「ネットワークダビング」という珍妙かつ画期的アイディアで注目の、アイオーデータのUSB2.0対応BDドライブ、BRD-U8DM。当初は東芝のREGZAなどをターゲットに地上波/BS/CS110しか対象としておらず、ちょっとガッカリさせてくれましたが、熱意が通じたのか、発売直前で軸となる添付ソフト、DTCP-IP DISC Recorderをスカパー!HD対応にアップデートしてくれ、わたしの希望通りの製品となりました。これで自由化が楽なら、今までのようにレコとPCの間を行ったり来たりしてディスクを移動させることなく、BD-REを入れっぱなしにして手元でPCへの取り込みが可能になるからです。スカパー!HDを録画の主軸とするわたしにとってこんないい話もありません。そして今日は店が休日なのをいいことに、入荷してないかな~といつもの量販店を覗いたところ、あるじゃぁあ~りませんか、BRD-U8DM。通販より少し高めですが、ポイント考慮に入れればほとんど替わりありません。まよわず"買い"です。さーて、ちょっと重いドライブ片手に家へ・・・おっと忘れるところでした、BD-REも買いましょう。なにせこのわたし、書き込みBDドライブを買うのは生まれて初めてのことなんです。PCに搭載されているドライブはBDは読み込み専用機能しかなく、レコーダーはDVDのみ、ほかにはPS3があるくらいなものでして。従って、「ほかのドライブでもネットワーク書き込みが出来るのか」とかいう質問に答える手段は保っていません。まして、「自分のところで試したいからソフトをアップしてくれ」なんて要望には、当たり前ですが応えられませんので、あしからず。
さて、このドライブ、最近としては珍しくありませんが電源がAUTO対応で、PCの電源と同期して電気が入るので、普通はAUTOでいいでしょう。昔はAUTO対応なんてあればウリになるような機能だったのに。ただ、ウチのIntel純正H67マザーみたいにディスクの入っていないDVD/BDドライブがUSBにささっている状態だとBIOSから先に進まないような環境だと、手動オンオフにしておいた方がいい場合があります。
ここでアドバイス。このドライブ、背面にS/Nが」書いてあるのですが、必ず最初のうちにこのS/Nを調べてメモしておいてください。このS/N、アイオーサイトからアップデート版をダウンロードする場合にはもちろんですが、DTCP-IP DISC Recorderをインストールするときに入力する値もこのS/Nなのです。だからと言ってこの入力画面が出たからと言って「いくつだっけ?」なんてドライブをひっくり返して確認しようとしたりしますと、中に入っているインストールディスクに傷がつきます(涙)。と、いうか、つきました、わたし(涙々)。それでもインストールすることが出来ましたが、もちろん二度と読めなくなることも考えられますので、絶対動作中に裏返すことありませんように。
インストールが終わって、ソフトが動作することを確認し、さぁアップデートだ。わたしの場合スカパー!HDで使えなければ全く意味はないのです。ところが、アップデートするとDTCP-IP DISC Recorderがエラーを噴いて動かなくなってしまったのです。アイオーに問い合わせてもしどろもどろ。「セキュリティソフトとか常駐ソフトを外して試してくれ」とか定番のことしか言いません。サポート受付時間ギリギリだったので、あまり長く電話していたくないようなのです。と、言ってもギリギリになったのはなかなかサポートがつながらないからなんですけどね。サポートさんもギリギリで言葉を飲み込んだものの「スカパー!HDの利用をあきらめてほかの用途に使ってくれ」と言いたくてしょうがなかったようです。
もちろん常駐ソフトとの相性を疑ったくらいでは動作しません。ここで一度最初のPCでの利用をあきらめ、多分動くだろう別PCにドライブを移して試したところ、こっちは予想通り成功。
ちなみになんで予想できたかというと、DTCP-IP DISC RecorderがVisual C++2005を使っているからなんです。PT2などを利用している人は経験あると思いますが、Visual C++2005は動かなくなる条件が存在します。最初のPCにはVisual C++2008が入っているのでアップデート前のDTCP-IP DISC Recorderは動作したのですが、アップデートするとVisual C++2005を決めうちしてしまうので、それがインストール出来ない環境では使えないのでは、と考えたからなのです。もちろんこれはわたしの勝手な予想なので当たっていない可能性もありますので、出来ればどなたか確認してください。PCの名前に"日本語"を使っている環境では多分使えません、名前を半角の数字と英字だけに直して試してください。
いよいよスカパー!HDのBDへのダビングです。ディスクには2倍速対応の1面BD-RE、一応録画用を用いています。書き込みPCのドライブにあらかじめこれを入れておき、DTCP-IP DISC Recorderが常駐していることを確認します。
書き込みソフトは、わたしの環境の場合、ブラウザからNASのIPを入力して出現するページから行います。よってBRD-U8DMにはいろんなソフトが付属していますが、DTCP-IP DISC Recorder以外のソフトはネットワークダビングだけが目的なら一切不要です。わたしのLAN DISK AVの場合、"コンテンツ操作"の"ファイル転送"から送りたい番組を選び、転送先に普段のレコーダーやNASではなくDTCP-IP DISC Recorderの常駐先PCを選ぶだけ。簡単です。
サンプルとして30分・1.6GBの番組を選びました。時間はどのくらいかかるかと思ったのですが、受け側の性能がPCということで良いせいか、普段のレコーダーへの転送より少し早いくらいの速度で終わります。ただ、ブラウザ側で「終わりました」と表示されていてもまだ書き込み終了作業中だったりして終わっていません。それでも、全部で6分ほどで終了しましたから、速度としてはまぁこんなもの、十分実用範囲といえるでしょう。できあがったディスクはPowerDVD9(製品版)で再生出来ましたので、問題はないと思われます。
