録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

かつて日本人の価値観を狂わせたアレ

2021-08-24 11:31:31 | Weblog
どうやら無事パラリンピックは開幕するみたいです。
「オリンピックの時にあれだけ新型コロナウィルスの感染が広がってしまったのだから、パラリンピックだけでも中止しろ」という声も大きかったようですが、わたしとしては「オリンピックやったんだからパラリンピックもやらなければ平等性に欠ける」と考えているので、今回はこれでいいと思ってます。むしろ商業的にオリンピックより影響力は小さいパラリンピックを犠牲に政府や与党の決断力のアピール材料とかにされなかったのは良い事だとさえ思います。その裏ではまた学生を観客として会場に入れるとかいろいろ物議を醸しだしているみたいですが、そこはあまり口を出さないでおきます。

で、オリンピック・・・ですが、まぁ明らかな調整不足とかあったので、メダルは日本勢の独占状態、代わりに世界新記録とかの見出しがあまりニュースには出ずに終わった感はありますねぇ。400m障害くらいだったでしょうか。驚異的な新記録だったのですが、日本人選手じゃなくてノルウェーのカルステン・ワーホルム選手だったせいか、その偉業の割に扱いはなんか小さかった気がします。

そうした報道の陰で、オリンピックと言えばアレ、を思い出しました。わたしは商売とも少し関係しているのでかろうじて思い出せたのですが、それ以外の人だと完全に忘れていた人も多いでしょう。
それはかって日本のオリンピック名物だった記念硬貨ですよ。子供のころ、クイズ本とかで「主人公は8000円のものが欲しかったが手元には1000円しかなかった。でも買えた、なぜか」みたいな問題があったんですよ。で、答えは「持っていた1000円が東京オリンピックの記念硬貨だったから。この硬貨は状態が良ければ一万円以上の価値がある」。個人的には一番衝撃を受けた問題で、未だに忘れられません。長野オリンピックの時にも500円硬貨が大量に発行されたので、そっちなら思い出せる人もいるかも知れません。
あの時の東京オリンピック記念硬貨は日本のお金の価値観を一部で狂わせました。なにせ数年・十数年くらいでちゃんと日本が発行した日本流通用のお金の価値が数倍になる、というのですから。それ以降、とりあえず同額で交換できる記念硬貨を値上げを見込んで交換し、ちょっと寝かせておいて中古店へ「プレミアがついたはず」と持ち込む人が続出しました。ですが、あくまで東京オリンピック記念硬貨は例外中の例外。先のクイズにしたところで、あくまで「状態が良ければ」なんでポケットや財布に入れて素手で取り出したようなものが10倍以上の価値になるなんて、おそらく当時でもあり得ません。特に今のコインコレクターは供給者に対して圧倒的に数が少なく、最初からコレクター向けのパッケージ品しか相手にしません。素人が素手で触り、空気や光に十分あてた後、タンスの引き出しにしまっておいた大量発行の記念硬貨が数年で数倍の価格で売れるなんておそらく今後ないです。数百年くらいとっておけばわからないですが・・・。ためにしメルカリだのヤフオクだので長野オリンピック硬貨を見てみると、落札価格の原価割れは当たり前、少しプラスになっても手数料だの送料だのまで見ると・・・ほぼ儲けなしか足が出ているものばかりです。まぁ体感的にもそんなものです。
ただ、それでも記念は記念。今回はどうなっているんでしょうか。なんか全く市場に出ている空気がないですよねぇ。もちろん発行してないわけじゃないんですよ。造幣局のサイトを見ると、第三次発行分まででプレミアム付きの1万円と千円の他100円硬貨も発行され、第四次ではさらに500円硬貨が追加されたようです。1万円と千円は販売用で非常に高額なので一部の人がコレクション目的で買ったのみでしょうから目にしないのも当たり前ですが、500円と100円は普通に市場に出回っているはずなのに見かけないですねぇ。発行枚数とて長野オリンピック時に劣らないと言うのに。
理由はいろいろ考えられますが、まず単にわたしが見かけないだけ。地方にはあまり出回ってないのでしょうか。
第二に、コロナ渦やそれ以前の消費税増税時からキャッシュレス決済が進み、小銭の需要が減ったから。
第三に銀行の両替手数料が高くなりすぎて小規模経営の店を中心に新発行の硬貨を取りにいかなくなり、市場に出にくくなったから。大規模店はキャッスレス導入してますし。
第四に、作ったけどそもそも造幣局が出荷してない。お金の流通量の調整問題とか、製造も発行も昨年だったため2020年とか令和二年とか書いてあるのに実際にオリンピックやったのは2021年・令和三年なので記念とするにはズレができていているからとか、また市場混乱を招くからとか、まぁいろいろ考えられます。
第四が理由だとした場合、付加価値はないですが、高い金額を払ってまで欲しくないけどゆるーく記念品をとっておきたい程度の人はたくさんいると思うので、そういう人向けに出せばいいのに。

