スマートフォンが成功を収めていらい、製品の完成や市場の展望を二の次にして"スマートなんちゃら"という言葉だけが先行して、それで何をするかは後回し、という分野がいくつかありますが、代表格が「スマートテレビ」と「スマートウォッチ」でしょう。前者は政経一体となってオールジャパン体制で取り組むそうですからそのうちイヤでも日本ではこれしかテレビを買えなくなるので放っておくとして、後者の方はとりあえずあちこちで出してはいましたが存在感は全くないものでしかありません。
まぁでも作りたいのは分かります、メーカーとしてより技術者として。だってコンピュータ内蔵通信機能付き腕時計、こんな男のロマンにあふれた電子機器はほかにないじゃないですか。子供のころ誰しも一度はテレビかマンガで目に焼き付けた主人公が腕にはめた機械を操るさまにカッコよさを感じたはず。技術的にはあれと似たものを作ることは可能なわけですから、やりたがるのは当然です、ただそれを使って消費者は何ができるかがパッとしないのでモノを目の前にしてもどう対処していいのか分からないのでしょう。もっとも、あのApple.incが「Apple Watch」の名でその路線の機器を販売する計画があった以上、他社のスマートウォッチを積極的に取り上げる情報サイトなどあり得ないのも大きな原因なんでしょうが。
Apple Watch、日本や米国で4月24日発売 100万円超える超高級モデルも
珍しく日米同時発売だそうです。新聞も多くが取り上げていますが最高200万円超え!というとんでもない価格からわたしは従来のスマートフォンなどとは異なる、デジタルではあるものの"腕時計"として売り出すものと思ってしまいました。わたしは商売柄、新品の市場販売価格200万円以上という腕時計を扱うことはそれほど珍しいことではありません。それらは多機能なものもありますが、例外なくあくまで腕時計としての基本を決して崩さないものばかりでした。そのデザインも使い勝手も完成され、10年たとうが20年たとうが決して古ぼけないものです。むしろこれを崩そうとするとかえって安っぽさを感じてしまってメーカーとしても動きようがないという欠点さえ与えてしまうほど高級腕時計の完成度というものはすごいものなのです。てっきりApple.incもそういう路線をデジタルで歩むものだと、多機能ではあってもあくまで腕時計であり、10年でも20年でも使える持ち続ける喜びを保持できるものであると。ところが
「Apple Watch」であなたの生活はこう変わる
少なくともこうしたデジタル機器の専門家による情報サイトの記事を読む限り、結局Apple.incのApple Watchもデジタルガジェットの塊であるスマートウォッチの路線でしかないものでした。デジタルガジェットなどは数年もたたずに古ぼけて見えてしまうものです。まぁソフトウェアのバージョンアップなどである程度対応できるでしょうが、そういう路線を貫く限り、Apple Watchを持つ喜びを保ち続けられるのはせいぜい数年・・・。そのあとは結局Socなどを強化した新バージョンに次々と買い替え続ける必要があるでしょう。Apple Watchも結局はiPhoneなどと同じく使い捨てに近い従来型デジタル製品の域を出ないものにしか見えないのです。そんなものに200万円?
