録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

切り替え機をHDMI対応に変えてみた

2020-06-26 12:38:54 | Weblog
先日買ったRADEON RX550、これはいろんな意味で「キープしておかないと」と思った商品でありました。一つは現在AMDが推しているRDNAベースではなく旧世代のGCNベースである点。個人的にRDNAアーキテクチャ、特に現行のNaviは動画再生やGPGPUの機能でVEGAやそれ以前よりも劣っており、魅力がないと感じているためです。ただ、次世代のPlayStationやXBOXと言ったゲーム機にはAMDのAPUが採用されており、そのGPUはRDNAベースになるとされています。ゲーム機において、少なくとも次世代ではない現行機においてはGPGPUは重要視されているといわれており、次ではいくらCPUが強化されるといってもGPUをGPGPU不向きのままにしておくとは考えにくく、多分Naviの次では改良が行われるでしょう、動画再生に関してもついでにVEGAには追い付いてほしいなぁと思いつつ。
もう一点、キープを必要としていたのがDVI-Dがついている点でした。わたしは複数のPCを所有しており、そのPCごとにディスプレイやキーボードをつけて取り換えて使う、というのも面倒くさいので切り替え機を間に挟んで使っています。最終的な動画視聴はもちろん大型ディスプレイ直結の別機で行うので、普段使いはそれで充分なんです。ただ、この切り替え機と言う分野、流行らないのかなかなか新型が出ません。いまだにディスプレイがD-SUBなやつが普通に売られているくらいです。今使っているのはさすがにディスプレイはDVI-Dで、若干高解像度まで対応しているちょっといいやつです。これに安心して接続できるため、DVI-D付きが望ましいのでした。最近のはDisplayPortとHDMIしかついていないやつが増えてきましたからね。HDMIとDVI-Dは互換性があるという話もあり、変換ケーブルも普通に売られていますが、案外相性があり、過去に映らなかった経験もります。まして切り替え機経由だと・・・という変換ケーブルをあまり信用していないこともあってDVI-Dは少なくともわたしにとっては必須でした。

その感覚を覆されたのが、先日から行われているIntel・AMDの新チップセット発表に伴うマザーボードの新製品ラッシュです。今すぐ買う気はないですが、Intel・AMDともに近い将来買い替える可能性はあるため、一応商業サイトなどで目は通してあったのですが・・・。驚きました。DVI-D付きがいくつもありません! あっても下位モデルのみです。わたしは可能ならグラボを刺さずにCPU内蔵などで映像出力も任せたいと考えているので、この機能削減は問題です。2~3年前ならむしろHDMIしかないのは下位モデルだけ、中級クラス以上なら何買ってもIntel・AMD系ともにDVI-Dがあって当たり前だったのに・・・。まぁグラボの出力からDVI-Dが減っている昨今、マザーは別、とはならなかったのでしょう。厳密にいえばAMD系の場合、最新チップセットであるB550はZen2以降のCPUしか対応していないため、ZenおよびZen+しか存在しない現行APUは使えないと思われるので映像出力に関しては手抜きなマザーボードしか出てないのかも知れません。噂される8コア16スレッドの次世代APUデスクトップ向けが登場すれば、その利用を前提にしたマザーボードも発売され、DVI-D付きが続々出てくる可能性も無きにしも非ず、ではありますが、望み薄でしょう。今使っているAPUのマザーは多分BIOSのアップデートだけでZen2のAPUも使える可能性が高く、まだあせる必要はないかも知れませんが、Intelを買い替える場合はマザーボードごと買い替えるしかないため、おそらくDVI-Dは切り捨てる必要が出てきます。となれば、遅かれ早かれ現状の切り替え機が使えなくなってしまうのならば、いまのうちにHDMI接続に移行してしまえ、となぜかこう思い立ってしまったのですよ。

