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紀州鉄道 人気の「駄菓子列車」再運行 謎解きゲーム、フォトラリーも 〈2020年1月12日〉

2020年01月12日 08時30分00秒 | 記事

 御坊市の「GO!GOBOプロジェクト協議会」(会長・龍神康宏副市長)の「紀州鉄道」チームが、11日から紀州鉄道「駄菓子列車」の運行を始めた。昨年3月に初めて行い、家族連れや鉄道ファンに好評だったのを受け、再運行した。26日まで前回同様に車内を昔懐かしいグッズで飾り付けし、土曜日、日曜日は駄菓子を販売。期間中、車両を貸し切った謎解きゲーム、寺内町を散策するフォトラリーゲームも行い、日本一短いローカル私鉄をアピールする。

 紀州鉄道を核とした体験イベントとして沿線の商店街エリア、寺内町に新しい人の流れをつくろうと「8分間のノスタルジー体験」をテーマに昨年3月2日から17日まで行った。アトムやアクビちゃん、オバケのQ太郎といったアニメなど昔懐かしいグッズで車内を飾り付けしてノスタルジーな空間を演出。車内にカウンターを設けて駄菓子を販売し、家族連れや鉄道ファンから好評を得た。
 再運行した今回も期間中、車内をグッズで飾り付けし、毎週土曜日・日曜日(11日、12日、18日、19日、25日、26日)の午前10時40分(西御坊駅発)~午後4時35分(西御坊駅着)の時間帯に車内にカウンターを設置し、昔懐かしいさまざまな駄菓子を販売。初日は午前10時40分の出発前から家族連れらが訪れ、糸引きアメ、きなこ棒、うまい棒、ラムネ、ガム、グミなどの駄菓子を買い求めた。
 12日、19日、26日はフォトラリーゲームを行う。寺内町、商店街の10カ所にフォトスポットを設置し、手持ちのスマートフォンやカメラで撮影し、撮影したフォトスポット数に応じて景品をプレゼント。参加受け付けは各日とも午前10時40分から午後3時まで。定員は各日とも先着50人。
 19日、26日は車両を貸し切った臨時列車を運行して謎解きゲーム「リアルサスペンスゲーム~紀州鉄道からのSOS」を行う。運行中の列車内に時限爆弾が設置された想定で、さまざまな道具を駆使し、爆弾を解除し、無事終点までたどり着けるかを楽しむゲーム。両日とも正午からJR御坊駅~西御坊駅で行う。所要時間は約45分。19日は申し込みを締め切っているが、26日は定員に余裕がある。難易度から参加推奨年齢16歳以上。参加費2000円。申し込み、問い合わせは市商工振興課(電話23・5531)へ。


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