録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

第12世代Core、動画エンコードははたして

2021-11-26 15:40:48 | Weblog
海外系の通販サイトだとこの時期は「ブラックフライデー」と称して特売が行われるので、せっかくだし見てみようか・・・。と思ったけど思ったほど安くない? と怪しんだら考えてみたら円安でした。うーん、輸入だと届くのに最大一か月くらいかかるからギリギリ年内に到着するのでちょうどいいんですよねぇ。Amazonでもブラックフライデーセールはやってますが、欲しいものとバーゲンされているものがなかなか一致してくれません。この間買ったHDDとかむしろ1円高くなっていたし。
ただ、PCエンジンミニ、妙に安くなってますねぇ。発売されたのは昨年の初め頃なんですでに一年半以上前のゲーム機ですが、わたし、買った直後ほどではないにしろいまだに遊んでいるほどボリュームのあるゲームが豊富です。どうせレトロゲームばかりなので一年や二年じゃこれ以上古くなりようがないですし。このお値段なら「スナッチャー」や「天外魔境2」とかが遊べるだけでもお得だと思います。
 

と前置きは終わりにして。

Intelの第12世代Coreが発売されてしばらくがたち、各評価サイトやインフルエンサーからベンチマークでRyzenとの比較絶賛される記事が大量に書かれており、わたしも使ってみたいので早くTDPを抑えたK無CPUを出してほしいのですが、いつになることやら・・・。そういや第11世代も9/7/5しか発売されず、おそらく3やPentiumの第11世代が出ることはこのままなさそう・・・というくらい下位の切り捨てが進んでいますから、12世代はこのままベンチマークスコアの良いK有CPUのみでいくんじゃ・・・なんて気もしてます。誰しもが巨大なケースに入れてオーバークロックしてゲームがしたいわけじゃないんでけどねぇ。まぁ下位の切り捨てはAMDも似たようなものですし、世界的な半導体不足の影響や旧世代の在庫処分の方が先ということもあるでしょうからとりあえず新世代はフラグシップのみ、どうしても低発熱なCPUが使いたければモバイル用CPUを使った小型機やベアボーンで使え、っていうのがCPUメーカーの意志なのかも知れません。
さらにわたしのCPU性能に対する興味は当然のように動画エンコードに偏っており、他は二の次です。そもそもベンチマークや商業サイトの計測の仕方が実際の動画エンコードの性能と必ずしも一致していなくて知りたいことが知らされないことがある、ということは過去の実績が証明していますから現状ほとんどの情報が役に立たず、やきもきしていたところ、あのAsciiが珍しくも少し参考になる記事を書いていたので取り上げてみましょう。


他のベンチマークの結果などから比べると動画エンコードはイマイチ・・・という記事になっています。ただ、最初に性能イマイチなことを書いておいて、記事後半は定番ベンチマークやゲームのフレームレートで評価を上げさせる、「最初によくなかった点を書いておき、真ん中でデーンと、後半は何をやっても優れているかに見える構成で読者にすごい、といういい印象を与えて終わらせるようにしてある」あたり、さすがAscii、Intelへの高い配慮は忘れていないなぁと感心させられます。が、わたしはそんな後半などどうでもいいので動画エンコードの部分だけに注目しましょう。特に見ておきたいのは最近わたしもベンチマークとして使っているHandbrake。以前も「Eコアしか使われなかった」らしいということは書いていましたが、それによる結果を見せつけられるとこれが予想以上に遅かったですね。動画のフォーマットが必ずしも我々の必要としているものとは違うのでこれだけで結論はつけられませんが、i7比でEコアのみだと第11世代Coreの3~4倍もエンコードに時間がかかっています。噂によるとEコアはATOM系のCPUの延長だそうですからもともとパフォーマンスには期待できませんし、かつHTもなしでコア数も少なく、遅いのは当然です。だからと言って無理やりPコアだけでエンコードをするともちろん比べ物にならないほど速くなるものの、物理コアの数が少なくて同クラスのRyzenに劣る・・・となっていました。もっとも、このテストはいまさらWindows10で行われているという不完全なものになっています。第11世代Coreでは同じWindows10でも11世代発売直後とそのあとの大型バージョンアップの後では大きく違うパフォーマンスを見せていました。もちろんWindows11でも異なります(11で速くなったわけではないです)。おそらく11でも最適化がなされておらず、十分なパフォーマンスが出なかったのであえて10にすることで「未完成な状態での検証なのでこうなった」ということにしたかったのでしょう。ただ、OSが最適化したくらいで動画エンコードを高速化できるでしょうか? 正直Eコアの弱さは予想以上であり、OSではなくソフト、特にエンコードエンジン自体がよほど第12世代Coreに最適化されない限り、Eコアに任せる処理を増やせば増やすほど足を引っ張る結果になりそうな気がするのですが・・・。正直そこが一番恐れていた部分なのですが、それは現実のものだったかも知れません。
だからこそ試すのが楽しみなのがわたしの悪い性癖なんですが。幸いあくまで「少しは参考になる」程度にとどまってますし、わたしが調べる余地は十分残っています。なんとか来年春くらいまでにはラインナップを下位に広げてほしいなぁと切に願います。
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Windows11の面倒くさい点

