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来春県議選御坊市選挙区に楠本文郎氏(元市議)出馬表明 〈2018年5月17日〉

2018年05月17日 08時30分00秒 | 記事

「流れを変えたい」と決意を述べる楠本文郎氏


 来年4月29日の任期満了に伴う県議選御坊市選挙区(定数1)に日本共産党公認で新人の楠本文郎・元御坊市議(63)=同市塩屋町南塩屋、党県委員会南地区副委員長=が16日、出馬を表明した。楠本氏は同市議を35年間務め、昨年10月の総選挙和歌山3区に立候補、落選したが、市内で5千票を超える得票があり「大きな挑戦になるが、当選は決して不可能じゃない。今の政治(県政)の流れを変えたい」と決意を述べた。同市選挙区は自民党現職の中村裕一県議(58)=同市熊野=が9選をめざすほか、保守系の同市議会現職の転身も取りざたされ、三つどもえの可能性もあるため、今後の動向が注目される。

 同市島の「くすもと文郎はげます会(大川克人代表世話人)」事務所で記者会見を行い、同席した下角力・党県委員会委員長が「党公認候補は5人目。現在の2人から5人以上の当選を目指したい。今の県議会は自民党県議団が非常に多く、横暴きわまりない。楠本氏にはそれに風穴をあけてもらいたい。昨年の総選挙で二階自民党幹事長を相手に御坊市内で5099票獲得しており、御坊市選挙区を必勝区に位置づけて頑張りたい」と話した。
 楠本氏は「今こそ『住民が主人公』となる『当たり前の政治』が求められている。総選挙で広い3区を駆けめぐる中で日本社会の典型とも言える暮らしの状況をたくさん見た。南へ行けば行くほど御坊市の10年後、20年後の姿が見え、視野が広がった。日常生活で求められている課題に直面する南塩屋区長という世話役もさせていただく中で、細やかな住民の願いをお聞きしながら広い視野で事に当たるため、今の自分にできる挑戦として県議を選択した」と述べた。
 御坊市選挙区を選んだことには「親しい人から『日高郡から出た方が当選の確率は上がる』という意見もいただいたが、63年間の人生で御坊市を離れたのは4年間だけ。付き合いが深く、市政の課題も分かっている御坊市ではなく、日高郡から出たら、これまで自分は何をやってきたか分からなくなる」。総選挙での同市内得票について「かつて共産党公認が獲ったことのない多大な得票。(今回の出馬に)影響したのは間違いない」と述べた。
 共産党公認には「共産党でなかったら応援する、と言う意見もいただいたが、35年間掲げてきた看板を外せば、今までの政治活動が間違っていたという誤解を与えかねない。共産党が嫌いな人でも政策で一致できれば一緒にやれると思っている。政治的に意見が違っても正しい要望であればその実現に努力するのが共産党」。目標は7千票(投票率70%想定)とし「総選挙の得票に、あと2千票、応援してもらうのは決して不可能じゃない」とし、現職に対しては「これまで本気の選挙はやっていないと思う。お互いに本気の選挙を戦い、しっかり政策論争したい」と述べた。
 政策は(1)農林水産業の第一次産業が県政、御坊日高地域の最優先課題。この地域のポテンシャルを活かした取り組みが必要(2)地方の地域経済を支えている中心は福祉・社会保障、医療・保健分野の雇用。ここに光を当てる政治に取り組みたい(3)憲法と法律で保障されている労働環境が適応されていない。当たり前に年休を取れる職場、インフルエンザで休んでも賃金がカットされない労働環境にしたい-を挙げ、今後、住民の声を聞きながら政策を精査、整理するとした。


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