Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディとシャーシのフィッティング

2016-08-19 22:27:11 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も暑い一日でしたね。
雨は今日も無しです(汗)

朝からトマトに続いてブルーベリーの収穫を行ないましたが、1/4程収穫した所で御客様が御来店頂きましたので中止してアトリエに戻りました。
まあバケツ1杯分で2.4kg程有りますから本日お店で使うには取合えず十分な量でしょう。

さて昨日でラフタークレーンの製作は完了しましたから、今日はアトランティックに戻りましょう。
あくまでも仕事的に言えば今日はラフタークレーンの仕上げの為に準備していた時間なのですが一日早く仕上がりました、なので今日と言う時間はラフタークレーンをご依頼頂いた御客様に頂いた時間です。
この時間・・・最後の時まで大切に使いましょう。
完成したからと言ってタラタラ無駄に時間を過ごしては完成してしまった作品の御客様にも製作を御待ち頂いているお客様にも申し訳ないのです。

さてアトランティック5号車はボンネットが一段落しましたので次はボディとシャーシのマッチングを行なわなければなりません。
シャーシの方は今まで制作した4台と同じホイールベースで作っていますが、まだボディとシャーシはフィッティングをしておりませんでした。
元々がプロポーションモデルがベースですので勿論そのままピッタリと付く事は有りません。
そしてシャーシを作ってから少し時間が経過していますのでここは何でこんな寸法になっているのかな?何て言う事も有りまして。
古いブログを確認しながら位置を治します。
今回はエンジン後部のメンバー位置を3mm程後ろに変更しました。
3mm程前の部分に元々メンバーが付いていた切り込みが有るのがわかりますね。これが元々の位置ですね。
後で真鍮線を入れてハンダを流して補修しておきましょう、ハンダを流しただけですと後々ヒケが発生する事も有りますから真鍮線を入れておきましょう。

エンジンは5号車のタンクの為に作っておいた物を使います。
タンクはボンネットがレジン製なので厚みを有る程度見込まなければならない為に上下寸法を少し見直した物を作る予定です。
予備に作っておいたスーパーチャージャーを取り付けておきます。
予備のスーパーチャージャーを作っておいて本当に良かった事を実感した一瞬ですね(笑)
もし作っていなかったらこれを1個作るだけで1日では出来なかったかも・・・。

ボディの方もここからシャーシに合わせて修正です
このままの寸法でシャーシをボディに合わせますとラジエターの前側からフロントのエプロンまでの距離が違い過ぎますのでここを調整。
スタイル的にえばボディのエプロン部分が長過ぎてホイールアーチとのバランスがおかしいのでここを中心に調整致しました。
下の画像は途中なので荒削りなので見栄えが良く無いですね。

エプロンの部分は修正したけどホイールアーチの部分はまだ未調整なのでドラムの位置が後ろ過ぎますね〜。
まあこれは当初からホイールベースが違う事はわかっていましたので修正は織り込み済みですからご安心を!(笑)

型紙を作ってホイールアーチを合わせて削ります、ホイールアーチの前側が少し寸法が足らないのでホイールアーチのベストラインを真鍮線で探りながらメタルを盛ってアーチを作ってゆきます。

ホイールアーチの余分なメタルを削ってみます・・・
右側だけ仕上げてみましたホイールアーチに合わせて上側の形状も調整が必要になります。
この時点ではまだ十分な形状変更が出来ていないのです。
形状変更をする為にはフェンダーの上側のモールを一旦削り取ってから全体のバランスを取って整形をしなければなりません。
おまけにフェンダーをいじる時はボディの下側の寸法を決めてからになりそうです・・・
と言うのもどうもボディの下側が短い様な気がするんですよ(笑)
まあそれもこれもバランスなんですけどね。