☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

小説 櫛挽道守

2015-01-14 09:50:00 | 日記
櫛挽道守 (著者:木内昇)を読んだ。

中山道の宿場町藪原宿を舞台に、櫛挽職人として神業と言われるほどの
抜きん出た腕を持つ父の背中を追い、同じ櫛挽職人を目指す娘の登瀬。

幕末時代に女性ながらも自分の信じた道を進む登瀬、家族の葛藤を丹念に
描いた、しみじみとした家族の物語です。

このところ読んだ中では最高でした。
こういう小説を読むと、あらためて「本って、いいなぁー」と思います。


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