録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

シャープが配当金を出した

2018-06-02 00:11:10 | Weblog
相続税、今月中に払わないといけないのですが、実はまだ済んでません。項目が多すぎて、プロがやってもなかなか終わらないんです。たびたび委託先が聞きに来ては書類をすすめ、進めては「また新たな書類が必要になりました」とそれを用意することを要請され(無ければないでなんとかなる書類もあるようですが)・・・。正直切羽詰まってます。しかも、当初は少しでも税金を安くするべく調整するはずだったのですが、そんな時間はとてもなく、予定より高くなりそうです。それでも自分でやるより早いからなぁ。

で、その委託先の系列の証券会社の人間がやってきまして。当然ながら相続には株式もあるので何度か来ている人であり、てっきりその話、相続税が厳しいようなら今後伸びる可能性の薄い株式を売却してそれに充てて・・・と言った話かと思っていたら。
「kさんご本人は投資信託など興味ないでしょうか? ただいま当社はこの投資を新たに始めまして、今後一番伸びが期待できると思いますが」

・・・どうやら中途半端に情報が行っているせいで、「相続税の支払いは先月いっぱいで終わった」と一月間違えていたようです。投資どころか今の手持ちの資金で税金が払いきれるかどうか怪しくなってきた現状、「税金払い終わるまで投資だのなんなのに使うお金はないよ!」と断らせていただきました。


とりあえず株式の売却は少な目にしておき、なるべく株ごと相続することにしています。なにせ、株主だと株主優待がもらえるものがまだまだありますからねぇ。本来株主になる目的は配当金目当ての投資か、売買による利益確保というところですが、株主優待というのもかなり魅力的です。特に株主が父で、わたしがその家族に過ぎなかった時期にはその株主優待が楽しみで、もらえるものが豪華な会社の株は「なるべく手放すな!」と父に要求していたくらいです。ただ、いざ自分が株主になってよく調べてみると、株主優待が充実している代わりにその分配当金が少ない、なんてところもありまして。楽しみを取るか、現金を取るか、うまくいかないものです。

で、その持っている株の中で異彩を放っていたのがシャープ。なにせこの数年全く配当金が出てませんでしたから。それくらい儲かってなくて、ご存知の通り最終的に鴻海に買収され、その傘下に入っています。買収されて去年は久々に株主優待の代わりに「謝恩祭」と称して自社製品のセット販売を行いましたが・・・。まぁ買った人は少なかっただろうなぁ。
で、今年なんですが、なんと配当金が出ています! 現状の同社の株価は年初から見て最安値ですが、それでもパーセンテージで言えば多分悪い方なんでしょう。手持ちの中では少なくとも良い方ではないです。ですが、それでも「出した」ってだけでシャープとしては大きな前進なんでしょうね。そうそう、昨年に引き続いて株主向けセット販売の案内も届きました。まぁ8KテレビメインのセットなのにBDレコーダーが4Kにすら非対応、というよくわからない組み合わせが目を引きましたが。

とりあえずこの株、手放す予定はありません。今売るのはちょっと割が悪いですから。ですが一応黒字ではあるようなので、この調子で所有しているのが得である企業に戻ってほしいものです。
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