Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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No.5のシャーシが完成致しました・・・と言っても全部じゃないですが

2014-03-08 22:04:17 | Ferrari250TR NART 1958
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今日の山陰は天気が良かったですがそれでも結構寒かったですね~。
雪の予報が出ていたわりには曇りから時々晴れとまずまずでした、このまま水曜日までは寒さが残るらしいですが木曜以降は少しずつ春の陽気になって行くらしいです、春が大変待ち遠しいですね。

さて今日は前置きも程々にして製作に移らなくてはいけませんね、何しろ時間的には少し遅れ気味なのですから・・・。
250TRはエンジンルームにエンジンを納める事が出来ましたエキゾーストは入念に合わせてありますのでどこにも干渉する事無く綺麗に収まりました。
この「どこにも干渉しなくて」と言うのはちょっと難しいのです。
余裕が有れば簡単に収まりますがエンジンルームのスカスカ感は大きくなりますね、かと言って干渉するほど大きめにすればシャーシに当たり納める事が難しくなってしまいます。
スイートスポットは結構狭いですね。

油断が有ったのかちょっとミスもしてしまいました、フロントダンパーのスプリングの下側の受けをロアアームにハンダ付けするのですがコテが不用意にエキゾーストパイプに当たってしまいまして溶かしてしまいました。
仕方が無いのでコテの温度を下げてハンダ線を延長する為にハンダ付けしました。
溶かすのは簡単ですがつないで元の長さにするのはハンダ線がすぐに溶けてしまいますので難しいのです。
温度調整式のハンダゴテでは設定温度を下げる事でハンダ付けをしやすくなります。

エンジンが収まりますとステアリング系を取付けます。
左右をつなぐロッドは作り置きしていませんので其の都度作ります、ステアリングギアボックスから出ているアームや左側のコントロールアームも其の都度になりますがそう難しい物ではないですね。
短時間でやっつける事は可能です(笑)

キャブレターのスロットルのリンゲージを取付ければエンジンルームの仮組が完了ですね。
これでNo.5シャーシも一段落というものです。

そう言えば本日ミニカーの修理のご相談を頂きました。
CMCの312Pをお買いになったらしいのですがサスペンションの組み立てが良く無いらしくリアタイヤはトーアウトになっている、またフロントは車高が高くて全く格好悪い姿らしいのです。
話しを伺うと新品としてショップで購入されたらしいのでショップに相談して交換してもらわれた方が良いのではないかとお話ししましたが、実は一度交換してもらったとの事。
ショップとしての誠意はよくわかったのですが来た商品を開けてみるとやはり最初と同じ状態だったらしいのです。
CMCの商品は仕上がりが良いと思っていたので少々意外だったのですが・・・
結構高価なミニカーですし果たして直せるものなのか実物を見てみないと判断が出来ないので送って頂いて実際に見て判断する事にいたしました。
そう言えは私の椅子の後ろ側にタメオの312Pが有った事を思い出しました、確かどこかが壊れていて直さなくてはならなかったはず・・・。
箱から出してみますとやっぱり壊れていました。
理由はわかりませんがルーフが折れてしまっています。

ボディの側が少しめくれ上がる様に曲がっていますので小さなハンマーで少し叩いてならします、強く叩くと余計に変形してしまいますので力加減は必要ですね。

ハンダ付けをしました。
一度に全部付ける事はせず少しずつ付けては歪みを取りながらハンダ付けします。

余分なハンダを削ってペーパーで仕上げまして消えてしまった筋彫りを掘ります。
まあここまで直しておけば後は作る時に直せそうですね~!

余った時間でまたキットが一つ救われました!
箱に戻してしまっておきましょう・・・・。