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高速道路4車線化、有田~印南21年12月完成へ順調 〈2018年8月4日〉

2018年08月04日 08時30分00秒 | 記事

下部工事が進む野口高架橋(湯浅御坊道路)


 近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会(会長・柏木征夫御坊市長)は2日、御坊市役所で平成30年度総会を開き、沿線の日高、有田両地方、田辺市の12市町長と議会議長が出席。有田~南紀田辺間46キロの4車線化事業は有田~御坊間(湯浅御坊道路)19・4キロ、御坊~印南間9・8キロがともに平成33年12月末完成に向け、今年度中に土工(トンネル、橋上部含む)と下部工すべての工事発注が終わる。有田~御坊間の工事進ちょく率は15%で、沿線各所では目に見えて工事が進み、完成へ地元の期待も高まっている。

 有田~御坊間は川辺ICのフルインター化をあわせて実施。供用中の2車線とほぼ並行で新しい2車線を建設しているが、供用路線は4車線化を考慮せず建設されたため、供用路線が将来の上り線や下り線となるのが特徴。供用路線と交差する箇所(スイッチ区間)は5カ所あり、4車線に対応したICランプを新たに整備し、交通を切り替えてから本線部を施工する。
 用地取得は関係機関や沿線地域、地権者の協力で予想以上のハイペースで進み、16年8月にすべて完了した。この区間で最も早く着工した日高川町と広川町をまたぐ川辺第一トンネル工事は、今の同トンネルのすぐ隣にある避難坑を拡幅する形で掘削を行っており、7月24日現在で延長2641メートルのうち、2446メートルの掘削を終え、9月末にも貫通する見通し。
 着工中の川辺ICフルインター化を含む川辺工事(4・5キロ)は橋梁下部工事41基中、3基で施工中。本格工事に向けて大規模な工事用仮桟橋を施工中。御坊ICを含む野口高架橋ほか2橋工事(1・1キロ)は野口高架橋と日高川橋の基礎工や橋脚の橋梁下部工を施工中。34基中、9基完了、16基施工中で、今月下旬から上部工事が始まる。
 鳥松山トンネル工事(3・6キロ)井関トンネル工事(1・8キロ)なども着々と工事が進んでいる。残っていた中津川第二橋他3橋工事など5工事も今年度中にすべて発注を終える。
 御坊~南紀田辺間(27・2キロ)は交通安全対策、渋滞緩和対策としてみなべICや印南IC合流部周辺で付加車線(2車線)を設置する形で進めており、印南トンネル工事(405メートル)は完成済み。印南インターチェンジ工事や印南川橋他2橋上部工事など3工事は着工中。南部川橋他1橋上部工事など2工事は1件が契約を終え、詳細設計中。1件が発注手続き中。
 このうち御坊~印南間は16年6月に国から正式な事業認可を受け、今後工事が本格化。昨年度で測量や設計などを行い、今年度中に御坊南インターチェンジを含む御坊トンネル他1トンネル工事、青垣内山トンネル工事、北塩屋高架橋上部工事、同下部工事、尻掛橋上部工事、同下部工事の6工事すべての発注を終え、湯浅御坊道路と同時完成させる。残る印南~南紀田辺間は国に早期事業認可を求め、一日も早い全線4車線化をめざす。
 総会では柏木市長が「湯浅御坊道路は全区間で工事が展開され、着々と進んでいる。印南~南紀田辺間の早期事業化を含め、4車線化事業の早期完成に向けて引き続き取り組みたい」とあいさつ。国、地元選出国会議員、西日本高速道路(株)等への要望活動を行うなどの事業計画、予算を承認した。


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