なんでこんなことを思い出したかといいますと、今日持ってきた人がいたから。「状態は悪いけど、過去の東京オリンピックの硬貨だから価値が上がっているはず」とか言ってましたが、まぁ断りました。基本的に古銭とかやらないんですよウチは。実際に今回の東京オリンピックをキッカケに過去の東京オリンピック記念硬貨の価値が上がっているかは知りません。ヤフオクとかだと長野オリンピックよりは高い入札がされているみたいですが、アレが必ずしも正しい価値感を反映しているわけではないでしょうし。まぁ純粋に欲しい、という人が買えばいいんじゃないでしょうか。
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最後の現仕様APUか? Ryzen 7 5700Gの実力を見る

2021-08-16 09:50:21 | AMDブログ
はい、先日購入しましたAMDの新CPUならぬAPU、Ryzen 7 5700Gのテストがやっと一通り終了しましたので、公開いたします。その前にわたしの愚痴にお付き合いください・・・。
大変でした。前に少し書きましたが、ちゃんとマザーのBIOSをベータ版を除く最新版にアップデートしてから5700Gを装着して電源を入れたのにUEFIのセットアップをしている最中にいきなりリセットがかかり、そのあとはTPMうんぬんかんぬんなメッセージが出て止まってしまったように見えてしまいました。後でもう一回出たのでちょっと理解できたのですが、プロセッサが新しくなったのでTPMの設定を内部で変更します、いいですか? くらいのメッセージだったようで、ここで”y”のキーを押せばよかったんです。ところがマウスカーソルも出なくて二進も三進もいかないように見えたのでついリセットボタンを押してしまい、しばらく全くディスプレイに何も映らない状態に・・・。なんとかまる一日、電源コネクタを抜いて放っておき、もう一度つなぐことでなんとか起動。しかし、BIOSがバックアップされた旧版に書き換わる自動復旧ツールが動くという怖い事態になっていました。幸いそのあとはなんとかOSも起動し、再びBIOSを新しいものに書き換えることでようやく安定しました。壊れなくてよかった・・・。まぁそのあとも比較用PCが二台ともいきなりデバイスエラーのブルスクを発生させ、OSを一から入れなおす事態を発生させたり、ネット接続用ルーターの調子がおかしくなったりとさらにトラブルが集中的に起こったりしている(現在進行形)のですが、基本5700GのPCさえちゃんと動けばテストは問題なしとしましょう。PCを使う以上、多少のトラブルはつきものですが、こうも集中しなくてもいいじゃないか。やはりこのところの気温の変化が悪影響を及ぼしているのでしょうか。

はい、ここからようやく本題です。Ryzen 7 5700Gは前にRyzen 5 3600を使っていたサイコム製のPCからCPUをAPUに差し替えて使います。搭載されていたグラボ、RX560は外しました。これはしばらく取っておきます。
比較用は、今まではウチ最速だったRyzen 7 PRO 4750GのPCと、5700Gと比べることを目的に導入したCore i7 11700のPC。AMDの公式動画でも5700Gとの比較用は11700が使われており、妥当な選択だったと思います。

