丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

国宝:祝250個目

2017年01月07日 21時04分39秒 | 芸術
1/6金曜日、東京国立博物館20:00まで開館ということで、会社帰りに立ち寄り。
新春企画の「鳥」特集も見つつ、国宝展示を鑑賞してきました。
数え始めてようやく250個目に到達しました。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(-)松林図屏風・・・2度目ですが、良い絵だと思います。
(-)扇面古写経
(-)古今和歌集(元永本)
(-)金銀鍍宝相華唐草透華籠(鎌倉時代と平安時代のもの2つ)(滋賀神照寺)
(-)法華経巻第5(浅草寺経)
(-)銀銅蛭巻太刀(和歌山丹生都比売神社)
(250)舟橋蒔絵硯箱(本阿弥光悦作)・・・ちょうど、吉川英治の「宮本武蔵」を読みかけていて、この間、本阿弥光悦が登場したので、良いタイミングでした。
(-)橘蒔絵手箱及び内容物(和歌山熊野速玉大社)

次は春日大社の宝物の特別展へ行く予定です。

年忘れ吉例鹿芝居@鈴本

2017年01月07日 20時33分47秒 | 落語
昨年に続き、鈴本演芸場の年末恒例の鹿芝居、見に行きました。
今年の出し物は、「品川心中噂達引」というお話。
前売りチケットを買うのにちょっと出遅れましたが、真ん中よりちょっと後ろくらいの席を確保でき、まずまずよく見えました。
たぶん当日でも入れるくらいの感じでした。

今回は落語の演目はメモしなかったので割愛しますが、メインの鹿芝居の前座という位置づけで、短めに次々と噺家が登場して、それはそれで楽しめました。
鹿芝居も2度目だったのでなんとなく流れが分かっていて、落ち着いて楽しむことができました。

そして、おしまいに、来場御礼として手拭いが客席に投げられるのですが、なんと!その中の一枚が私の懐にすっと落ちてきました!
こういうプレゼント物には縁がない私にとっては、なんとも驚くべき体験。
そしてその手拭いは、・・・

調べてみると、故柳家喜多八師匠のものらしいことが分かりました。
小三治ファンの私としては、喜多八師匠の独特の雰囲気も好きでしたので、運命を感じるということもないのですが、何だか得も言われぬ感慨を覚えたのでした。