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日高川町長選 久留米啓史氏(新人)後援会決起集会 〈2017年4月25日〉

2017年04月25日 08時30分00秒 | 記事

三村後援会長や久美子夫人とともに頑張ろうコールに
答える久留米氏(写真右)


 5月16日告示、21日投開票の日高川町長選挙(5月28日任期満了)に出馬表明している新人で元町公室長の久留米啓史氏(60)=江川・無所属・農業=後援会は23日、小熊地内の本部事務所で決起集会を行い、確勝を期して約800人が気勢を上げた。久留米氏は「住民の皆さんを一番に心に置きながら、皆さんと協力して豊かな日高川町を創り上げたい」と出馬への決意を述べた。告示が3週間後に迫ったが久留米氏以外に出馬を表明している予定者はなく、無投票当選の公算が大きくなっている。

 小熊地内の県道御坊美山線沿い(有)岡クレーン前に開設していた本部事務所で午前10時から行い、保守系の町議会議員10人全員が駆けつけたほか、周辺市町の議会議員などの来賓はじめ約800人(主催者発表)の支援者が集まった。
 三村康雄後援会長が「公室長や総務課長の経験を生かし、市木町長の後を引き継いでより良い日高川町を創りたいという熱い思いを持っている。しかし、一人では何もできません。皆様の力が必要です。どうか久留米氏に皆さんの大きな力を貸して頂き、町長選を勝ち抜きたい」と述べた。
 市木久雄町長は「ともに仕事をさせて頂いたが、まじめで何事にも積極的で助けて頂いた。久留米さんであれば安心して町政を任せられる。無風状態だが、選挙はいつ風が起こるか分からない。告示日まで支援の輪を広げ、16日には笑顔でバンザイができることを願いたい」と支援を呼びかけ、木村雅人・仁坂知事後援会事務局長、二階俊博自民党幹事長秘書の俊樹氏、冨安民浩、中村裕一両県議、龍田安廣町議会議長らもあいさつした。 
 久留米氏は「市木町長に背中を押して頂き、微力だが立候補を決心した。住民の皆さんを第一に考えた町政をさらに進め、ともに力を合わせて豊かな日高川町を創り上げたい」と述べ、スローガンに掲げる「みんなで創ろう豊かな町を!」への思いを語った。「農林業を中心に発展してきた町。産業振興に力を入れ、若い人が町に住んで頂く施策を積極的に取り組む。そのための就労対策にも取り組む」と、産業振興や若者定住施策による人口維持を図るとし、「暮らしやすい人に優しい行政を進めたい」と子育てや高齢者支援、災害に強い町づくり、健全な財政運営を図る行財政改革の5つの政策目標を説明。「私一人では何もできないが、皆様と協力すれば必ず豊かな日高川町を創り上げていくことができる。今後とも皆様の支援を頂きたい」と述べ、井原士朗・後援会美山支部長の頑張ろうコールで気勢を上げた。
 同陣営では、11日からミニ集会をスタートさせており、今後も5月5日までに川辺地区全域で15カ所、中津地区は旧小学校単位の5カ所、美山地区でも3カ所の合計23カ所で開き、久留米氏本人が政策目標を訴えながら支持拡大に務める。
 本部事務所は、小熊2522の2(電話24・1085)。


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