Ryzen 7 5700G
TUF GAMING X570-PLUS
DDR4-3200 8GBx2 
Windows10

Ryzen 7 PRO 4750G
ROG STRIX B550-F GAMING
DDR4-3200 8GBx2 
Windows10

Core i7 11700
H570 Phantom Gaming 4
DDR4-3200 8GBx2 
Windows10 PRO

全機種で内蔵グラフィック機能を使った状態で動作させます。また、CPUクーラーは11700は付属のリテールクーラーではなく虎徹Mark2を、4750Gはリテールがないので、Ryzen 7 1700購入時についてきたリテールクーラー
WraithSpireを使っています、これらは以前から同じです。一方、5700Gにはリテールクーラーがつくと聞いていたのでこれをそのまま使っています。が、この付属クーラー、Ryzen 5 3600に付属していたもの同じWraithStealthなるタイプで、正直貧弱に見えます。6コアのRyzen 5ならともかく8コアのRyzen 7をこれで放熱可能なのか? と疑問に思わずにはいられません。実際、かなり暑い日などマザーボード用ツール計測で、市販PCベースなので上が十分空いており、空気の流れは悪くないはずなのにCPU温度が85度に達し、表示が赤くなるほどでした。ただ、ここ数日は雨の影響もあって空気が冷え、同じテストをやっても70度そこそこまでしか上がらず、これならまぁ・・・と思える程度にはなっています。が、テストが終了した後はこれも虎徹と交換する予定です。ちなみにWraithSpireを使った4750Gはコアが違うとは言え、同じテストで5700G85度時で73度ほどにしかならず、涼しい現状では65度くらいと各段によく冷えています。Ryzen 7 1700って本当にRyzenデビューのために破格の扱いを受けていたんだなぁということが思い知らされます。

さて、能力のテストを行います。内容は当然動画エンコード。当ブログベンチマーク代用の1440x1080、約49分のMPEG2-TSファイルをエンコードソフトに読み込ませ、断りがない限りx264を使ったH.264/AVC・CBR4Mbps・リサイズなし・インターレース解除・フレームレート固定かつ変更なし・Veryslow・あとはエンコードソフトデフォルトというモードと、x265を使ったH.265/HEVC・MediumあとはH.264と同じという二つのモードを使って性能を図っていきます。昔は主にMediaCoderを使っていたのですが、ある時から8コアが活きていないような速度しか出ない設定になってしまいましたので、HandBrakeと
TMPGEnc Video Mastering Works 7を使用しました。

・Hnadbrake比較

Handbrake 1.3.3
5700G 
H.264/AVC 41分37秒
H.265/HEVC 38分16秒

4750G
H.264/AVC 46分37秒
H.265/HEVC 43分48秒

11700
H.264/AVC 52分21秒
H.265/HEVC 46分37秒

まさに現行コアであるZen3の力を見せつける結果です。ほぼ同じクロック・同じコア数のH.264・H.265ともに先代の4750Gの一割以上、5分もの短縮は脅威です。特にH.265/HEVCはもうワンランク重くしても十分実用的な速度になりそうです。一方、11700はちょっと遅く見えますが、OSによる最適化が行われたのか買った当時よりはかなり速くなっているのです。暑さなどもあるのかその時のデータより少し遅いですが、ご了承ください。
また、本来なら全機種最新版の1.4.0にて比較すべきだったのですが、11700のPCではどうやっても1.4.0でのエンコードに失敗したため(OSの再インストールを行ってもダメ)、やむなく1.3.3での比較となりました。5700Gおよび4750Gでの1.4.0比較は以下に掲載します。

