般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2017-06-13 | Weblog
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楽譜とお経と

 テレビでピアノ演奏を観ました。そのとき気がついたのですが、演奏者が見ているのはピアノの前に置かれたタブレットに表示された楽譜です。ページも画面をタップすれば次に移っていくようです。インターネットで検索すると電子楽譜、電子ペーパー楽譜端末とか楽譜表示端末として普及しているようです。二つ折りの楽譜そっくりな端末もあります。
 また別の日ですが、札幌の商店街で路上にピアノを設置し、誰でも自由に弾くことができるストリートピアノの様子が放送されていました。人通りの中でピアノを演奏するくらいの人たちですから、たいていの人は楽譜なしで弾いていましたが、なかにスマホをちょこちょことさわって楽譜を出して弾いている人がいました。
今そのような時代になっているのですね。
 最近、八十八ヶ所巡拝にタブレットを持って行く人が増えています。地図で現在地やルートを確認することもできますし、宿で歩いたデータをタブレットで整理している人もいます。
現在、お経もアプリで購入できます。お経が電子書籍として販売もされています。
 やがて経本の代わりにタブレットを見ながら、お経を唱える人が出てくるかもしれません。字の大きさなど自由に設定できるのですから、ご高齢の方には便利だと思います。タブレットではやや大きいし、スマホではやや小さい、そのうち二つ折りにした経本と同じくらいの大きさの端末も販売されるのではないでしょうか。
自宅や札所でそのような電子お経を見ながら、お勤めしている姿が近い将来見られるような気がしたのですが、どうでしょうか。