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第15回本社杯ジュニアバレー、印南はまゆうAが11年ぶり優勝 〈2016年11月15日〉

2016年11月15日 08時30分00秒 | 記事

優勝の印南はまゆうA

準優勝の南部女子A


 第15回紀州新聞社杯ジュニアバレーボール大会第39回日高郡市ジュニアバレーボール連盟秋季大会は13日、松洋中体育館と美浜町体育センター、河南中体育館で開き、Aリーグで速い攻撃のバレーを展開した印南はまゆうAが11年ぶり2回目の優勝を飾り、準優勝は南部女子A、3位は南部男子Aが入った。Bリーグは南部男子Bが優勝、南部女子Cが準優勝だった。

 Aリーグ17チームを4ブロック、Bリーグ8チームを2ブロックで変則リーグ戦を実施。Aリーグは予選を突破した南部女子A、稲原、内原A、御坊つばさ、南部男子A、日高中津、印南はまゆうA、川辺ひかり女子の8チームが決勝トーナメントに進出した。
 印南まはゆうAは決勝トーナメント初戦の川辺ひかり女子を2(21-3、21-5)0、準決勝の南部男子Aを2(21-16、21-9)0とともにストレート勝ち、一方の南部女子Aも初戦の稲原を2(21-3、21-6)0、準決勝の内原を2(21-6、21-11)0と強さを見せた。
 決勝は速い攻撃が冴えた印南はまゆうAが第1セットを21-15で先取。第2セットは印南はまゆうAのセンターアタッカー・湯川を中心にした攻めに対して南部女子Aが築山の決定力を武器に粘って拾うバレーで応戦し、終盤まで大接戦となり、18-18から南部女子Aが3連続ポイントで第2セットを奪取。最終セットも11-11まで一進一退の攻防が続き、上野のサービスエースが出るなど終盤に流れをつかんだ印南はまゆうAが連続ポイントをあげて15-11で試合を制した。
 印南はまゆうAの山崎進監督は「決勝は南部女子が強く、厳しい戦いだった。トスワークが冴え、センターラインが踏ん張り、選手全体がバランスよく頑張ってくれた。少しの差で勝てることができた」。湯川陽菜主将は「周囲の皆さんが応援してくれたので、選手全員が盛り上げられた。南部女子は粘り強く、何度も返されたが、全員が勝ちたいという気持ちを出せ、一丸で頑張れた。優勝できてうれしい」と話した。
 南部女子Aの石井尚之監督は「決勝は厳しい戦いだったが、コンビバレーとともにサーブが良く、接戦に持ち込めたのが大きかった。今後に生かしたい」と振り返った。
 Bリーグは予選突破の南部女子Cと南部男子Bが決勝を行い、2(10-21、21-16、15-12)1で南部男子Bが優勝した。
 閉会式で山崎進大会長(日高郡市ジュニアバレー連盟会長)からAリーグ優勝の印南はまゆうAに優勝カップ、盾、金メダル、準優勝の南部女子Aにカップと盾、銀メダル、3位の南部男子Aにも盾、銅メダルを贈呈。Bリーグ優勝の南部男子Bにカップ、南部女子Cに盾を贈った。
 個人賞は優秀賞に叢蓮奈さん(印南はまゆうA)、築山実波さん(南部女子A)、敢闘賞に木村日茉莉さん(稲原)、塩崎沙也佳さん(内原A)、木村心春さん(御坊つばさ)、前芝皓規君(南部男子A)、小早川綾香さん(日高中津)、小林愛弥さん(川辺ひかり女子)を選んだ。
 Aリーグ決勝トーナメントの結果と上位チームメンバーは次の通り。
【決勝トーナメント】1回戦=南部女子A2-0稲原、内原A2-0御坊つばさ、南部男子A2-0日高中津、印南はまゆうA2-0川辺ひかり女子▽準決勝=南部女子A2-0内原A、印南はまゆうA2-0南部男子A▽決勝=印南はまゆうA2-1南部女子A▽3位決定戦=南部男子A2-0内原A。
【メンバー】印南はまゆうA=山崎進(監督)松下みずほ(コーチ)湯川弘(マネージャー)湯川陽菜(主将)、浜本知夏、湯川季咲、上野愛果、叢蓮奈、畑中舞桜、保川惺奈▽南部女子A=石井尚之(監督)築山実波(主将)早稲田愛子、松山遥香、赤堀来海、松場理紗、法忍明日香、坂本実優▽南部男子A=生駒明広(監督)前芝皓規(主将)辻本裕紀、山本祐希、政井一槻、堺目啓治、山根史也▽南部男子B=北山喜浩(監督)前田涼介(主将)山下陽生、中本亮太朗、久保恭平、前田大輝、武田翔太、横山登磨、新谷潤矢、吹石裕登▽南部女子C=中林弘(監督)下地紗弥乃(主将)米澤心望波、原愛、長瀬日鞠、築山奈那世、前田結衣、中田夕貴、庄司妃華、塩路里葉、水崎咲良、岩崎優月、辻本莉子、小谷莉央。

安達主将が元気に宣誓
25チームそろい開会式

元気よく宣誓する安達智樹主将


 開会式は13日午前9時から松洋中体育館で行い、昨年Aリーグ優勝の南部女子Aを先頭にA、B両リーグ25チーム、197人が元気よく入場。郡市ジュニアバレーボール連盟の東久保隆秀副会長が開会宣言し、南部女子Aが優勝カップ、稲原が準優勝カップを返還したあと、山崎進大会会長が「(20日の県大会に出場しない)6年生にとっては小学生最後の公式試合となる。全力を尽くして頑張って下さい」と述べ、本社を代表して山本俊一編集長が「元気に思いっきり、そして楽しくプレーし、いい思い出となるよう頑張ってほしい」と激励。選手を代表して川辺ひかり男子の安達智樹主将が「日ごろの練習の成果を十分発揮し、仲間を信じて全力でプレーする」と元気に力強く宣誓した。


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