朝起きたら妻が「お腹の調子が悪い」と言う。
いつも明るく元気な妻の辛そうな顔を見ていると
心配でたまらない。
何といっても我が家は妻が一家の大黒柱であり、
元気で居てくれないと困るのである。
梅焼酎(私の特製)を飲み、しばらく横になった
ら、お腹も治ってきてみたいだ。午後には回復し、
元のネアカ元気な妻に戻った。
妻がバルコニーに立つ。
日が落ちた暗い空にまんまるの白い月が。
この時のシチュエーションはいつも同じだ。
「ねえ見て、私とどっちがキレイ?」
「それは、言わなくてもわかるだろう・・・」
〈お月さんが明らかに美しい!〉と思っても私は決して
口には出さない。
「そう、やっぱり私が美しいと思っているのね」と本音
混じりの冗談に、お月さんも驚き雲間に隠れてしまった。
妻の完全回復である。
いつも明るく元気な妻の辛そうな顔を見ていると
心配でたまらない。
何といっても我が家は妻が一家の大黒柱であり、
元気で居てくれないと困るのである。
梅焼酎(私の特製)を飲み、しばらく横になった
ら、お腹も治ってきてみたいだ。午後には回復し、
元のネアカ元気な妻に戻った。
妻がバルコニーに立つ。
日が落ちた暗い空にまんまるの白い月が。
この時のシチュエーションはいつも同じだ。
「ねえ見て、私とどっちがキレイ?」
「それは、言わなくてもわかるだろう・・・」
〈お月さんが明らかに美しい!〉と思っても私は決して
口には出さない。
「そう、やっぱり私が美しいと思っているのね」と本音
混じりの冗談に、お月さんも驚き雲間に隠れてしまった。
妻の完全回復である。