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わかやま高校生クイズ 日高チーム、やったぜ2位 岡ひよりさん、小早川えりかさん、黒田真央君奮戦 〈2020年9月18日〉

2020年09月18日 08時30分00秒 | 記事

 県教育委員会主催の第9回わかやま高校生クイズ in Englishは12日、県立体育館で開き、日高高校2年の岡ひよりさん、小早川えりかさん、黒田真央君の3人からなるチームが、参加54チーム中2位に入った。英語部の岡さんと小早川さんの確かな英語力と、社会科が得意な黒田君の豊富な知識を武器に、競り勝った。

 英語を母国語とするネイティブスピーカーが、和歌山県や日本、世界の事柄、英語についての知識などに関するクイズを英語で出題し、3人1組の各チームがそれを聞き取って解答する方式。日高ほか耐久や向陽、田辺など県立10校と私立3校の計13校から54チーム162人が参加した。
 予選は○×クイズ。15個の正解を先取した6チームが本戦出場権を獲得する方式で、日高は2番目に本戦出場権を得た。
 本戦は3ポイント先取制の早押しクイズ。まず3チームずつのグループに分かれて準決勝を行い、各グループ上位2チーム計4チームが、決勝戦で競った。
 準決勝で田辺、近大附属と競い、順調に3ポイントを先取した日高は、田辺の1チーム、近大附属の2チームとで決勝戦。日高は「自然環境等を守るため、市民活動等によってその土地を買い取ったり、自治体に買い上げと保全を求めたりする活動は?」とのクイズに、黒田君が「ナショナルトラスト」と正解し1ポイント獲得。田辺に3ポイント先取され優勝は逃したものの、近大附属の2チームはいずれもポイントを取れず、日高はこの1ポイントで2位を決めた。
 3人は、同大会に向け、県の歴史や文化、自然環境に関心を持ってもらおうと県教育委員会が発行している副読本「わかやま何でも帳」を読んで、知識を広げるなど準備をしてきた。2位入賞に「うれしい。問題はゆっくりで、割と聞き取れた」「早押しクイズでは誰も押せないマニアックな問題もあった」「『わかやま何でも帳』を読んで、知らなかった和歌山のことを知れた」と笑顔で話した。


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