2021-11-16 12:39:31 | Weblog
なんとなく気が向いてSSDとHDDを買いました。SSDはもちろんM.2.のNVMeで、これで手元のデスクトップPC全部起動ディスクをSATAからM.2.に変更終了。今回最大の目的はM.2.に変更することそのもので、別に体感速度が大して速くなるわけではない(何度も言いますがベンチマークを計ればは確実にSATAよりNVMeの方が速いのですが、体感は別)のですが、まぁSSDはたまに変えないと後が怖いのでこういう気が向いたときに変更するのがよろしかろうと。
唯一怖かったのがOS移行ソフトが使えなくなっていること。WEBでもYoutubeの動画でもSSDにOS環境を移すやり方の紹介が「いくらでもある」ほどですが、今はその大半が通用しなくなっています。ほぼ同時期になぜか各社一斉に無料版からクローンコピー機能を削除したからです。もちろんお金を払って有料版を買えば話は別ですが、やりたいのは移行だけなので無料で済ませたい、って人には受け入れがたい話。で、前はAOMEI Backupper Standerdを使い、よく紹介されているようなクローンコピーを行うのではなくさらに別のHDDを用意し
1.システムのバックアップファイルをHDDへ作成
2.新しいSSDにそのバックアップを解凍
という二段階方式なら無料で移行ができることを書きました。そしてそのやり方は今回もまだ通用することを確認できました。すなわち無事に環境まるごとの移行は無料で行うことができたのです。このやり方はメーカーも紹介している方法なので無料版で利用しても全く問題ありません。そういえば前に同じ方法を試したときはWindows10でしたが今回はWindows11。OSが変わっても問題なくできましたね。ただ、クローンコピー機能の削除の経緯を考慮するといつ二段階コピー機能が使えなくなっても不思議ではありません。一部のSSDメーカーは自社製品を使用する場合限定でクローンコピーのできるソフトを提供しているところもありますので、将来はそこを基準に購入することになるかも知れません。

まぁそっちはいいのです。問題は新しいHDDを導入したPCの方です。これは先のものとは別のPCですが、OSはWindows11です。
主に録画ファイルの保存用に使っていたHDDがパンパンになってしまったのでより大容量のものと交換することにしました。それがまずかった。何も考えず旧HDDを外して新HDDを同じ場所同じコネクタに装着し、あとでUSBのHDDアダプタ経由でファイルをコピーすればいいや、くらいに思ってしまったのです。結果、Windows11がズタズタになりました。わたしとしてはファイルの保存場所にしか使っていないつもりだったのですが、OS側が勝手に重要なファイルを隠しファイルで保存していたようだったのです。これはWindows11だけでなくWindows10でもある現象ですが、すっかり忘れていました。OSが重要ファイルを発見できなくなって起動に失敗し自動修復が行われたものの、サイインインが出来ない、タスクバーにスタートボタンが表示されないなど不具合連発。あわてて旧HDDを元に戻したものの時すでに遅し。すぐ思いつく程度のやり方では何をやっても復元が出来ず・・・。面倒くさくなってきたのでまぁいいか、とOSを一から入れなおすことにしました。どうせわたしの使うソフトなどたかが知れてます。こうしたトラブルの損失を最小限に抑えるため、有料ソフトは分散して使っていますし無料で入手できる重要ソフトはHDDの方に入れて管理かつ全PCに最低二つずつ保存してありますから環境の再構築などいつでもできます。数時間かかるにはかかりますがPC一台くらいいいや、とWindows11を一から入れることにしました。11に移行してから一か月くらいしかたってないのに早くもインストールしなおしか、我ながら使い方が荒いなぁとちょっと反省しましたが、結果Windows11を一から使う経験を得られたのはよかったかな、と。

