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今年も木村洪平さん(御坊市)ら小竹八幡へ 来年のえと丑の大絵馬奉納 〈2020年12月29日〉

2020年12月29日 08時30分00秒 | 記事


丑年の大絵馬を奉納した木村さん、塩崎さん親子、小竹宮司(左から)


 新年を前に御坊市薗の小竹八幡神社(小竹伸和宮司)に28日、来年のえと「丑(うし)」を描いた大絵馬が奉納された。自営業、木村洪平さん(56)=御坊市薗=が2002年のえと「午(うま)」から毎年描いており今回で20作目。工作は塩崎建築代表、塩崎弘直さん(58)=同=が担当した。

 絵馬の大きさは縦1メートル、横1・9メートル。牛の母子の仲むつまじい様子を描いている。真っ黒な牛の母子はふくよかでのんびり幸せなひとときを過ごしており、新しい年へ大地からは新芽が息吹く。世界平和や泰平幸民(すべての人が幸せであること)、新型コロナウイルス終息を願っている。
 木村さんは9月に脳幹出血を発症。生存率が低い病ながらも1カ月の入院の末一命を取り留め、命を救ってくれた小竹八幡神社への感謝も込めている。後遺症で右手などに麻痺が残ったため、筆をもてるようになったのは今月14日からで新年に間に合わそうと懸命に描いた。
 木村さんは「生存率が低く予後もよくないことが多い大病から復帰できたのは神社の神様のおかげ。ことあるごとに手を合わせに来させていただいていたので助けていただけたのだと思います。麻痺の方も次第に良くなっており、あらためて〝何と霊験あらたかな神社なのだろう〟と感じています。世界中をコロナ禍が襲っていますが、皆さんが幸せな1年となるよう強く願っています」と話している。
 この日、木村さん、塩崎さんと、作業を手伝った塩崎さんの息子・真登さん(28)が神社を訪れ、小竹宮司が祈祷した。
 大絵馬の奉納は、同神社の遷宮300年に当たる昭和52年から木村さんの大叔父、故山中襄さんが始めた。その後木村さんの父・靖夫さんに引き継がれたが、死去に伴い洪平さんが絵筆を受け継いだ。


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