HandBrake 1.4.0
5700G
H.264/AVC 41分50秒
H.265/HEVC 38分15秒

4750G
H.264/AVC 45分9秒
H/265/HEVC 42分43秒

・TMPGEnc Video Mastering Works 7

今回はこちらをメインとしましょう。実は、もう一つのトラブルとしてテスト期間中にアップデートがあったためにこのTPMGテストが一からやり直しになってしまったというのがありました。まぁやっていてRyzenの内蔵GPUでのH.265/HEVCエンコードを行うと一コマも進まず半分フリーズしてしまう、という不具合が発生していたのを確認していたので、おそらく近々アップデートがあるだろうからそれまで待とうとは思っていたのですが。TMPGはAVX2などの追加命令を切って実行することができるため、そちらの比較にも使用します。また、5700Gと同時に発売された6コアモデルの5600Gを仮想して5700Gを6コア/12スレッドに落とした結果も計測します。実際の5600Gの性能と一致するわけではありませんが、テストだけのために購入するわけにもいかなかった点はご理解願います。

5700G
H.264/AVC 37分11秒
AVX2無効 37分53秒
H.265/HEVC 35分51秒
AVX2無効 43分56秒

4750G
H.264/AVC 40分15秒
AVX2無効 40分48秒
H.265/HEVC 41分1秒
AVX2無効 49分40秒

11700
H.264/AVC 46分48秒
AVX512無効 47分16秒
AVX2無効 48分21秒
H.265/HEVC 45分3秒
AVX512無効 45分29秒
AVX2無効 56分43秒

5700G(6コア)
H.264/AVC 50分01秒
AVX2無効 50分40秒
H.265/HEVC 40分55秒
AVX2無効 50分53秒

Handbrake以上にH.265/HEVCの差が大きなものになっており、正直驚きました。6コアに落としてなお4750G(Zen2)と同等の速度が出ています。まだAVX512は搭載されていませんが、11700と比べてもx265を使うならZen3と言い切っていい性能差が感じられます。さらに伸びしろが残っているのですからこの先も期待が持てます。

・GPU
最後にGPUのお試し。まずはTMPGによるエンコードから。GPU内蔵の専用回路を使ったエンコードはフォーマットが違っても同程度になるためH.264/AVCのテストは行わず、H.265/HEVCのみを計測しました。速度は「やや遅い」で。残念ながらこれより遅いモードはAMD用にはないのです。

5700G
4分33秒
4750G
5分44秒
11700
10分59秒

IntelのQSVは方式が違うので参考程度としてください。現在はYoutube向けなどで動画エンコードが昔より頻繁に行われるためにじっくり高画質のCPUエンコードよりGPUエンコードがよくつかわれる傾向があるようで、そのためかAPU内蔵のエンコード機能も速度も大幅に上がっています。それにしても5700Gは速く、CPU差だけでは片づけられない差があります。エンコーダーに関して言えば改良があったのではないでしょうか。

続いてゲーム向け。と、言ってもわたしは軽いゲームしか遊ばないので5700Gどころか2400Gでも十分だったりしますが。なのでワンパターンのドラクエベンチ(最高品質・1920x1080・ウィンドウ)といろいろ疑惑のあるFFXVベンチ(標準品質・1920x1080・ウィンドウ)で。

5700G
ドラクエ 11715
FFXV 2068

4750G
ドラクエ 10943
FFXV 2002

11700
ドラクエ 7972
FFXV 1194

コアは同等、クロック面で言えば4750Gよりも若干低い5700Gですが、少なくとも同等のゲーム性能は維持されています。数値の差は単純にCPUの影響とみていいでしょう。11700は前回計測時にはAPUよりFFXVベンチの数値が高くなっていましたが、OSの最適化やドライバの進化によってCPU性能やドラクエベンチが以前より上がる中、唯一数値を落としているのがFFXVベンチです。ただ、前回がおかしかったのでこれが正常な数値でしょう。

