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印南町 上道改良住宅今年度分合わせ50戸完成 建て替え事業、福祉施設用地整備も 〈2020年3月11日〉

2020年03月11日 08時30分00秒 | 記事

今年度事業で建設したファミリータイプ住宅


 印南町が進めている同町西ノ地の上道改良住宅建て替え事業で、今年度事業で取り組んだ4戸の建設工事が完了。同住宅は同和対策の一環で昭和47年から5年かけて90戸を建設。老朽化が進み25年度から建て替えに着手。昨年度までに46戸が建設、今年度分を合わせると50戸が完成した。

 昨年度までに取り壊した住宅跡地や旧あけぼの保育園跡地、新たに購入した用地に木造2階建てのファミリータイプ、木造平屋の少人数タイプをそれぞれ23戸の合わせて46戸を建設。今年度はファミリータイプ4戸を建設した。来年度は新しく住宅は建設せず、残る旧住宅の解体に取り組むことにしており、12日開会の3月議会に提案の一般会計当初予算に解体撤去工事請負費1200万円を計上している。
 同事業では一部用地を福祉施設に充てる計画をしていたことから、取り壊した住宅跡地約1600平方メートルを障害者が入所する「グループホーム」の建設を計画している社会福祉法人和歌山県福祉事業団に建設用地として無償提供する。今年度中の完了をめざし整備工事を進めており、町によると無償提供する敷地にグループホーム2棟と重度障害者の入浴などを行う生活介護施設を建設される予定になっている。
 今年度事業分で建設したファミリータイプ4戸の施工は中平建設(株)=湯浅町、中平孝治代表=が8687万4700円で請け負った。設計・管理は(株)寺前則彦設計室=同町西ノ地、久岡政弘代表=。


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