Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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季節的には冬なんですが・・・月末は忙しくなりそうです

2014-01-26 21:00:17 | Ferrari275GTB
今日の山陰は天気予報通りに冷たい雨が降っています。
ですが意外と温かくて夜半には雪に変わると言われても何だかピンとこない気温なんですね。
本当に降るのかな~雪!

まあ天気はこんな調子なんですが中庭のガーデン作りは少しずつ進んでおりまして先日は散水栓の為の水道工事をしましたが、この月末から森林組合さんが木を植えに来られる事になりました。
木は一度植えてしまうと移動が困難なので植える位置関係がかなかな難しい・・・どこから見るのを一番にするかで植える位置が違ってくるのです・・・携帯電話で指示するという事も出来ないですしね~ですから私自身が留守にする訳にはいきません。
当然ですが職人さんと一緒に植え込み作業をする事になります。
ココだけの話ですが2月1日は本当なら横浜のホビーフォーラムに誘われていたので行こうと思っていたのですがどうも行けそうに有りません。
残念だけど仕方ないですね~。

冷たい雨が降っていてもこの間木を植えたり、薔薇の剪定をしたり・・・次の季節への準備が着々と進んでいるんですね~!

さて制作を始めます。
昨日はタイヤホイールを付けてまずまずのバランスだったんですが、リアのホイールハウスの奥行きが少なくてタイヤがはみ出てしまいました。
リアのホイールハウスの奥行きを直さなければなりませんが、その前にボディとシャーシの位置関係を決めてしまわないとホイールの位置関係を触る訳には行きません。
このキットにはフロントにビスを揉む部分が有ったのですが中央付近を一旦カットして幅を調節していますのでこのビスを止める部分を一旦カットしています。
それを元に戻します・・・
十分な溶かし込みをしておかないとビスを揉んだ途端に外れてしまう場合も有りますから十分に気をつけて下さい。


これでボディとシャーシの前後の位置関係が決まりました。
リアホイールのインナー部分はこのキットの場合シャーシと一体でキャストされていますAMRなんかですとここの部分が別パーツなので加工は簡単なのですが・・・
タイヤの逃げがどの位必要なのかマジックで描いてみましたら意外と大きなスペースでインアーを広げなければなりませんね~。


どんな方法でここを広げようか考えたのですがこの邪魔になる部分の板厚だけ逃がしてみようと思いまして先ほどの画像の壁の部分を半分だけ削ってみました。


やはり厚みの部分だけ全面削ってしまわないとどうも収まりそうにないですね~
車軸は中央付近しかハンダ付けしていないのは両サイドの板を削る必要が有ったからなんですね。
車軸の位置がわからなくなると困りますのでパイプは付けたままにして加工しています。


ホイールハウスインナーの壁を全て削ってしまいましたのでその奥側に新たな壁を作ってやらないとホイールの隙間から反対側が見えてしまいます。
コクピット内の後ろ側の床を取り付けなければならないのでこのパネルは削る前と同形状にしてしてあります。


そしてハンダ付けします。
書き忘れましたが奥の壁の素材はシャーシと同じメタルの板で作っています、真鍮板をお使いになっても何ら問題は無いですがアルミではハンダが効かないので接着になってしまいますね。


元々の形状になる様に削っています、時間を省略する為には少しリューターで削ってからペーパーで仕上げるのが楽ですね。
画像ではよくわからないかもしれませんが最初有ったホイールインナーの壁の厚みだけ奥側に凹んだ感じですね。
これでうまく逃げが出来たんでしょうか?



次はシートの後ろ側に有るバルクヘッドの幅を詰めています。
この部分は先ほど詰めた幅の分だけ削ってやらないとうまく収まりません。




さて如何でしょうか?
ホイール/タイヤはうまく奥に入りましたね~。
ちなみにフロント側はシャーシを少し削っただけでうまく納める事が出来ました。


真横からですと奥に入っているのがわからないかもしれませんので・・・斜め上から・・・。


シャーシを削ったついでにサイレンサーから後ろ側のエキゾーストパイプを削っておきましたここから先は真鍮線で作り直す予定なのです。


時間をかければ奇麗に削る事が出来ます。
ここから前側はなぜ削らないかと言うとこのエキゾーストは1.2mm程の真鍮線で作るのですがサイレンサーの部分はそれよりも少し厚くなってしまうので完成後にボディの下で結構飛び出してしまいます。
特にCamのキットではシャーシの厚みが結構厚いので余計に飛び出してしまいますから奇麗なモールドはそのままの方が良い様に思います。


時間が余ったのでダッシュボードを少し加工しておきましょう。
モールドに有るメーターはデカールと別部品の為に削ってしまいます、中央の補助メーターも・・・グローブボックスの筋彫りは少し掘り直しておきましょう。


ホイールを奥に引っ込めると言う書くだけなら簡単な作業予定だったのですが、行なってみると結構大変な作業でしてほぼ一日がかりの作業になってしまいましたね~。
やってみないとわからない事は沢山有るという事ですがそれでも何とか解決して少しホッとしています・・・(笑)