Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リアウイング完成

2019-10-21 21:09:43 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は曇りでしたね。
少しずつでは有りますが気温が下がってきまして涼しくなりましたね。
夜はもう完全に布団で寝ないと風邪をひきそうです・・・

こうなってきますと冬の用意も進めておかなければなりません
ほぼ自給自足(特にお金がかかる部分は)が理想の私としては冬の準備も当然ながら自分で始めます。
例えば・・・明日は定休日なので天気が良かったら屋根に上がって薪ストーブの煙突掃除とか当然本体もやります。
その為に平屋の建物にしたのですから・・・
そして昨シーズン使わなかった除雪機の試運転もやっておかなければなりません。
皆さん早いと思われるかもしれませんね〜
寒くなっても雪が降るまでにやれば良いと思うでしょ?まあその通りなんですが寒くなりますとおっくうになりますからね〜
自分の性格をよく知っていますので・・・(笑)
それに部品の手配とかも必要になりますと時間がかかる場合も有りますから早めの対処が必要ですね。
除雪機はバッテリーを外して充電しておきます。
入らなければ新しい物を購入しないといけませんので・・・
そしてガソリンの入れ替え、昨シーズンは一度も出番が無かったのでタンクは2年前のガソリンが入っています。
タンク出口のコックで止めてありますからその下でホースを外して古いガソリンを抜き取ります・・・どうするかって?
普通ならガソリンスタンドで処理してもらいますが・・・まだ匂いが良かったし量が少なかったので軽トラに入れて使ってしまいます(笑)自己責任ですからねマネをしない様に・・・(笑)
この後は予定ですが・・・
エンジンがかかったら除雪機を引っ張り出してエンジンオイルの交換です。
1年前のオイルが入っています・・・これだけしておけば雪が降っても怖くないでしょう(笑)

でも余り準備が良いとまた雪が降らなかったりしますね・・・(笑)

さて本日も厨房のK子さんはお休みなのでお昼の時間には厨房係ですね〜
2時までくらいは制作が出来ませんが・・・厨房での洗い物は上手になりましたよ(笑)


さて昨日はリアウイングの制作を失敗したので・・・今日はもう一度やり直しです
フロントウイングで本物のアルミで作っていますのでリアも同じ質感が必要だと考えるのです。
メタルのウイングにアルミ板を巻いて作る方法は失敗してしまいましたが・・・
今日は全部をアルミで作る事に挑戦致します
リアウインングの形状はかなり複雑な形状なので一体で作るのは難しいでしょう・・・
やって出来ない事は無いですが厚みが5.0mm以上有るアルミのブロックから削り出す事が必要になります。
なのでそれに変わる方法をご紹介致します。
まずは2分割で厚さが2.0mmのアルミ板を切りました
後側は曲げなければならないので前後方向の寸法は1〜2mm長めにしておきます

外形を整える為にケガキ線にそってヤスリで削ります。
さすがに2.0mmも有りますとなかなか時間がかかりますね〜。
その後フライスのバイスに斜めに固定してリアエンドの斜めの部分を削っています
アルミの場合一度に削れないので少しずつ角度を変えて削っています

次は曲げの作業です
これもまた厚みが有りますので固い事・・・
仕方なく厚めの鉄板を当ててハンマーで叩きました
叩く力具合は手加減が必要ですよ・・・叩けば良いという物ではあありません
しかも左右有りますから左右が同じ形状になる様にしなければなりません。

曲げた後で写真を一つ撮り忘れましたが・・・
中央の合わせ目になる部分をフライスで仕上げます・・・と言うのもリアウイングの中央には実車にも継ぎ目が有りますが隙間が有ったりスジ彫りが有る訳ではないのでここはピッタリに収めたいのです。
そして左右を接着しますがそのままでは接着面が小さいので強度が無いのです
2ヶ所にピンが打てる様に穴を開けています
ピンは0.8mmですね
これくらい有れば強度的には大丈夫じゃないかと思います

ピンを植えてみました・・・
これが左右をつなぐ上で強度上大きな役割を果たします
短いピンですけどね・・・。

接着です・・・ピンがきついので最終的にはバイスに挟んでプレスしました
接着剤が硬化するまで少し時間をおきます
合わせ目の部分は左右ともフライスを使って仕上げていますのでピタリと収まりますね〜。
さすが頂き物でタダですがフライスです・・・手仕上げではなかなかこうもゆかないですよね。

ザクザクッとヤスリで削っています
大きな間違いは無さそうですね〜
ウイングの前側の部分や合わせ目を中心に削っています。

全体の研磨をします
ペーパーは280番くらいから始めて全体のうねりを取ります、そしてバイスにくわえた時に出来る傷を消してゆきましょう。
部分的に研磨しますと最終組立て時にコンパウンドで磨きますと写り込みで面が歪んでいるのが見えてしまいますからね〜注意が必要ですね。

400番〜800番〜1000番とペーパーを細かくしてゆきますが傷が取り切れないと思ったら一つ前の番手に戻ります。
あくまでも全体を研磨する様に磨いてゆきます。

少しずつでは有りますが傷が無くなってきましたね。
1000番のペーパーの次はバフレックスの2500番ですね・・・
ヘアライン仕上げならこれ位の番手で良いかもしれません。

続いてバフレックスの3000番です
ここまで磨いておきますと後でコンパウンドを掛ける場合に楽になりますね。
綺麗になってゆく姿を見ていますとアルミで作り直して良かったな〜と感じます。


明日はリアウイングのステーを作ってゆきましょう・・・こちらも突っ込みどころが満載・・・かな??