スタートボタンの位置はアイコンの配置などは10→11のアップグレードの際に経験済みなので問題なし。ちゃくちゃくとドライバやランタイム(これも後に入手困難になることを恐れ、別途ファイルを保存しておくことにしました)をインストールし、環境をそろえます。しかし、この時一つだけ環境構築を妨げる壁が眼前に立ちはだかりました。ブラウザです。
わたしはVivaldiというブラウザを愛用しています。当然新たなスタートを切ったこのPCでもVivaldiを継続利用する気なのでダウンロード。その時だけはMicrosoftのEdgeを立ち上げるんですが、URLバーにvivaldiと入れて検索すると、一番上に”Microsoftの最新ブラウザをどうぞ"とPRが入るのがどうにもこうにも。Windows10の一時から別のブラウザを使おうとするたび「Edgeを使え、Edgeを試せ」と警告が入るようになりました。確かにMSのブラウザと言えば以前のInternetExplorerのイメージが根強く、その独善性のせいで印象が悪いのですがEdgeに関していえばその点は大幅に改良~というか完全な別物に変更~されていて独自性が少なく、だいぶ素直なブラウザになっているみたいで使って悪いということはないのでしょうが、すでに他のPCやAndroidで別のブラウザで同期させている環境を持っている人はなるべくなら移行したくない、というのは当然でしょう。なのでMSのPRや警告を無視してVivaldiをダウンロード・インストールします。Vivaldiからは「Vivaldiを既定のブラウザに設定しろ」との警告が入るので設定の"アプリ"欄から既定のアプリを立ち上げると・・・。なんかWindows10と全く雰囲気が違う並び方です。Windows10なら音楽プレイヤーはコレだ、ブラウザはこれだ、と既定になっているソフトの一覧表が出ますが、11ではインストールされているソフトそのものの一覧が表示されており、どれが今既定になっているのかわかりません。まぁVivaldiを選んで既定にすれば・・・と思いきや、ブラウザで使用するファイル形式の一覧表が並んでおり、当然ながら全部にEdgeが紐づけされています。それをいちいちVivaldiに変更しないと既定ブラウザはVivaldiに変更されないのでしょうか? ああ、なんでこんな面倒くさい仕様に変更になったのか。
結論からいいますと、絶対変更しなければならない項目は二つだけ。HTTPとHTTPSです。正確にはHTTPさえ変更すれば既定ブラウザが変更になりますが、HTTPSも変更しておいた方がいいでしょう。他には".htm””.html""FTP"も変更すれば万全です。もちろんWindows10で"既定のアプリ"を変更済であれば既定のブラウザは変更済になっており、上記の五つが対応されています。他のソフトはファイルごとの既定可でもいっかと思いますがブラウザは原則使い慣れたものだけが立ち上がってほしいもの。なんでこんな面倒な仕様になっているんでしょうね。
ブラウザというものを壊してきたのはMicrosotです。インターネットが当たり前になりつつあったころ、将来はソフトやサービスはOSではなくブラウザ経由になってそれに依存するようになる、と言われるようになっていました。そのころからMSは動きだし、ブラウザの無料配布やOSとの統合、MS製IEでなければ正確に表示できない方式の採用など積極的に進めてきた結果、一時は大きなシェアを占めるものの逆に嫌われ、Googleの台頭を許してしまうのです。そしてMSが恐れていた通り、とまではいきませんでしたが、OSは二の次でブラウザ経由となるサービスは当然のように使われています。MSがEdgeを押すのはGoogleのChromeばかりになってOSはただのブラウザのための土台を提供するだけになることを恐れてのことでしょう。以前とは似ているようで立場はむしろ逆転している感がありますが、だからと言ってEdgeを使わせようとするあまり使い勝手を悪くするのも本末転倒だろ、と思うのですが。それを理由に11に移行しない人さえ出るかも。