「金のりんごが欲しい? あなた正気?」 ASUS公式アカウントがApple Watchをあてこする
ASUSの製品の方をいいという気はありませんが、気分だけはここと同じです。
それ以上に正気の沙汰と思えないのが、Apple.incがApple Watchのために大量のサファイヤをガラスのために購入していること。
Apple Watchが使うサファイヤの量は世界生産量の約2割に
利用している方もいるかと思いますが、所謂ブランドもの腕時計の一部にはサファイヤガラスが使われています。単なる宝飾品としてだけのためにサファイヤを使っているわけではありません。このガラスはおそろしく頑丈なのです。少々乱暴に扱い、時計を腕にはめたまま腕を振り回してどこかにぶつけたとしても、金属製の本体に少々傷がついてもガラスは傷一つつかない、なんてこともしばしばあるくらいです。
なんで知っているかと言うと、使ったことがあるからです。わたしは自戒を込めて普段使う腕時計などはハメられた偽物、それも特にできのいいものを使うことにしているのですが、ある時とある業者に「これ偽物だよ」と断言された腕時計にたまたま本物があったのです。わたしは自信を持って買ったので死ぬほどガッカリし、サンプル兼臥薪嘗胆のために使っていたのですが、「どうせ偽物だ」と乱暴に二年間も扱っていました。ところが、いくらぶつけてもガラスは傷一つつかないし時刻も非常に正確、2~3か月に一度カレンダーと一緒に微調整をすれば時刻は常時正確と言ってもいいほど精巧なつくりでした。あまりの出来の良さにある日「あの業者が間違っていただけで本物じゃね?」と思い直し、他の業者に見せたところ「どこが偽物だっていうのさ、いい品物だよ」と喜んで買ってくれたという。しまった、乱暴に二年間も扱ったりしなきゃもっと高くなったのに損したと・・・。ちなみに今は別の偽物腕時計を使っていますが、すでにパッ見には分からないもののガラスにわずかな傷がついていますし、時刻は2~3か月どころか一週間に一度は合わせなおさないと気持ち悪くなるほどズレが生じるもので、その精巧さは本物と比べればまさにゴミ、というレベルです。それでも偽物の中ではマシな方ですけどね。
話はそれましたが、サファイアガラスは格好つけのためではなく、何十年でも愛用できる腕時計を作るために使うもの、というのがわたしらの考えです。それを数年単位で買い替えになるスマートウォッチにために世界生産量の二割も買い占める? 正気の行動とはとても思えません。まぁさすがに回収してリサイクルなどするんでしょうけど、これによって他の良い腕時計の生産に支障が出ることも考えられます。
これらを考えるとどうしてもわたしはApple Watchには失敗してほしいとしか言いようがありません。これらが「買ったときは200万円だった!」を錦の御旗に3年後くらいに中古屋に持ち込まれたりするのかなぁと思うと、少々怖いです。わたしならちょっと取れないですね。
まぁでも作りたいのは分かります、メーカーとしてより技術者として。だってコンピュータ内蔵通信機能付き腕時計、こんな男のロマンにあふれた電子機器はほかにないじゃないですか。子供のころ誰しも一度はテレビかマンガで目に焼き付けた主人公が腕にはめた機械を操るさまにカッコよさを感じたはず。技術的にはあれと似たものを作ることは可能なわけですから、やりたがるのは当然です、ただそれを使って消費者は何ができるかがパッとしないのでモノを目の前にしてもどう対処していいのか分からないのでしょう。もっとも、あのApple.incが「Apple Watch」の名でその路線の機器を販売する計画があった以上、他社のスマートウォッチを積極的に取り上げる情報サイトなどあり得ないのも大きな原因なんでしょうが。
Apple Watch、日本や米国で4月24日発売 100万円超える超高級モデルも
珍しく日米同時発売だそうです。新聞も多くが取り上げていますが最高200万円超え!というとんでもない価格からわたしは従来のスマートフォンなどとは異なる、デジタルではあるものの"腕時計"として売り出すものと思ってしまいました。わたしは商売柄、新品の市場販売価格200万円以上という腕時計を扱うことはそれほど珍しいことではありません。それらは多機能なものもありますが、例外なくあくまで腕時計としての基本を決して崩さないものばかりでした。そのデザインも使い勝手も完成され、10年たとうが20年たとうが決して古ぼけないものです。むしろこれを崩そうとするとかえって安っぽさを感じてしまってメーカーとしても動きようがないという欠点さえ与えてしまうほど高級腕時計の完成度というものはすごいものなのです。てっきりApple.incもそういう路線をデジタルで歩むものだと、多機能ではあってもあくまで腕時計であり、10年でも20年でも使える持ち続ける喜びを保持できるものであると。ところが
「Apple Watch」であなたの生活はこう変わる
少なくともこうしたデジタル機器の専門家による情報サイトの記事を読む限り、結局Apple.incのApple Watchもデジタルガジェットの塊であるスマートウォッチの路線でしかないものでした。デジタルガジェットなどは数年もたたずに古ぼけて見えてしまうものです。まぁソフトウェアのバージョンアップなどである程度対応できるでしょうが、そういう路線を貫く限り、Apple Watchを持つ喜びを保ち続けられるのはせいぜい数年・・・。そのあとは結局Socなどを強化した新バージョンに次々と買い替え続ける必要があるでしょう。Apple Watchも結局はiPhoneなどと同じく使い捨てに近い従来型デジタル製品の域を出ないものにしか見えないのです。そんなものに200万円?