総括
パッケージとしての発売という点ではZen+の3400G以来のAPUとなった5700G。ただし、日本ではバルクのみの提供とは言え4750Gが発売されており、そのアップグレードとして使い物になるか・・・という感もありましたが、性能差は10%を超えるものがありましたし、特にx265でのH.265/HEVCの速度アップは強烈で、十分アップグレード用として足る、と言っていいでしょう。付属CPUクーラーも若干心配にはなりましたが、もともとの発熱がそこまでではないのか、真夏の灼熱下で使うのでなければなんとかなるレベルでした。とはいえ、小型ケースに入れるのなら交換した方がいいとは思います。そのような小型のCPUクーラーを付属させるあたり、AMDとしてはもう「APUは小型PCに適したGPU内蔵CPUである」という扱いにした、と考えてよさそうです。まぁAPU本来の目指したものであるGPUをCPUと同等に扱って両者の良いところどりでプログラムを処理する、というAPUの理想にそって作られたソフトは現時点でもほとんど出ていませんからね。Windows用ではLibreOfficeくらいだと思われます。まぁAMDとしても、今更ミドルクラスがハイクラスを脅かすような機能を持っていると商売上うまくないわけですが。むしろPCでないPS4で非力なCPUを補うべくその理想は使われたように見えます。
ただ、それも仕方ないでしょう。旧来のAPUでのGPUはOPEN CLを前提としていますが、今のGPUの計算能力はディープラーニング、AI開発向けとする研究開発が進んでおり、GCNとAPUのの計算アーキテクチャはやや古くなっているのです。そうした分野だとますますGPUとCPUの密な関係はそれほど意味がなく、GPUはGPU、CPUはCPUの処理に専念するソフトが今以上に使われていくでしょう。そういう意味でAPUは単にGPUのアーキテクチャだけでなく、総合的にもう一段階新しくなる必要が出てくると思うのです。ただ、それによってAPUの華であるFluid Motion Videoが使えなくなってしまうのはいただけませんが。
もちろんRyzen 7 5700GでFluid Motion Videoは問題なく使えるのは確認済みですが、次に備えてロークラスのGCN版RADEONを買っておいた方がいいかも知れません。
ミドルクラス以上のCPU性能が欲しいけど、ゲームより動画の機能の方が重要、そういう人に新APUは最適です。グラボにケース内部が圧迫されるのが好ましくないという人にもいいでしょう。ただ、大きな欠点があります。それは価格。正直高いです。今回対抗馬としてCore i7 11700を用意しました。しかし、価格を考慮に入れるのならもうワンランク上、i7の11700KかCore i9 11900の方が適当でした。そちらを使ったからと言って11700と5700Gの差がそこまで縮まるかは疑問ではありますが、価格面からみて不平等であったのは確かです(買い替える気はありませんが)。APU5000シリーズとしては4コア以下のラインナップも存在しており、そちらなら価格はだいぶ安い~少なくとも5600Gより安いでしょう~ことが期待できるため用途によってはそちらを選ぶのもアリでしょうが、こちらはOEM供給のみと言う説が濃厚です。AMDはもう少し下のラインナップも充実させてほしいものです。
さて、次のAPUはまた丸一年後・・・ですかねぇ。CPUも含めて次はAM4から変更になるそうなので、かなり遅れることも予想できます。結果長く使うことになりそうなので、BIOSのアップデートだけで対応できるマザーを持っている人なら勝って損はないと思います。
コメント (7)
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16年周年でただいまピンチ

