心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

就労継続支援B型事業所「みすず」保護者会研修会での心理学講座にて感じたこと

2018年09月16日 | 心理教育プログラム

9月15日(土)に、
就労継続支援B型事業所「みすず」保護者よりお声をかけていただき、
保護者対象の心理学講座をさせていただきました。

題材は、
『円滑なコミュニケーションのコツ
~ストロークについて学習してみよう~』

コミュニケーションは、分かち合うこと、相手と同じものを持つこと
そのためには、
伝える側は、相手に分かるように内容を丁寧に伝える
聞く側は、分からなければ質問するなど伝えたいことをしっかりと受け取ること
など、お話しさせてもらいました。


いつも講話では、
子育て中の保護者や小中学生、学校の先生などを対象にすることが多いのですが、
今回は、若いお母さんから年配の方たちまで幅広い年齢層の方が参加されていました。

普段ワークをやっていても質問や意見など出ないのですが、
今回は、ワークの初めから年配の男性から質問や意見が出てきました。
本来、「分からなければ質問をすることが大事だ」ということを伝えるワークだったので、
今までにない反応にビックリ!…と、ちょっとうれしさも。


ネットのない時代を生きてきた人たちにとっては(私も含めて)、
「分からなければ質問するのはごくごく当たり前のこと」でした。

それが今の若い世代には、
それをワークにして気づいてもらい練習する時代になっているのです。
年配者と若者の考え方のギャップもこの辺にあるのかもしれませんね。

年配者にとって当たり前のことが、今の若者にはできなくなっている。
でも、これは若者が悪いわけではありません。
時代の流れなのだと思います。

できる人(年配者)が、できない人(若者)をどれだけ優しい目で見て応援してあげられるかが大切。
優しい社会にしていきたいですね。

コメント
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