「金のりんごが欲しい? あなた正気?」 ASUS公式アカウントがApple Watchをあてこする
ASUSの製品の方をいいという気はありませんが、気分だけはここと同じです。
それ以上に正気の沙汰と思えないのが、Apple.incがApple Watchのために大量のサファイヤをガラスのために購入していること。
Apple Watchが使うサファイヤの量は世界生産量の約2割に
利用している方もいるかと思いますが、所謂ブランドもの腕時計の一部にはサファイヤガラスが使われています。単なる宝飾品としてだけのためにサファイヤを使っているわけではありません。このガラスはおそろしく頑丈なのです。少々乱暴に扱い、時計を腕にはめたまま腕を振り回してどこかにぶつけたとしても、金属製の本体に少々傷がついてもガラスは傷一つつかない、なんてこともしばしばあるくらいです。
なんで知っているかと言うと、使ったことがあるからです。わたしは自戒を込めて普段使う腕時計などはハメられた偽物、それも特にできのいいものを使うことにしているのですが、ある時とある業者に「これ偽物だよ」と断言された腕時計にたまたま本物があったのです。わたしは自信を持って買ったので死ぬほどガッカリし、サンプル兼臥薪嘗胆のために使っていたのですが、「どうせ偽物だ」と乱暴に二年間も扱っていました。ところが、いくらぶつけてもガラスは傷一つつかないし時刻も非常に正確、2~3か月に一度カレンダーと一緒に微調整をすれば時刻は常時正確と言ってもいいほど精巧なつくりでした。あまりの出来の良さにある日「あの業者が間違っていただけで本物じゃね?」と思い直し、他の業者に見せたところ「どこが偽物だっていうのさ、いい品物だよ」と喜んで買ってくれたという。しまった、乱暴に二年間も扱ったりしなきゃもっと高くなったのに損したと・・・。ちなみに今は別の偽物腕時計を使っていますが、すでにパッ見には分からないもののガラスにわずかな傷がついていますし、時刻は2~3か月どころか一週間に一度は合わせなおさないと気持ち悪くなるほどズレが生じるもので、その精巧さは本物と比べればまさにゴミ、というレベルです。それでも偽物の中ではマシな方ですけどね。
話はそれましたが、サファイアガラスは格好つけのためではなく、何十年でも愛用できる腕時計を作るために使うもの、というのがわたしらの考えです。それを数年単位で買い替えになるスマートウォッチにために世界生産量の二割も買い占める? 正気の行動とはとても思えません。まぁさすがに回収してリサイクルなどするんでしょうけど、これによって他の良い腕時計の生産に支障が出ることも考えられます。
これらを考えるとどうしてもわたしはApple Watchには失敗してほしいとしか言いようがありません。これらが「買ったときは200万円だった!」を錦の御旗に3年後くらいに中古屋に持ち込まれたりするのかなぁと思うと、少々怖いです。わたしならちょっと取れないですね。




















ゼンマイ巻く時代まで戻してどうする
デザインもクレーンゲームに入ってる中華iPodのようなパチモン臭がする。
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2015/0303/105848
の方がかっこいいです。
流石にアップル自身売れる物じゃ無いとおもったのかiOS8.2にゴリ押しアプリ押し込んできたそうな。
機能的なインパクトが無いが何しろミュージックプレーヤーが韓国製位だけだった時に音楽配信を引っさげて登場したiPodが市場を駆逐した様に今回の腕時計型に期待する人々が多いと市場とか世界的価値の変化が起きる可能性が有るかもね?