2021-08-09 11:48:25 | Weblog
毎年8月9日は当ブログ開設の日、ということで2021年でまる16年です。しかし、今年はそれどころではありません、ピンチです。
というのも先日発売が開始されて注文し、昨日さっそく届いた新APU Ryzen7 5700G。今回はまるまる一台組みなおすのではなく、前にRyzen 5 3600を使うために買ったサイコムのBTOPCに差し替えて使うつもりだったわけです。使っている部品は組み立て用として市販されているものばかりですから差し替えて使いやすいし。もちろんBIOS/UEFIは事前に準最新のバージョンに書き換えておいてあります。使っているマザーボード、TUF GAMING X570-PLUS のBIOSはベータ版だったのでそっちの方が無難と思いまして。メモリもDDR4-3200ですから特に差し替えの必要なし。CPUをAPUに取り換えてグラボを外せばそれでOK! だったはずなんです。
ところが組んでみたところ、画面は出たもののUEFIの設定途中でなぜかフリーズ、リセットしたら「TPMがどうたらこうたら」なエラーメッセージが出てまたフリーズ、さらにリセットしたら画面が全くでない、という不具合が出ております。似たケースも以前にありましたが、その時はたいてい電源ケーブルを抜いて一晩放っておいたら直るケースが多かったんですが、今回は今のところダメ。もちろんCMOSはクリアしてます。うーん、やはりBIOSが対応してないのかも。どうしても動かないのなら4750Gと差し替え、最悪マザボの買い替え・・・。うーん、夏場に大がかりな中身入れ替えは避けたいんですよ、わたし集中力が出れば出るほど汗かくもので。今回も汗をふきふきなんとかやってたくらいですし、最悪故障の原因(今回もそれか?)になるのでできればささっと終わらせたいんですよねぇ、お金もあまりかけたくないですし。

と、いうわけで相変わらずトラブル続きですが、まだ続けていますので、気が向いたときなど訪れていただけると幸いです。
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Zen3APU発売開始! 一部で早くも売り切れ

2021-08-06 21:20:44 | Weblog
8月6日19時より、全俺が待ちに待ったAMDの新APUが発売解禁になりました。最大の変更点はCPUコアがZen3になったことでしょう。グラボがいまだ高くて高価格高性能の必要のない人にはお買い得な製品がないことや、単体CPUには存在しない8コアのTDP65Wモデルがあることなどから単なるAPU愛好家以外からも注目の集まりそうな製品です。また、前世代はバルク販売のみだったこともあってセット販売でないと売ってくれない店もありやや買いにくかったのですが、今回は8コアのRyzen7 5700Gと6コアのRyzen5 5600Gの二つはリテール販売ということもあってどの店でも単体購入できそうです。欠点としてはPCI-Expressが3.0までしか対応していないことがありますが、まぁベンチマークはともかく体感上の差は4.0とはないに等しいものでしょう。もう一つは昔のAPUのイメージと比べるとちょっと・・・いや、かなり高額なことですが、半導体自体の高さや品不足、それに期待される性能を考えると仕方ないところでしょうか。ちなみに先代のZen2APUからちょうど一年後の登場発売となりました。

さて、わたしは以前から今回のAPUこそZen3の本命と考えていたように今回も欲しいわけです。昔のAMDが売れてなくて安かったころなら宣伝を兼ねてわたし程度のブロガーでももらえたりしたAPUですが、もちろんすでにお声がかからなくなって久しく、特に提供とかの話もありません。まぁ高額ですしね。今回も購入と行きましょう。
19時を過ぎたところでとりあえずPCパーツショップのサイトへ。お店は、AMD関連ならやはりツクモさんです。見ると、おお、もう発売が開始されています。並んでいるのはRyzen7 5700GとRyzen5 5600G。使うだけなら6コアの5600Gで十分なんですが、性能の比較まで考えるとやはり8コアの5700Gが本命でしょう。もちろんセットのみなんてことはなく単体で買えます。ついでにHDDとかも買うことにして・・・。ああ、お客さんです。実はまだ仕事中だったのですが、すきを見て私用を行っていたのです、悪い奴だ。一通りの仕事をすませ、さて決算を・・・できない。
なんと一仕事している間にツクモ通販のRyzen7 5700Gは売り切れていたのでした(笑)。ああ、悪いことするから。一時間も持たないとは、やはり注目度は高めです。
しょうがないので他のショップを見ます。比較的老舗のドスパラさんは・・・おお、まだ売ってます。値段もツクモさんと変わりませんので、ここにしましょう、AmazonPayも対応してるからクレカの番号入れなくていいし。ただ、ここでトラブルが。わたしは住所の番地を漢数字で基本入れることにしているのでAmazonでもそう登録してあるのですが、ドスパラの住所は番地は数字でしか受け付けない仕様になっていてAmazonPayがそのまま使えません。しかもAmazon側で住所を番地数字で登録しなおすと、支払いのクレカ番号も再入力が必要に・・・うわぁ、面倒くせえ!!! なのでPayPal経由で支払うことに。PayPalなら住所を新登録してもクレカ番号を入れなおす必要はないですからね。昔Friio、最近はNintendoSwitchのゲーム購入に使っていたので利用はなれたものです。そういえばFriio4Kってどうなったんだか・・・。
バタバタしましたが、購入の受付はしてもらえました。マザーはいま3600を使っているマザーを流用する予定です。多分使えるでしょう。テストはまたわたしのやり方でじっくり時間をかけてやり、いつになるかはわかりませんがそのうち公開する予定です。
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トカゲバトル最後の刺客 「バート・I・ゴードンの恐竜王」

