27日、毎年8月14日を旧日本軍の従軍慰安婦問題の記念日とすることを盛り込んだ「慰安婦被害者生活安定支援法」改正案を可決した。
法案が近く本会議を通過し、来年からこの日が法定の記念日になることがほぼ確実になった。
8月 14日は、1991年に韓国で最初に慰安婦だったと名乗り出た故金学順さんが初めて公の場で被害を語った日。
元尉姜婦の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」はこの日を「世界連帯行動の日」として内外で集会開催などを呼び掛けてきた。
韓国政府は7月に発表した「国政運営5ヵ年計画」で2018年に慰安婦被害の記念日を制定し、2019年に研究所を設置、2020年には「歴史館」を建設すると表明している。