で、探して購入したのがこちら。

 前述したとおり切り替え機はなかなか新しいものが出ず、ましてHDMI対応でPC用のキーボードやトラックッボールまで共用可能、かつ4台使えるとなると本当に少ない選択肢しかありません。その中ではこれが一番従来型切り替え機に近いかなぁ、と。なお、付属ケーブルが2台分しかついていないため、4台使うなら別途HDMIとUSBケーブル(プリンタの接続とかに使うやつ)を用意する必要はあります。
さすがにいくらウチのPCでも全環境にHDMIはついているため、付け直すだけで問題なく動作しました。なお、この際にそれなりの時間中腰姿勢から立ち上がる、を繰り返したため、あとが怖いです(一度痛めて坐骨神経痛で足が痛くなったため・・・現状では咳をすると一瞬だけ痛みが走る程度です)。画質は若干フォーカスが甘くなった気がしますが、これはディスプレイの設定のせいかも知れません。接続するPCの切り替えは切り替え機のUSBのマウス/キーボード向け端子に接続すればキーボードから行えます。リモコンもついていますが、リモコンよりキーボードから操作できる方が断然使いやすいと思います。主な切り替え方法はキーボードのScrollボタン2回押し+数字キー。これまで使っていたDVI-Dの切り替え機とほぼ一緒ですが、今まで使っていたのはこの操作のあとエンターキーを押して初めて切り替わる仕様だったのでクセでついエンターキーも押してしまい、切り替え先のPCで誤作動を繰り返しています。まぁこれは慣れの問題でしかないですが。
地味に便利なのが音声出力コネクタがついていること。アナログの切り替え機はもちろんDVI-D切り替え機もアナログの音声が切り替えられるようになっており、ディスプレイに表示されている機器の出す音声だけを出力できるようになっていました。が、HDMIは音声出力も兼ねているためか、音声のアナログ入力端子がある機器は皆無です。そのため、通常はディスプレイ内蔵スピーカーから音を出すか、ヘッドフォン端子にスピーカーをつなげるしかありませんでした。もちろん音質はよくないです。一応この切り替え機はそのHDMIの音をアナログ変換できる機能を持ち、ディスプレイに届く前に音声を取り出すことができます。パワーはアナログよりありませんが、それでもディスプレイを通すよりはマシです。汎用のUSB端子もついているのでUSB接続のサウンドスピーカーに交換した方がいいのかも知れませんが、気に入ったスピーカーを持っているのなら当面買わなくてもいいのは利点です。ただ、一部PC、手持ちのものだとRyzen7 1700+RX550のHDMIから音声を出力していてる環境のみ、他PCにフォーカスを移すと音声出力を認識できなくなる現象が発生しました。そのため、いちいちコンパネのサウンドから認識しなおす作業が必要となってしまいます。RADEONのドライバのせいもあるのかも知れませんが、完全ではないので一応注意。
あと使い勝手でももう一つ問題。つなげたキーボードは昔から愛用しているLenovo製ThinkPadキーボードなんですが、この製品の特長であるトラックポイントが使えなくなってしまいました。わたしは不器用なので右手のトラックボールで普段だいたいの操作&左手のトラックポイントで微調整、という二刀流でそれを補っていたので、片手が封じられるとちょっと使いにくくなってしまいます。もっとも、手元のThinkPadキーボードはアームレストのある旧旧型なので新型だと違うのかも知れませんが、キーボードのプラス機能はそれほど期待しないほうがいいのかも。トラックボールの方は問題ないんですが、わたしが基本機能以外はあまり使っていないので気が付かないだけかも。
 
と、使い勝手に関して言えばDVI-D切り替え機に全体的に少しずつ劣る印象ですが、ほかに選択肢がないのもあるので、基本的には使えたというのは十分朗報です。最近のPCはパワーがありすぎて一台で複数の作業を快適にこなすことなど朝飯前、なところもあって複数のPCを同時に使って作業分担、などは流行らないのでしょう。そのため、もっと完成度の高い切り替え機の登場を待っていてもなかなかでないかも知れません。結局思いついたときにパーッと入れ替えてしまうのがいいかと思います。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-07-10 18:31:46
RX550はVegaではなく一つ前のPolarisです
Unknown (krmmk3)
2020-07-10 22:09:39
>2020-07-10 18:31:46さん
あら、こっちは直してなかったですか。直しておきますね。

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