☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

眠れない夜はラジオ深夜便

2015-06-25 08:54:30 | 日記
最近は午前3時頃に決まって目が覚める。
加齢の影響か、熟睡するエネルギーが
無くなっているのだろう。

こんな時には枕もとに置いてある
タブレットでNHK「ラジオ深夜便」を聴く。

3時台は音楽コーナーである。
フランク永井の「おまえに」が流れてきた。
懐かしい、よく口ずさんでいた歌である。

そばにいてくれる だけでいい
黙っていても いいんだよ
僕のほころび ぬえるのは
おなじ心の 傷をもつ
おまえのほかに だれもない
そばにいてくれる だけでいい


しんみりと情感を誘う歌を聴きながら、
いつのまにか眠りに陥っていた。


再び目が覚め、寝床から起きていくと
妻が朝食を作っていた。

「ありがとう。
そばにいてくれるだけでいい。」
口に出して言えないから、心でつぶやく。


いまは少し晴れ間も見えてきたが、
今日の福岡地方の天気は次第に雨となるらしい。
早めに用を済ましておこう。

ベランダから見える公園の樹木の緑が鮮やかである。
今日も一日、良い日でありますように。

御婦人に出逢う

2015-06-23 07:54:56 | 日記
博多祇園山笠の男たちを描く
切り絵作家の小西一珠喜さんの「切り絵展」を
見てきた。
追い山や水法被姿の男の力強さが描かれていて、
迫力ある切り絵を楽しんできた。



帰り道、初めての店に食事で立ち寄った。
カウンターの席に案内される。
隣では先客の御婦人が食事をしていた。

私も注文した料理が来て食べはじめると、
隣の御婦人が、なんとお茶碗を見せながら
「ご飯の量が多すぎて食べられない」と
話しかけてきたのである。

見知らぬ人から食事中に
突然話しかけられ、
一瞬なんと返事したらいいものか、
少し間ができたが、
「茶碗一杯ぐらいは食べたほうがいいですよ」と
応える。
「そうですね」と再びご飯に箸をつけて
食べ始める御婦人。

御婦人から解放されて、料理を美味しく
食べていたら、
な、な、なんと御婦人、
今度は「私、幾つに見えます?」と
聞いてくるではないか。

幾つに見えるかと聞かれて女性の齢を
正直に言うような私ではない。
ここは見た目より、うーんと若く言うのが
紳士の礼儀というものだ、何歳と言おうか
迷っていたら、自ら「あたし75歳なんですよ」
と御婦人は言いよった。

華やかな柄の服を着て、オシャレな御婦人は
チラホラ頭髪に白いものがあったが、
60代半ばぐらいと思っていたから、
確かに実年齢より若く見える御婦人であった。

結局ご飯は全部きれいに平らげ、
「ごちそうさま」と
すました顔で店を出て行かれた。

私はこの博多御婦人の
昼下がりの「ランチ友」にされたみたいだ。



九州男児

2015-06-22 07:11:54 | 日記
博多山笠は7月1日から始まります。
街中に法被姿の若者が目に付くようになりました。

準備のための神事が行われていました。


山笠の若衆を見ていたら、「九州男児」という言葉が
浮かんできました。

酒飲み、頑固、亭主関白といったイメージで
語られる九州男児。
しかし、多くは九州以外の人々の先入観もあります。
確かに、ひと昔前はそのような男性が多くいたことも
事実ですが、時代とともに変わり、今の男性は違います。
ただし、変えてならぬものはしっかりとDNAに組み込まれ
ています。
それは義理人情に厚く、小さいことにくよくよせず、
妻と子供をしっかり守ることです。


同じ九州人として、つい贔屓目に書いたようですが、
巷に草食男子が多い中、一本筋の通った九州男子を
適齢期の娘さんとその親御さんは一考を。


金子みすゞと金澤翔子

2015-06-21 08:31:03 | 日記
福岡県立美術館で開催されている、
金子みすゞ・金澤翔子 展覧会に行ってきた。

優しさあふれる詩を残した童謡歌人・金子みすゞと、
ダウン症の書家でNHK大河ドラマ「平清盛」の
題字の揮毫などで知られる金澤翔子。




こだまでしょうか
    金子みすゞ        


「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「ばか」っていうと
「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか。
いいえ、だれでも。


金子みすゞの詩はやさしく心に入ってきて、
ほんわかとした気持ちになりました。




金澤翔子の書は大胆な筆使いに圧倒されました。

高齢者が若い

2015-06-20 09:04:52 | 日記
朝方の雨にうたれて「あじさい」の息が漏れている。



今朝テレビを見ていたら、いまの高齢者の能力は、
頭、身体の機能とも10~20年前と比べて、10歳は
若返っていると報じていた。

その理由として、栄養をしっかり摂取していること、
社交が拡がっていること等をあげていた。

ゲスト出演の有識者が高齢者には教育・教養が
大切であると、この
「きょういく」とは今日行く所があること、
「きょうよう」とは今日用があること、と言っていた。
同感である。



ところで、いつからか家の洗濯は私がやるようになった。
洗濯といっても洗濯機に洗い物を放り込み、風呂の
残り湯があればそれを使うだけで、苦にはならない。

「ほーら、アンタの若返りのためと思って洗濯を
頼んでいるとよ」と一緒にテレビを見ていた妻がいいよった。

コーヒーブレイク

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