26日の文化財防火デーにちなみ、鹿児島県内の神社、伝統的建造物などで防火訓練があり、管理者、消防関係者らが建物や収蔵品への被害を最小限に抑える手順を確認した。
国指定天然記念物の臥竜(がりゅう)梅で有名な薩摩川内市東郷の藤川天神では26日、防火演習があった。市消防局職員ら約70人が参加し、消火や救助の訓練に取り組んだ。
拝殿祈願待合室から出火し、本殿や境内の臥竜梅に延焼の恐れがあると想定。煙に巻かれて逃げ遅れた関係者役を救助した後、拝殿に向かって放水した。
終了後、上村健一同市消防局長は「訓練しないことは現場では絶対できない。貴重な文化財を後世に伝えるため、みんなで守っていこう」と講評。藤川天神の川添芳久宮司(64)は「梅が開花すれば参拝客も増える。火を出さないように気を付けたい」と話した。(南日本新聞より)
国指定天然記念物の臥竜(がりゅう)梅で有名な薩摩川内市東郷の藤川天神では26日、防火演習があった。市消防局職員ら約70人が参加し、消火や救助の訓練に取り組んだ。
拝殿祈願待合室から出火し、本殿や境内の臥竜梅に延焼の恐れがあると想定。煙に巻かれて逃げ遅れた関係者役を救助した後、拝殿に向かって放水した。
終了後、上村健一同市消防局長は「訓練しないことは現場では絶対できない。貴重な文化財を後世に伝えるため、みんなで守っていこう」と講評。藤川天神の川添芳久宮司(64)は「梅が開花すれば参拝客も増える。火を出さないように気を付けたい」と話した。(南日本新聞より)