2021-08-02 19:21:45 | 特撮・モンスター映画
暑いです。毎年8月になると暑いのに全然慣れず、つい「今年の暑さは異常だ」と他者との会話でも出てしまうわけですから多分毎年前年より暑くなってるんでしょう。エアコン間に合って良かったです、間に合わなかったら倒れてる。
こんな暑い日はやはりエアコンの効いた部屋で冷たいものでも飲みながら怖い映画を見るに限ります。そんな気分の時にちょうど届いたのが「バート・I・ゴードンの恐竜王」であります。

 
なぜかAmazonでは「恐竜王 バート・I・ゴードン監督作」という表記で掲載されていますが、パッケージに習いましょう。DVDパッケージがこのタイトルになったのは、単に「恐竜王」だと子供向けの本だったりおもちゃだったりカードだったりと紛れてしまうからでしょう。怖い、と言っても1955年製作ゆえにその当時の水準なのでさすがに現代人が怖がれ、というのは難しいのですが、それでも当時としては怖い映画として作られたのでしょう。なにせパッケージには多分当時のポスターが使われ、その中に「YOU'LL BE SHOCKED! YOU'LL BE STUNNED! YOU’LL BE THRILLED!」って書いてありますから。
そして何を隠そうこの映画はわたしが初めて海外からの輸入ものに手を出したDVDであります。当時のDVDは名作が中心で海外製B級怪獣ものはほとんどなく、 その道に足を踏み入れ始めたわたしを落胆させていたのですが、「海外DVDならそういう作品もリリースされている」と噂を聞いて買ったのがコレ。そして期待通りの面白さに友人たちに見せ、「どうだ、海外B級怪獣映画は独特の面白さがあるだろ」と感想を聞こうとしたところ、みな最後はうつろな表情でポカーンとしていました。つまりパッケージにある通り「STUNNED!」になってしまったのです。まぁ輸入盤のパッケージは今回のとは異なるものでしたが。
そしてB級映画を語るのに欠かせない監督の一人、バート・I・ゴードン監督(Mr.BIG)のデビュー作が本作であります。それゆえにのちの作品と違い、本人は監督と原作・プロデューサーと三役までで脚本や特撮は他の人物にゆだねています。本作の特撮を見て、本物の生物をそのまま使って最低限の合成だけやれば巨大生物映画を作れると考えたBIGは次作以降は脚本と特撮も兼任、写真の前をバッタに這わせる「世界終末の序曲」を、ついで人間を巨大化させる「戦慄!プルトニウム人間」と次々に巨大生物映画を発表していきます。その作風の日本に与えた影響は(多分)小さくなく、「世界終末の序曲」がなければ「ゴジラ(1984)」のストーリーは異なるものになっていた(んじゃないかなぁ)と思いますし、「戦慄!プルトニウム人間」が撮られなければテレビ特撮「ウルトラQ」の一篇「変身」はおそらく作られず、「ウルトラマン」の誕生も危ぶまれた(可能性がなくもない)でしょうし、その「戦慄!プルトニウム人間」の巨人を俳優グレン・ランガンが演じなければロボットアニメ「天元突破グレンラガン」は作られなかった(と考えると面白いよなぁ)かも知れないのです! と、いうわけで広義の意味で日本映像作品を語るのならば、避けて通れないのがBIGの初監督作品「恐竜王」なのです。