と、珍しく11を褒めないわたしでしたが、環境の再構築はほぼ終了、多少忘れていたとしても思い出した時に入れていけばいいだけです。こういう完全再インストールがたまにあるため、わたしは起動用SSDの容量に不足することが全くありません。一応500GBや1TBを起動用SSDに使っていますが、全部200GBも使っていません。大きなファイルはHDDに保存しますからSSDでその処理は必要ないのです。長年使ってジャンクファイルが増え、いつの間にか足りなくなってきたら交換しよう・・・とSSDを使い始めたころは考えていたのですが、それよりもOSを入れなおす機会が来る方が早いのでたまる暇もないんですよ。その空いた分は書き込み分散による耐久性の向上やキャッシュとして使われるから無駄ではないんでしょうが、変え時というものが難しくなりますよねぇ。HDDと違って読めなくなったらどうやっても終わり、なのがSSDですから。適当に容量が増えて安くなった時でいいかな?
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ワクチン二回目

2021-11-13 15:49:05 | Weblog
先日、対コロナウィルスワクチンの二回目を接種してきました。ちゃんと前回と同じモデルナ製ワクチンであることを確認したうえで会場のスタッフにそれを告げると、前回のように待たされることなく一人で接種会場へ向かってくれ、と指示がありましたので会場へ。予約時間より30分以上も早く着いたのに即接種を済ませることができました。
友人から話を聞いていた時には「一回目と別の腕に打った方がいいと言われた」ということだったのですが、わたしの場合「一回目と同じ腕に打ちます」と言われて若干困惑。どっちが正しいんでしょうね。担当者がうまかったのかわたしが鈍くなっているのか、注射そのものはいつ刺したのかもわからないほど痛みがなく、あっという間に終わってしまいました。さっさと帰宅して、その日は予定より早く店を再開することができました。
ところが翌日、前回もそうだったんですが今回も注射を打った左腕が非常に痛い・・・。痛みそのものは前回と同じくらいだと思いますが、二回目は範囲が広く、二の腕だけでなく肘まで痛いという状況で、左腕に全然力を入れることができません。これだとさすがに仕事に支障があります。なにせウチで商売に使っている蔵は早くて明治(鍵に明治の年号の記載がある)、実際はそれ以前から使っている古いもので、鍵を開けるにせよ扉を開けるにせよかなりの力と独特なコツが必要なのです。鍵の仕組みも形も現在の常識とは全く違うのでピッキングはあらかじめ調べて専用の道具をそろえない限り無理、という点ではセキュリティは強力なのですが、鍵を開けるのにさえ力がいるという構造のため両腕が使えないと開けられません。前回の痛さでも苦労したのに今回はさらに動かないし・・・。というわけで一日店を休むことにしました。ただ、せっかく休みにしたのでじゃぁ支払いだの普段は隙を見ては店を閉めて短時間で行っていた外の仕事をまとめてやってきたので店は休んでも仕事をしなかったわけではないですが。
今のところ、ワクチンの副作用・副反応はそれくらいです。さらに翌日になって肘の痛みはあらかた消えましたが肩の筋の痛みは昨日に近い感じで残っており、まだきついものの蔵の扉が開けられる程度には回復しましたので店は再開しています。まぁそれでも熱が出た、体中が痛い、苦しかった、などの他者の話から比べればかなりマシですけどね。まぁわたしの場合中途半端に左右両利きのせいで無意識に左腕で行動をしようとするたびに痛い思いをするという弊害がありますが。
というわけでどうやら無事に済んだみたいです。最近は感染も収まっている傾向だし(その一因として日本ではウィルスが変異に失敗した、という説が出ていますが本当かどうか知らない)、来年春くらいには久々に少し休みをとって東京とか行けるかな?ただ、そのころまでにまた海外からウィルスが入ってきて新たな感染が、とならなければいいのですが。
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Intelから第12世代Core登場!

