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2018-06-10 | Weblog
1900

 伊能忠敬

 今年2018年は伊能忠敬没後200年にあたるそうです。
先週水曜日にNHK「歴史秘話ヒストリア」で伊能忠敬の番組が放送されていました。ビデオに撮っていましたので昨日見てみました。
 伊能忠敬は50歳で商いを隠居しています。その後江戸に出て自分の子より若い幕府の役人に教えを請い、55歳から17年をかけて全国の沿岸部を歩き測量を重ね、死後弟子たちにより「大日本沿岸輿地全図」が完成されています。
 人生50年といわれていた時代に、老いてなお新しい学問を修め、日本全国をくまなく歩き、諸外国の人たちをも驚かせる精巧さの地図を完成させたその行動力と意欲に驚かされます。
また忠敬の才能を見抜き、幕府に上申し、幕府のプロジェクトとして一大事業を立ち上げた上司もすごい。 忠敬の作った東日本の地図が将軍家斉に認められることになり、全国で藩の威信をかけたさまざまなサポートがなされ、全国版伊能図の完成へとつながります。

 ビデオを見て思い出したことがあります。2012年9月21日から23日までの3日間、岡山理科大学で「伊能忠敬フロア展」が開催されました。ちょうど八十八ヶ所を回っているところでしたが途中22日の1日だけ帰って見学しました。
広い体育館一面に大図が広げられていました。その他中図、小図、当時の測量機器の展示、ビデオの上映などもあり、地図の大きさと共にその細かさ、精密さに驚き、忠敬の人となりをまのあたりに見たような気がした覚えがあります。




大図 備中


大図 室戸岬周辺


大図 足摺岬周辺


八十八ヶ所を歩いているときに見つけました。


2016/10/14高知県香南市赤岡町弁天通り 伊能忠敬緯度観測記念碑
国道55号線より一本北側の通りです。


大図 高知周辺

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