パソコンの様に市場を実験台にしながらバグフィックス(機能変更、追加)を繰り返して行けば発展すると思うがそれには常にユーザーに新しい物の方が良いんですと思われる様に指導して買い換えを促さないといけないが従来の腕時計は長きに渡り使えるとか古くても価値が有るとか
価値観が全然違うと思う。
表面や構造が強固に作られ故障してないのに電池切れで使えないとかが2年サイクルで起きるなんて嫌な感じだなー。
機能的なインパクトが無いが何しろミュージックプレーヤーが韓国製位だけだった時に音楽配信を引っさげて登場したiPodが市場を駆逐した様に今回の腕時計型に期待する人々が多いと市場とか世界的価値の変化が起きる可能性が有るかもね?
パソコンの様に市場を実験台にしながらバグフィックス(機能変更、追加)を繰り返して行けば発展すると思うがそれには常にユーザーに新しい物の方が良いんですと思われる様に指導して買い換えを促さないといけないが従来の腕時計は長きに渡り使えるとか古くても価値が有るとか
価値観が全然違うと思う。
表面や構造が強固に作られ故障してないのに電池切れで使えないとかが2年サイクルで起きるなんて嫌な感じだなー。
これらが「買ったときは200万円だった!」を錦の御旗に3年後くらいに中古屋に持ち込まれたりするのかなぁと思うと、
少々怖いです。
~引用終わり~
ありえそうですが笑えますね。
一つ言えるのは、少なくとも今のApple WatchにはiTunesやiPodが登場した時ののうなカッコよさとかクールさが微塵も感じられないので、今のスマホのように広く普及する未来は考えられません。
モデルにもよるでしょうけど24時間は持ちそうにないので、確実に毎日充電の必要がある分、手巻きゼンマイより使い勝手は悪そうです。
>Beepさん
デザインにケチを使える商業サイトは今のところないですけど、一般向けのものはどう見ても安っぽいですね。
Huawei の見ると、こういう風に文字盤をどうにでも変更できることこそスマートウォッチの利点ではないか・・・と思えてきます。
>アンドロメダさん
しばらく腕時計してないと、つけてしばらく手が重いんですよね(^^)すぐなれますけど。
仮にApple Watchが今の路線で成功するとしたら機能ではなくサービス面で人を引き付けられるか・・・なんでしょうけど、腕時計型である必要はないですし、このままではよほどメディアが総力を挙げて持ち上げない限り難しいでしょうね。
>2015-03-12 16:27:57さん
実体験に基づいてますので、あり得ない話ではないです。高級時計をいくつも持つような人の中には機能面より持つことのファッション性を重視してApple.incの製品を使う人が結構いますから。
Apple Watchはダメですけど、スマートウォッチのようなデジタルウォッチは個人的にあってもいいなぁと思ってるんですよ。
やっぱり商売で扱う人の話の視点って、普通には思いつかないものだなって思ったりしましたね。
どっちかと言うと失敗談なんですけどね。サファイヤガラスの腕時計を平気でぶつけまくっていた経験のある人はわたしくらいなものでしょうし(^^)
そういう人が育つだけ販売続いていますし 欲しかったが手が出せなかった機種の一つも有ればそれは資産価値かなw
映画で一度は見たを実現するなら 銃型スマートフォンとか まだまだ作れそうなものが有りますね 外部端末にテッド作ってw
スマホのケースも同じがいいとか言い出すのかな? ジッポ路線で何でもありなら楽しいかな使い込むほど味が出るデザインも多いし VAIOさんそう言う少量生産限定レア販売やりませんか? 地域振興になるし
金属加工メーカー 錆び模様シリーズ 波紋シリーズ 精密加工シリーズ 木肌・竹細工シリーズ 日本はいろいろ出来るのにな
先日発表になったVAIO PHONEにしてもそうですが、陳腐化しやすいモバイル分野でEDGEの効いていない製品は長持ちしないと思うんですよね。
最近のプロダクト全般に言えますが、考えが足りていないものが多すぎると思います。
もっと必死になっていただきたいですね。
考えて考えて、もうどう考えたってこれ以外ないよってところまで本当に考えたんですかと問い詰めたくなるようなものが多すぎ。
そういう意味においてはSONYの分社化はある意味、強制的に必死にならざるを得ない環境に持ち込む手段にはなるのかなとは思いますが。