2021-11-05 16:28:55 | Weblog
第11世代が出たのが今年だったので、早すぎという気がしますが、Intelから第12世代のCoreCPU、Alder lake-Sが昨日発売されたようです。新CPUの特徴としては、製造をもう何年も使い続けてきた14nmから10nmに変更したこと。今までのIntelの10nmはもっぱらモバイル、それも低発熱向けにしか提供されず、デスクトップはもちろんモバイル用もパフォーマンス向けだと14nm製造のCPUを使っていたあたりから高クロックの出せない製造プロセスと言われてきましたが、ようやく高クロックにも対応できるパフォーマンス向けに改良できた、ということなんでしょう。ただ、Intelはこれを10nmと呼ばず、Intel7という呼び方をしています。これはTSMCの7nm相当の微細化が行われているというハッタリを込めた数字を付けたネームのようで、ようするに昔AMDがAthlonXP時代に導入してあーだこーだ言われたモデルナンバーの再来です。あの時は実際の性能はともかくクロックだけはやたら高いPentium4に対抗するための措置でしたが、あれ以後CPUがクロック数で呼ばれなくなり、モデルナンバーのようについた型番の数字でCPUが呼ばれるのが当たり前になっていきましたし、ある意味新しい時代を作ったネーミングであったと言えます。Zen2の時AMDはやたら7nmを強調していましたから、それへの対抗も当然あるでしょう。ただ、わたしらユーザーとしては製造プロセスの数字などは半分どうでもよくて、高い性能をそれほど熱対策にこだわることなく発揮できてくれればそれでいいんですけどね。
その高い性能に直結すると思われる最大の目玉が、2種類のコアが混ぜてある点です。Pコアと呼ばれるHTも有効になるパフォーマンス向けのコアの他、主にバックグラウンド時に使われるHTが有効にならないEコアの2種類です。このため、Core i9は16コア24スレッド、i7は12コア20スレッド、i5ですら10コア16スレッドもあるという従来をはるかに超える多コアを実現しています。こうしたやり方はスマートフォンに採用されているARM系のCPUでは当たり前のやり方ですが、これをパフォーマンスのデスクトップ向けに初めて導入してきたのが第12世代最大の注目点です。ただ、このやり方はあえてパフォーマンスを出さない省電力には役に立ちますでしょうが、少々の電力消費を厭わずにパフォーマンスを出したい時にはどれほど役に立つのか・・・。単純に考えるとかえって足を引っ張る可能性さえあります。実際、Asciiの記事では「動画エンコードアプリ「HandBrake v1.4.2」でエンコードのスレッドが“ほぼ”Eコアのみに割り当てられてしまう現象に遭遇した 」とあり、高性能CPUを動画エンコード用として使いたい層には少々不安があります。各ソフトの対応を調べたり、場合によっては複雑なやり方で調べる必要もあるかも知れません。正確な能力を調べるには今までより手間がかかりそうです、楽しみですけど。
確実に存在する欠点としては周辺機器の不足。まず考えられるのはCPUクーラー。規格が変わってしまって今まで使っていたCPUクーラーの流用ができなくなってしまったことがあります。ものによっては対応させたリテンションパーツを別売りするようですが、入手は難しそう。現状の全機種でCPUクーラーは付属しないので多くの人は別売りのCPUクーラーを同時購入するしかないわけですが、ショップの通販を見ると少々高額な簡易水冷タイプしか売ってません。Intel7と言っても現在発売されているインフルエンサー向けハイパフォーマンスモデルでは相当の発熱があるため簡易水冷が推奨されているという点もあるでしょうが、i5クラスを欲しい人にはそこまで高価なクーラーはちょっと・・・と思ってしまいます。高値安定のRyzenと比べてもはや安いと言われるCoreですが、CPUクーラーを考えるとミドルクラスあたりでは逆転しそうです。
もう一つ不足が明らかなのがDDR5メモリ。案の定品切れのようです。DDR4に対応させることは可能とのことなのでそのうち出るDDR4マザーを待つのも手ですが、せっかくなのでやはりDDR5でやってみたいですよねぇ。

と、いうわけで調べるにはとても面白そうな第12世代Coreですが、
・K付の高TDPモデルしか出ていない、かつ売り切れ
・CPUクーラーを高額なものを新規で買うしかない
・マザーが高額なATXしかない
・メモリが入手できない、できても高い
と、どうやってもかなり出費を覚悟しないといけないシステムになってしまいます。ただ、それでも飛びついた人は多かったらしく、ツクモのWEBショップサイトを見てみたところ、すでに多くのモデルが"在庫なし”もしくは"完売"で(どう違うの?)、在庫ありなのはCore i7-12700KFのみ。あとCore i5-12600KFが入荷次第販売となっているだけです。KFよりKが人気なんですね。真っ先に飛びつくユーザーはIntelの内蔵GPUなんか無視してグラボを積むでしょうからてっきりKFが先に売れるかと思っていたのですが、意外でした。第11世代の時はK無CPUがあったこともあって簡単に買えたものですが。

