Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リアウイングの調整

2022-09-25 21:28:30 | Hino Samurai

本日の山陰は雲はありましたが所々には青い空も見えました。
晴れ時々曇りっていった感じでしたかね〜、予報では曇りだったんですけどね。

実は昨日もう一つ皆さんにご報告がありました(笑)
いえいえ、仕事の事ではありません。
少し前に隣の畑で作業をしていたら女子中学生にペットボトルの麦茶を頂いたというお話がありましたよね。
その後数日してからお礼がてら家内に作ってもらったケーキを届けておいた・・・所まではブログに書いたと思います。

その中学生のご家族が昨日Cafeの方に来て下さいました。
来ていただくだけでありがたい事なんですが・・・その時に小学生の妹さんと二人で作ったチョコレートのケーキをプレゼントに持ってきていただきました。
「ほんのきもち」と言うこの袋の中にもお菓子が入っていまして・・・
今日は手伝いのS百合さんもきてくれる予定だったので3人で頂きました。
とても美味しかったです・・・有難うございます。
妹さんも小学生だし一緒に考えながら作ってくれたと思いますとそれだけで優しい気持ちになれますよね。
この殺伐とした事件が多い昨今ですが・・・美味しいケーキで心も和やかになりました。

今日最初の仕事は・・・
畑の仕事です、子持ち高菜の苗を植えてみました。
この高菜ですが・・・どこにも種が売ってなかったのですが、昨年畑で花が咲いたものを残してあったのです。
うまく子持ち高菜ができる保証はありませんけどまあ普通の高菜として食べても良いはずなんで・・・
どうせ間引いたものは食べちゃいますから(笑)

そして畑でバタバタしていたらS百合さん登場です・・・と同時にお客様がチラホラ・・・。
まあ3日も忙しい訳が無いとタカを括っていましたが、Cafeに戻りますと家内が汗をかきかきやっていました・・・S百合さんもすぐに応援してくれましたので今日は少し楽ができました(家内が)厨房係は相変わらず私一人なので・・・。

それでも2時過ぎにはアトリエに帰りましたが・・・2時を過ぎてもランチのご希望があったりしまして・・・炊いてあったご飯は一つ残らずなくなってしまいました。

で午後からは本業です。

今日はヒノサムライのリアウイングの取り付け調整をします。
まだ仮組みなんですがここは設計が良く無いのです。
ステー側にもウイング側にも取り付けられるような構造になっていないのです。
普通取り付けるならステーなりダボなりが準備されているのですが・・・。
接着剤でベタッと付けろと言わんばかりの構造ですね。
でも先にウイングの整形からですウイングは前側を厚く後ろ側を薄く見えるように削っておきます。

ウイングの場合これが基本の削り方ですね・・・俗にいう翼断面と言う事ですね。
ウイングはただの板では無いのです。

取り付け用のステーを考えなければなりません。
また接着のタイミングもあるのです。
このウイングですがワイヤーでコクピット内から角度を操作できるようになっているようでしてウイングの下側にワイヤーらしきものが見える写真もあります。
と言うことはボディに接着してから塗装をしますと筋彫りを掘らなければなりませんよね。
しかも裏も表もね・・・
表だけなら良いのですが裏はタガネが入りにくいので糸鋸か何かで掘るしかないでしょう・・・
それはな塗装後に取り付ければ筋彫りは不要ですのでこの塗装後に取り付ける案を採用しました。

まずウイングステーのこの部分に0.5mmの穴をあけました。
左右とも同じ位置に空けるのは少しコツが必要かもしれません。
穴の位置はウイングがつく内側の部分の断面の下側ギリギリが良いです。

そうそう、その前にウイングステーはボディと別部品だったので内側の部分ステーとボディの間ですね僅かに隙間があるのです。
ここは後で見えますと格好が良くないので今のうちにパテで埋めておきましょう。

0.5mmの穴に真鍮の0.5mm線を5mmほどにカットしたものを差し込みましょう。
私の場合は接着剤を使いませんでした。
不慣れな方は瞬間接着剤で接着されても良いですが穴に部分をパテで修正する必要が出てきます。

そして差し込んだ真鍮線の部分をハンダつけまします。
ステーは内側なのですが内側をハンダつけしますと周囲の角の部分が溶けてしまって修正が面倒なことになるのです。
だから穴を貫通で開けてから外側をハンダつけしたんですね。

この部分ですと周囲に熱が逃げますので経験上ですが全体がトロッと溶けてしまう事は少ないのです。
真鍮線が抜けたり内側の部分の形状が変わってしまうこともありません。

周囲の余分なハンダを削り取ればステー母部分の出来上がりですね。
真鍮の線は最低限の長さがあればウイングは支えられますので2mmほど残す程度でカットしました。

ウイングのボディの所定の位置にのせて左右ともピンの位置をマジックでマーキングします。
この時点ではウイングはピンの上に乗っていますので少し浮き上がっています。

そして裏返してピンの位置を少し掘り込みます。
幅が0.5mmのタガネで深さ0.5mmほど掘ればピンはほとんど見えなくなります。

所定の位置にのせてみます・・・。
この時点ではまだ接着をしていません・・・ステーの内側のパテを研いでないので仮組みでも接着していないのです。
ステーとウイングステーの間の摩擦だけで前にも後ろにも落ちないのです。
ウイングの重量は左右のピンで支えている状態ですね。
ウイングの位置が決まったので外型を整えるためにペーパーをかけてみました。

そしてシャーシの上に乗せて確認です。

う〜ん、なかなか良い感じですね、でもまだまだ先は長いです。

で今日の残業です。
本日お客様から書体はそれでOKを頂きました。
が・・・
こちらはそうも行かないのです。
下の画像では上下が逆になっていますからわかりにくいですが・・・分割して貼った右側の社名のデカールですが字の間配りが狂っていまして変なんですよ。

わかりますかね〜!?
運輸の文字の間が近かったのです。
すでにクリアーを塗ってしまってからだったので・・・昨日の時点ではどうにもならないのです。
こんな場合は一晩乾燥させてからゆっくり対応を考えます。

実は・・・日本語で漢字を横書きする場合左から右側に書きます。
その場合は字の間配りは慣れていますから楽なんですが・・・逆に右から左側に文字を書いてみてください・・・多分書きにくい筈です。
ということはデカールを貼る場合も配置が取りにくいのです・・・と言い訳しています(笑)
だめだった文字を削除しています。
修正も昨日と同じ方法ですね。

必要な部分のデカールをカットしまして・・・準備します。
と言うのも修正した側は文字を個別にカットしまして貼り付けていますからこれで良いのです。

今度は慎重に位置を決めましょう。

そしてラッカークリアーをパラ吹きました
多少艶は違いますけど位置関係は良くなりましたね。

明日も今日の続きをしたいかな〜
まあ突然の変更もありますからよろしくです!!


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