先日、過去に治療した歯が縦に割れたために痛みが走り、歯医者に走っていってとりあえずその割れた部分だけ取り除いてもらったことを書きました。で、予約を取って昨日改めて同じ歯医者に。正直わたしとしては根は残してもらって割れ目をつなぎ、上を銀歯か何かで覆ってもらう、がいいなぁと思っていたんですが、縦に割れていているのでもう根が弱っているということで容赦なく抜かれることに(泣)。歯が一本なくなるということは、入れ歯への一歩を歩んだということ。多分今回は最終的にブリッジか何かで前後の歯で固定するんだと思いますが、それをやると前後の歯の負担が大きくなって根がグラつきやすくなる、なんて話聞いたことあるもんで。なんか急に年齢マシマシになった気分です。
抜かれる歯は左の下の奥歯、親知らずを除いて奥から二番目の大臼歯。そしてわたしの予想通り、抜くのは大変厄介だったようです。口に道具を突っ込み過ぎて口の端が切れる、道具が口の中であちこちにあたる、など治療とは直接関係ない傷が数か所に。途中で麻酔が切れて再度打つなんてこともありました。なんでも「あなたの歯は根が3本もあるのでなかなか抜けない」らしいです。Wikipediaによると下の大臼歯は根が2本の人が多いらしいです。ですが3本も少数派と言うだけでそれほど珍しいというわけではないはずなんですが、今回の歯医者さん、何度も「根が3本もある」を繰り返していたので、あの人の経験範囲では珍しかったようです。で、結局「抜く」と言いながらバラバラにして少しずつ取り除く、を採用したそうで(そこまでしなきゃならないなら根を残せたんじゃ・・・)、抜いた後
歯「ほら、こんなでしたよ~」
と妙に楽しそうに残骸を見せてきたんですが・・・。当然ながら血まみれ。かつ本当に一本の歯!? と不安に思うほどの量。これと比べりゃ前に抜いた親知らずなんて結局根のうち一本以外はあっさり取れたのでまだ楽なほうだったんでしょう、別の歯医者でやったんだけど。
歯「この歯、捨てていいですか?」
k「捨ててください!」
わたしの体の一部ではありましたが、見ると恐怖すら感じる残骸なんていりません。ちょっと思い出しましたが子供のころ抜けたわたしの乳歯、どうなったかなぁ。伝統に従って下の歯は屋根の上に、上の歯は床下に投げ捨てたんですが。
菌が分解しただろうと思う反面、歯の化石なんて珍しくもないからまだ残っているかも、という気もします。
抜歯の最中は麻酔を通り越して痛かったんですが、抜歯が終わって麻酔が切れると案外痛みも大したことなく、念のため痛み止めを飲んであるおかげもあって、翌日になっても全く痛みもありません。代わりに口の端の傷が痛いし抜いた跡も腫れてますけどね。次の治療はまた一週間後。口の中にポッカリ空いたスペースが気になります。孤立した一番奥の歯が気がかり。早く埋めてしまいたいものです。
で、左右対角に1本づつだったのでかみ合わせが悪いため、残りの2本も抜くことに。
抜くこと自体は歯磨きのしづらさを感じていたので(親不知は本当に磨きにくい)全部抜くことに抵抗は無し。
それは良かったんですが…3本目まですっぽんと抜けていたので、4本目は虫歯じゃないしきれいな歯なので記念に持ち帰ろうと思ったんです。
ところが最後の一本は釣り針みたいに音が曲がっていたとかで2時間の大作業かつ麻酔キレるので追加麻酔3,4回。最終的に歯も4つに砕かれ、とても見れたものじゃない。
ということで自分も処分してもらうしかありませんでした…
でも抜いた事自体は良かったです。歯ブラシが届きやすくなりましたし、奥歯の奥に食事カスが残ることもなくなりました。
その後近所の歯医者に転院したのですがこれがどうもヤブだったようで治療は遅いし仮の詰め物が1日で取れてしまうわと散々。その上治療が雑だったのか10年後に詰め物の中が化膿して出張先の歯医者に駆け込む羽目になってしまいした。
因みに歯はエナメル質や象牙質が硬い組織なので化石として残りやすいそうで、骨格が軟骨のサメは化石で見つかるのは歯ばっかりだそうです(あれっ、何故サメの話になる?)
わたしの親知らずも似たような感じで、わたしの場合は「花びらみたいに広がってる」と言われたものです。多分柔らかいうちに根が歯茎に負けて広がったんでしょうね。
>913dさん
まだ十分に生えていないうちに抜いちゃったんですか。想像するとちょっと怖い・・・。やっぱり抜歯こそ歯医者のだいご味なんでしょうかねぇ。
巨大と言われていても実は歯しかみつかってない古代ザメもたくさんいますからねぇ。映画に出ているメガロドンも実は全く違う姿、それこそシャークトパスやKANIZAMEみたいな容姿だったら・・・と妄想するのも楽しいのです。
私の場合、親知らずが横倒し状態で歯茎の中で成長していました。その結果通常なら側面になる部分が歯茎からわずかに見えている状態で、成長した親知らずが一番奥の歯を前に押しているような状態でした。虫歯は奥歯の奥の側面に出来ていたのですが成長した親知らずが虫歯に当たってしまってました。レントゲンで分かっていたんですが実際に抜いた歯を見たら通常の永久歯サイズでした。今更ながらきつかったです。
抜く必要がある典型的な親知らず。想像するだけで痛そうですね。
以前、東京に仕事で通勤していたころは、御茶ノ水の医科歯科大学の附属病院に
行ってました。
予約は取りずらいですが、何度も通わなくて良かったので。
そこで親知らずを抜くことになったのですが、麻酔が効いているので痛みは無いのですが、
子供がギャン泣きするので気分が滅入りました。
こちらの親知らずも中々抜けず、途中で麻酔追加。
結局、最終的に抜いてくれたのは女性の医師でした。
男性の医師が力任せに抜こうとしても抜けなかったのでコツがあるのでしょうね。
暫くして、通勤先が都内でなくなったため、歯の痛みが出た時に勤務先最寄り駅前の
歯科医に行ったのですが、咬み合わせが悪いと削られるだけ。
そのあとで自宅最寄り駅前の歯科医でレントゲン撮ってもらったら、やはり親知らず。
もう二度とレントゲン施設を持たない雑居ビルの歯科医には行かないと心に誓いました。
そちらは、親知らずの抜歯はできないということで口腔外科のある別の病院に紹介状を
書いてもらいました。
医科歯科大学は体制が変わり、カルテシステムが入れ替わって大変らしい
サメ...映画で松島トモ子が戦うとかなんとか
人間の歯は再生しないのに、割と簡単に削るとかいいますよね、歯医者さん。サメみたいに生え変わるのが羨ましいと思うことも。
最近は雑居ビルの医者でもレントゲン持っているところも多いですから、そこまで気にしなくてもいいのが救い。抜歯って力より技術と経験なんでしょうね。だから抜きたがるのか。
日本のB級映画の第一人者、河崎実監督の新作、楽しみだけどこっちの劇場じゃやらないんだろうなぁ。