わたしは、やはりいつものミドルTDPモデルやMicroATXマザーが出るまで待つつもりですし、よほどいち早く使いたいという人以外は待ったほうがいいでしょう。まぁ第11世代もTDPさえ目いっぱい上げてやればZen3並みとはいかなくてもZen2くらいのパフォーマンスは出ます。この間、愛用の11700でPL1を95Wまで上げて24時間耐久動画エンコード(x265のVerySlowを使ってH.265/HEVCへ2時間フルHD映像を変換するとそれくらいの時間がかかる)、という過酷なテストをやってみたのですが、平均3.5GHz前後のクロックで約60度(クーラーは虎徹)を保って安定、見事完走しました。これで常用してもよさそうなレベルです。新型および周辺機器の供給が安定して、もう少し低価格でも組めるようになるまでは旧世代で粘りましょう。
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Ryzen 7 5700GもWindows11にしてみた

2021-11-04 00:10:02 | Weblog
Windows11をCore i7 11700とRyzen 7 PRO 4750を搭載したPCに入れてから特に問題なく動き、そろそろ操作も慣れてきたので、メイン機であるRyzen 7 5700G機もWindows11にしてみました。最初はIMEの変換ができず、メイン機でこれは困るとあせりましたがアップデートしたらあっさり解決しました。OSアップグレードの後は必ずアップデートしましょう。

さて、パフォーマンスはどうでしょうか。すでにRyzenのL3キャッシュ問題は解決済みのバージョンになっていますので、最適化チップセットドライバを充てる前と後のいつもの動画変換をHandbrake 1.4.2で変換して、OS変更直前の10でも同条件で行った速度と比較してみましょう。

10 41分46秒
11 41分54秒
11(ドライバ後) 41分31秒

それぞれを比べると誤差よりちょっと大きい程度ですが、11だけを見ると41分台の23秒というのは結構大きな差です。少なくともパフォーマンスを理由に11にしない、という話はないと言っていいでしょう(もちろん動画エンコードの話ですが、あとは別に要らないでしょう)。
ただ、一応10で動いていたのに11で動かないため、11へのアップグレードを阻むソフトがありました。マザーボードに付属していたツール、TURBO LANです。Windows11のインストールツールからはcfos SpeedDriverとして認識されていましたが、これがあると11にできないそうです。まぁあってもゲームの際のネットアクセスの瞬発力が早くなる程度で、そういうネットの速度がものをいうようなゲームはやらないわたしにはそもそも要らないツールだったのでサクっと削除しました。

Windows11がこまめなバージョンアップを繰り返しているので、Core i7 11700もパフォーマンスの変更はあるかと思い、やはりHandbrake 1.4.2でテストします。

10(最初期 1.3.3使用)
57分36秒
10(アップデート後 1.3.3)
51分01秒
11(初期 1.4.2)
56分42秒 
11(最新)
56分46秒

うーん、変わってないですね。Ryzenの改良はあってもCoreの改良はないみたいです。
ひょっとしたらデフォルトじゃなくてTDPを上げたら違うかもしれません。PL1を95W、TAUを有効にしてテストしましょう。

57分02秒

・・・むしろ落ちました。TAU関連はとことん弱い設定になってしまったのでしょうか。少なくとも10の時は速度は上がったのですが。
そういえば、TAUは使わないほうがいい、というコメントを前にいただきましたね。単にPL1を95Wにするだけにしてみましょうか。

47分45秒

おお、これは素晴らしい。5700Gにはおよびませんが4750Gにはかなり近い性能です。前に10でTAUと95Wで上げた速度に近いデータです。11でパフォーマンスが落ちたのは当初はセキュリティ問題ではないか? と思っていたのですがRyzenの状態を見る限りセキュリティ強化によるパフォーマンス低下はなさそうです。Coreが落ちたのは動的な温度調節がまた以前のように、あるいはそれ以上に抑えたものになっただけでしょう。11月4日には早くも新CPUが発売されますし、すでに第11世代Coreはフラグシップとしての役目は終えたわけですからもう無理しない方針に変えたのかもしれません(むしろ第12世代を引き立てるためには遅くなる方がいいのかも・・・ボソッ)。なんかそういう意味でも第11世代はお買い得ならぬお買い損なCoreだったように思えます。第12世代もインフルエンサー向けばかりではなくTDPミドルクラスなK無CPUも早く出してほしいです。もちろんそれ以下のエントリー向けも。


