夕方にPEGASYSからメールが届きまして、それによりますと、同社の主力製品であるTMPGEnc Video Mastering Worksの最新版、8が発売される、本日より体験版が公開、とのことです。興味のある方は同社サイトを訪ねてみてください。
新機能はいくつかありますが、個人的に注目はAV1への対応です。以前試したところ、Intelのハードウェアエンコードでも同じハードウェアエンコードによるH.265/HEVCとはくらべものにならず、ソフトエンコードで何倍もの時間をかけてx265でエンコードしたH.265/HEVCに引けを取らない圧縮率を見せてくれました。それが扱いやすくなるのは歓迎です。ハードエンコードが今まで以上に実用になるエンコードが快適なソフトで行えれば作業もはかどりますしね。できれば放送時そのままの音声ファイルをAV1と多重化してmp4にできる機能があれば最高です。
ただ、こっそり削除された機能も少なくありません。例えば、ついにPV3/PV4のファイルを読み込む機能がなくなるそうです。ただ、D端子はすでに使えない機種ばかり、PC本体もPCIバススロットがない、ということを考えたら削除されても仕方ないでしょう。おそらくもう使っている人も少ないでしょうし。ただ、削除したところで動作が格段に安定するとも思えませんのでこっそり入れておいてくれてもよかったんじゃないかと思います。
正直、我々のような使い方での動画エンコード需要はもう落ちていると思います。もうチューナーは手に入りにくいですし、入手しても経験のない人では初期設定すら面倒だろうし。さらに現行のグラボはPT3と併用できませんから機能も生かせない。それなら(アレではありますが)配信元からだうそした方が早いし楽だし画質もいいし、ってなことになってしまうでしょう。放送には配信では補いきれないものがもちろんあるのですが、今の人はそこまでして保存することに執念を燃やさないでしょう。おそらく録画制限に慣れてしまって最初からそういう感覚が無いでしょうから。
それでもわたしはまだまだ放送動画のエンコードがしたいんです!何よりも自己満足度がほかの入手方法とは段違いですし。ということでやはり待望の新ソフトですので、正規販売のあかつきにはぜひ購入したいと思ってます。
AV1は、ソフトエンコードもできるのでしょうか。だとすると、そのテストは新しくて高速なCPUでやるに越したことはない。そろそろPC新しくしようかなぁ。やっとCore UltraのNonKも出たし、安くなったらAV1非対応のCore i7 11700のシステムと交換して・・・と言いたいところですが、今年のわたしは”歯"の治療でかなり大きな出費を伴うことになるでしょうからPCにお金を回す余裕がちょっと無いのです。今PCパーツも高いしねぇ。AV1エンコードのできるCore i7 12700システムで我慢しておきましょうか。
私の場合はですが、放送の保存に関しては最低限見たいものに限定して処理しています。
ブルーレイレコーダーで録画(PCは過去の経験で録画に失敗したことがあり、録画機で確実に録画)してからサポート切れの古いキャプチャボードでキャプチャしてから処理と古臭いことを継続しています。
ただ最近のマザーがpcieスロット・SATAの削減により昔ほど増設できなくなりつつあり、今後はどうするか考えています。
ブルーレイレコーダーもこのままフェードアウトしそうで録画文化がなくなるのは寂しいです。
SATAはこのパーツで対応できそうなんですが
https://www.kuroutoshikou.com/product/detail/sata3-i5-m-2.html
キャプチャボードもほとんど配信向けが多そうで後継はintensityあたりでしょうか。
長文失礼しました。
先のコメントで書いた通り、PVでのエンコは遠い昔に諦めたのですが、PVで取り込んだ作業途中のファイル(LDからD1出力やビデオから高画質化回路経由でのD1とか)が結構ありまして。当時はAVIUTLでエンコしてましたが、今だったら最新の命令セットを使えるTMPGEncの方が快適そうな気もするので、3/21に7が買えなくなる前に購入しておこうかなぁ。まだ放映されたことのないタイトルとかもあるし。
一応、Win10で動くPV4(PhenomX6 1100T)環境も残してありますし…
>Unknownさん
私もレコーダーからHDMIキャプチャです。ボードはColossus。HDR非対応、1080P非対応、ステレオ以外では取り込めないことが欠点ですが、今迄いろいろ試した中で唯一VBRで本当のサイズ圧縮を効かせてくれるので重宝してます(平行使用含め3枚保有)。30分ファイルなら録画タイトルによっては12Mbpsで1/4(1GB)以下で録画出来たり。でもまあファイルサイズさえ気にしなければ今だったら何でもいいような。
もし非圧縮での録画が前提(後からPCで2PASSエンコとか?)なら確かにIntensityくらいしか選択肢無さそうですが…
CM検出プラグインは8は専用で買い替えみたいですね。
最近のマザーボードの拡張性の低さも問題ですよね。わたしもすでにSATAはあきらめてますし、PCI-Expressは、現行品を使わないのならUSBでなんとかするしかないかな、と思ってます。
>椎名門さん
TMPGは楽ですけど、細かい設定ならAviutlの方が痒いところに手が届くのでそういう意味では快適です。体験版などで試してから検討してみてください・・・。ただ、そろそろ7の体験版もダウンロードできなくなるかな。
>2025-03-13 19:08:05さん
意外と6で頑張ってた人多いですね。CM検出はRendererの方でもできますし、なくてもなんとかなりますね。