ただ、内容は単純で特筆すべきところはありません。日本語字幕のまったくない輸入DVDでもわたしがなんとか付いていけたくらいですから、複雑なストーリは冒頭の説明くらいしかないのです。突如地球の近くに出現した新惑星「ノヴァ」。それを調査すべく科学者が宇宙船でノヴァに降り立つと、そこは地球とほぼ同じ大気の状態に加え、地球に生息するものそっくりの動植物が多数存在する星でした。そして離れ小島の探査に向かったところ、そこには想像を絶する、太古の恐竜のような巨大生物が生息していたのでした。
大雑把に言えばこんな内容で、あとは巨大生物に襲われ、登場人物が命からがら逃げ惑う様と、その巨大生物描写が本作のウリです。太古の恐竜のような巨大生物、と書きましたが本作の巨大生物は単に通常の生物をミニチュアセットの中に出しているだけで、当時の科学水準からしてもどう見ても恐竜には見えないものです。特に主役と言っていい巨大イグアナのことを「地球のティラノサウルスに似ている」などというのはさすがにないでしょ、と突っ込みたくはなります。が、そういうものだ、と開き直ってみることにしましょう。
恐竜などの代わりに本物のトカゲなどの爬虫類を使った特撮のことを一部で「トカゲ特撮」と呼びます。その目玉はなんといっても爬虫類同士の壮絶なバトル! トカゲバトルにあります。わたしの知る限りこうしたトカゲバトルを流用ではなく新規映像で撮影した作品は4つ、「知られざる大陸」「紀元前百万年」「ザ・ロストワールド」とこの3つはすでに日本語DVD化されていましたが、「恐竜王」がその最後の一本になります。一時「「恐竜王」のトカゲは「紀元前百万年」の流用」などと言われていたために顧みられなかったためかも知れません。実際には完全な新規撮影映像です。ただ、両作品とも爬虫類にイグアナ・ワニ・トカゲの三種類を使うだけでなく巨大アルマジロが出てくるあたり、「恐竜王」が「紀元前百万年」を意識し、同じ巨大生物を出そうとしたんだろうな、とは推測できます。そういえば「紀元前百万年」で前、イグアナが生き埋めにされてると書きましたが、今見直すと生き埋め以前から全く動いていないし、あそこだけ造形物と入れ替えてる可能性高し。
他のトカゲ特撮がなんらかの装飾を施しているのに対し、本作はそこらへんは手を抜いてそのまま出てきます。その代わり、バトルが2回行われます。第一戦はイグアナ対ワニ、そこで勝ったイグアナがトカゲと戦うのが第二戦です。いずれも対戦相手は首に大穴を開けられ、血を流してピクピクする姿をさらしていますがバトルシーンに首をかみちぎるようなところはなく、むしろ対ワニ戦など明らかにワニが押していて、イグアナは前足をかまれたままローリングで何度も地面にたたきつけられていてあれだけでノックアウトしていそう。となると、首に穴をあけて血を出させたのは映画スタッフだろうし、イグアナは撮影用に二体目が用意された可能性も・・・。うーん、やっぱり怖い映画だった、いろんな意味で。

さて、大半の作品が日本語で見られるようになったBIG作品ですが、まだ「サイクロプス」とか「巨人の村」が日本語字幕版で出てません。それでほぼコンプかと思いますが・・・。ファンとしては早い登場を期待します。
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