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来春に日高港へ日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」初寄港決定 〈2018年4月22日〉

2018年04月23日 08時30分00秒 | 記事

「洋上のオアシス」と呼ばれる日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」=全長241メートル、総トン数5万142トン=が、来年3月23日に御坊市の日高港へ初寄港することが決まった。県が行った操船シミュレーションで「飛鳥Ⅱ」の寄港に問題がなく、今秋に岸壁施設整備も終わることから柏木征夫市長が「飛鳥Ⅱ」を所有する郵船クルーズ(株)=横浜市=にトップセールスを行い、その成果が早速現れた。市を先頭に盛大なおもてなしを行い、定期寄港につなげたい考え。
 
「飛鳥Ⅱ」は2006年2月に就航。デッキは8層あり、乗客定員872人、乗務員約470人、客室数436室(全室海側)。20日に発表された「18年秋~19年春のクルーズ」のメニューに「春の休日 小豆島・紀州日高クルーズ」が入った。3月20日から24日までの4泊5日のクルーズ(横浜~小豆島~紀州日高~横浜)で、日高港には23日に寄港することが決まった。旅行代金は18万8000円~94万4000円。
 大型客船が接岸する日高港の岸壁の長さは「飛鳥Ⅱ」より1メートル短い240メートルしかなく、係船時に綱をつないでおく杭が足りないため、和歌山港湾事務所が施設整備に着手中。岸壁の先端から約20メートル先の海上に係船杭を新設し、船首部分をつなげられるようにする。係船杭は9月ごろ、岸壁と係船杭をつなぐ桟橋は来年2月ごろそれぞれ完成。これにあわせて県が5万トンクラスの大型客船を想定した操船シミュレーションを行い、港内を安全に航行できることを確認済み。
 係船杭が完成する秋以降に「飛鳥Ⅱ」の入港環境が整うため、今年1月に柏木市長が郵船クルーズ(株)を訪れてトップセールスを行い、好感触を得ていた。待望の初寄港に柏木市長は「日高港に日本最大のクルーズ客船『飛鳥Ⅱ』が寄港することは大変うれしい。ここに至るまでご尽力いただいた関係各位に感謝申し上げます。御坊市が率先しておもてなしを行い、定期的な寄港につなげていきたい」と話した。入港・出港時間など詳細は決まっていないが、盛大な歓迎、おもてなしで御坊市、日高地方の魅力を発信する。
 日高港は県内人気観光地の白浜や世界遺産の熊野、高野山地域との中間点に位置し、紀北、紀南のどちらにも日帰りで行ける立地条件の良さからクルーズ船の観光拠点としての役割が期待される。過去に「にっぽん丸」=全長166・6メートル、総トン数2万1903トン=が平成16年、22年~25年、28年の計6回。「ぱしふぃっくびいなす」=183・4メートル、2万6594トン=が26年。引退した「ふじ丸」=167メートル、2万3235トン=が19年、21年にそれぞれ寄港。「飛鳥Ⅱ」の初寄港を弾みに国内大型クルーズ客船の定期寄港はもちろん、外国大型クルーズ客船初寄港にも期待がかかる。


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