・・・・・・いえ、これで終わりです。その先は試してません。だってこのドライブ、AACSがV13以上(実はV15でした)なんだもん(^^) BDなんて初めてなんで、V13以上の自由化の仕方がわからないんですよ。市販BDをこのドライブに入れる気は一切ないので簡単にすませたいんですが、やっぱり赤い狐を買うのが手っ取り早いのでしょうかねぇ。
さて、このドライブ、最近としては珍しくありませんが電源がAUTO対応で、PCの電源と同期して電気が入るので、普通はAUTOでいいでしょう。昔はAUTO対応なんてあればウリになるような機能だったのに。ただ、ウチのIntel純正H67マザーみたいにディスクの入っていないDVD/BDドライブがUSBにささっている状態だとBIOSから先に進まないような環境だと、手動オンオフにしておいた方がいい場合があります。
ここでアドバイス。このドライブ、背面にS/Nが」書いてあるのですが、必ず最初のうちにこのS/Nを調べてメモしておいてください。このS/N、アイオーサイトからアップデート版をダウンロードする場合にはもちろんですが、DTCP-IP DISC Recorderをインストールするときに入力する値もこのS/Nなのです。だからと言ってこの入力画面が出たからと言って「いくつだっけ?」なんてドライブをひっくり返して確認しようとしたりしますと、中に入っているインストールディスクに傷がつきます(涙)。と、いうか、つきました、わたし(涙々)。それでもインストールすることが出来ましたが、もちろん二度と読めなくなることも考えられますので、絶対動作中に裏返すことありませんように。
インストールが終わって、ソフトが動作することを確認し、さぁアップデートだ。わたしの場合スカパー!HDで使えなければ全く意味はないのです。ところが、アップデートするとDTCP-IP DISC Recorderがエラーを噴いて動かなくなってしまったのです。アイオーに問い合わせてもしどろもどろ。「セキュリティソフトとか常駐ソフトを外して試してくれ」とか定番のことしか言いません。サポート受付時間ギリギリだったので、あまり長く電話していたくないようなのです。と、言ってもギリギリになったのはなかなかサポートがつながらないからなんですけどね。サポートさんもギリギリで言葉を飲み込んだものの「スカパー!HDの利用をあきらめてほかの用途に使ってくれ」と言いたくてしょうがなかったようです。
もちろん常駐ソフトとの相性を疑ったくらいでは動作しません。ここで一度最初のPCでの利用をあきらめ、多分動くだろう別PCにドライブを移して試したところ、こっちは予想通り成功。
ちなみになんで予想できたかというと、DTCP-IP DISC RecorderがVisual C++2005を使っているからなんです。PT2などを利用している人は経験あると思いますが、Visual C++2005は動かなくなる条件が存在します。最初のPCにはVisual C++2008が入っているのでアップデート前のDTCP-IP DISC Recorderは動作したのですが、アップデートするとVisual C++2005を決めうちしてしまうので、それがインストール出来ない環境では使えないのでは、と考えたからなのです。もちろんこれはわたしの勝手な予想なので当たっていない可能性もありますので、出来ればどなたか確認してください。PCの名前に"日本語"を使っている環境では多分使えません、名前を半角の数字と英字だけに直して試してください。
いよいよスカパー!HDのBDへのダビングです。ディスクには2倍速対応の1面BD-RE、一応録画用を用いています。書き込みPCのドライブにあらかじめこれを入れておき、DTCP-IP DISC Recorderが常駐していることを確認します。
書き込みソフトは、わたしの環境の場合、ブラウザからNASのIPを入力して出現するページから行います。よってBRD-U8DMにはいろんなソフトが付属していますが、DTCP-IP DISC Recorder以外のソフトはネットワークダビングだけが目的なら一切不要です。わたしのLAN DISK AVの場合、"コンテンツ操作"の"ファイル転送"から送りたい番組を選び、転送先に普段のレコーダーやNASではなくDTCP-IP DISC Recorderの常駐先PCを選ぶだけ。簡単です。
サンプルとして30分・1.6GBの番組を選びました。時間はどのくらいかかるかと思ったのですが、受け側の性能がPCということで良いせいか、普段のレコーダーへの転送より少し早いくらいの速度で終わります。ただ、ブラウザ側で「終わりました」と表示されていてもまだ書き込み終了作業中だったりして終わっていません。それでも、全部で6分ほどで終了しましたから、速度としてはまぁこんなもの、十分実用範囲といえるでしょう。できあがったディスクはPowerDVD9(製品版)で再生出来ましたので、問題はないと思われます。
・・・・・・いえ、これで終わりです。その先は試してません。だってこのドライブ、AACSがV13以上(実はV15でした)なんだもん(^^) BDなんて初めてなんで、V13以上の自由化の仕方がわからないんですよ。市販BDをこのドライブに入れる気は一切ないので簡単にすませたいんですが、やっぱり赤い狐を買うのが手っ取り早いのでしょうかねぇ。
I-O DATA ネットワークダビング対応外付型ブルーレイディスクドライブ BRD-U8DM | |
アイ・オー・データ | |
録画用レコーダと録画先NASがないってのが問題だが。
猿のlifetimeを買いましたが、結局ほとんど使ってないなあ……。
スカパーは「登録したときとカードとチューナーの組み合わせが異なる」だけで電波を切ってしまうところですから、別チューナーの流用は怖いですよ。今回ので自由化出来れば一番簡単だと思います。登録したときのチューナーと、アイオーかバッファローのスカパー対応NASがあればOKですから。後は自由化用ソフトの料金?
どうもです。Liteでしばらくいけそうです。読み込み専用ドライブは持ってますよ、ファームウェアのバグでAACSが更新されないやつ。
>nekoさん
狐の体験版だと歯が立たないので猿にしたらうまくいきました。