まったく違う話。Twitterの日本トレンドにも出てましたが、ゴジラフェスのオンライン開催の中で一応「新作」扱いされていた「ゴジラVSヘドラ」がYoutubeで配信され、かつ単独公開もされました。
新作と言ってもアトラクションのような映像を加工した感じで、本格的とはちょっと遠いものです。個人的にはゴジラとヘドラが動きすぎるのが気になりましたね。それでもツボを押さえた演出は時折ニヤリとさせられます。ちなみに相手がヘドラなのは、今年はヘドラ生誕50周年でもあるからだそうです。埋め込んでこのブログからみられるようにしようかと思っていたらうまくいきませんでした。できないようになっているのか・・・。残念。リンクだけ貼っておきます。
相手がヘドラなせいか、ゴジラが敵怪獣を倒しに来るだけのヒーロー役になっています。最近は海外の人がYoutubeで公開しているCGやコマ撮りを駆使したオリジナルゴジラ映画をよく見ているのですが、みんなこの作品みたいにゴジラがヒーロー役なんです。日本では非難の対象となっていた1970年代におもに作られたヒーローゴジラですが、海外ウケはよかったみたいですね。

さて、やっと「ゴジラVSコング」のBD届きました。次の休日にゆっくり見よう。
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三菱もテレビ事業から事実上撤退 ものが買えなくなる国、日本は時間の問題か

2021-11-02 13:23:49 | Weblog
そもそも店頭で見かけることが少なくなっていたのですが、三菱電機がテレビ事業を大幅に縮小するそうです。


"液晶テレビ"とだけ書いてあるので一応有機ELなど別パネルを使ったテレビの展開に全力投入、というオチの可能性はありますが、それならそれで言うでしょうからまずないでしょう。量販店は停止、専門店向けはまだ続けるというので完全撤退ではないでしょうが、その程度の規模なら自社工場を持って作ったりしないでしょうからどっから買ってきたOEM品を三菱の名前で売る程度になってしまうでしょうし、もう戻れないでしょうね。事実上の撤退です。
これで日本で液晶テレビを展開しているメーカーがまた一つ減りました。昔からやっている日本のブランドでいいますと、ソニー・パナソニック・シャープくらいなものでしょうか。個人的に評価していたオリオンは昨年会社を清算し、同志社の参加に入ってからはなんか自社生産してないか大幅に縮小した印象ですし、東芝は実質ハイセンスに飲み込まれていますし本当に減りましたねぇ。あとは販売専門の会社がフナイのOEMを自社ブランドで出しているか、TCL・LGの二つの海外メーカーが出している程度でしょう。いつの間にかすっかり選択肢がなくなっています。アナログ時代には山ほどあった聞いたことのない海外メーカーやをデジタル化の際にほとんど追い出してしまって日本の大手に市場を半独占させた弊害でしょうね。普及の反動でその日本大手も大半が撤退し、海外メーカーの新規参入も滅多になくなりました。その一方で、かつては日本でテレビを売っていながら(当時夫婦だった小柳ルミ子・大澄賢也両氏が声をあてていたCMは当初声の担当を謎扱いしていたこともあってよく覚えています)やはり追い出されたサムソンが、現在世界一のテレビシェアを持ちながら日本のテレビに全く興味を示さないところが、日本がわざわざあのアホらしい独自規制に従って参入するほどの市場ではないことを証明しています。

これには日本人のテレビ離れがある、という事情はもちろんあります。が、テレビが時代についていけなくなった以上に、そもそも日本のテレビという業界そのものの意向・やり方が間違っていたからだ、と言わざるを得ません。デジタル移行の際の、バカバカしい自己満足のための規制を無理やり導入して全テレビマニアを犯罪者予備軍扱いしたことはその筆頭ですが、今は「デカい」があります。
かつてテレビの重要な役割だったのがゲーム用途でした。しかし、今のテレビの主力とされている50型以上、まして60型70型などのテレビをゲーム用として使いたがる人がどれだけいるでしょうか。映画やスポーツ観戦などなら巨大な視界の外に漏れる動きが迫力を生み出しているという言い訳は成り立ちますが、ゲームでそれをやったら敗北の一因になります。PCでやるゲームの場合はあえてマルチモニターで視界の外まで画面を拡張することもありますが、ゲーム機では必要以上の大きさを求める人はそういないのではないでしょうか。ならばテレビよりPCゲーム向けのディスプレイにゲーム機をつないだ方が安くて自分のスタイルにあうサイズを選べ、かつゲームの表示能力は上とすべてのおいて有利です。そういう人も増えているかと思います。それがあるのに部屋にバカでかいテレビは必要ありません。まして現在のゲーム機はゲーム以外のサービスもネット経由で受けられるSTBとなっていますので、映像視聴がしたくてもそっちだけでできるサービス、動画配信ばかり使ってしまってテレビから離れるのは明白です。そして一度離れれば、そもそも部屋のディスプレイにテレビのアンテナがつながっていないのですから「戻ってこない」のです。
個人的にはそれと加えてリモコンの存在が人によってはわずらわしくなっていることもあるかと思うのです。多機能なテレビほどリモコンはボタンだらけになります。それなのに一発で必要な機能が呼び出せず、階層化されたメニューを呼び出して機能を探さなければなりません。結果リモコンは普段使わないボタンだらけの面倒なアイテムになっている気がします。まして家電はリモコンだらけ。時々他とまじってリモコンが行方不明になっている、という人も。いや、ウチがそうなんですが(笑)。さらにリモコンがあると機能のソフトによる拡張ができても使いにくくなりそうです。まして日本のテレビは地上波最優先、という強烈な縛りがあるのでいろいろとやりにくい。それなら外部のゲーム機やPCを映像受信のメイン機にし、画面内のUIで選択型の操作をした方が結局使いやすいと思います。かくいうわたし、リビングはともかく自室はとっくにテレビは撤去してチューナーを持たない40型ディスプレイにPCをつなげて使ってます。基本的にテレビ代わりのディスプレイは電源のオンオフしかやらないので手動で十分です。その分PC操作用のマウスや外部スピーカーを設置したので使うリモコンの数は減らないのですが、まぁ液晶テレビでもスピーカーは内蔵じゃ性能よくないですから外部つかいますし。

この間の電話の時も思いましたが、日本は必要なものを製造販売するメーカーが本当に減りました。今テレビを製造しているメーカーも、競争相手が減った分市場が拡大すると見るか・・・いや、どちらかと言えばまた市場が小さくなった、見ているのではないでしょうか。そのうちなくなってしまいそうです。そういえば「2020年の東京五輪の時4Kテレビの普及率は50%になる」とかつて誰か政府の人が言ってましたが、アレはどうなったんでしょうか。五輪は2020年ではなく2021年に延期になったので当然それを圧倒的に超えているはずなんですが・・・。そんなに売れている(わたしの計算ではこの3年くらいの4Kテレビの販売台数がそれ以前3年のテレビ販売台数全体の2倍くらい売れないと無理)んだったら三菱が撤退するわけないですし、現実には「販売台数の50%が4K対応になった」くらい止まりだったみたいです。量販店で売っているテレビが4K対応の大型ばかりが目立つように展示してあって、そうでないテレビは見本も少ないですからそれは不思議ではないですね。

日本は物が売れないだけでなく、物が高く売れない国にもなっているらしいです。自分で厳密に調べたわけではないですが、他の先進国が物価や賃金がこの10年くらいは年々上昇しているのに対し、日本では賃金はほぼ横ばいが続いており、物価は高くはなっていますがそうしたものは売れなくて安いものを求める節約志向が続いていると言われています。なので高く品物が売れないから輸入品もあまり入らず、国内メーカーの減産分を輸入で補う、も難しくなっていくでしょう。その国内メーカーも利益を考えたら国内より海外事業を展開したいでしょうし。
正直もう円安傾向が限界じゃないかと思ってます。輸出企業の利益はもたらしたようでそれらで形成される日経平均株価という今や飾りにしかならない数値は上がりましたが、国内全体を見渡せば話は別で一般庶民には反映されていないようにしか見えません。新政権が経済対策に力を入れてくれれば・・・とは思いますが、どうも現総理は総裁選の時の発言とは違って財政緊縮の方針のようですし、期待はできないかなぁ。
コメント (6)
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