オーナー室
ノックが響き、監督が入室。
オーナーK:やあ、ごくろうごくろう。まあおすわりなさい。
監督H:失礼します。
K:せみふぁいなるはおしかったねぇ。
H:(どこが惜しいねん、の言葉を辛うじて飲み込む)あ、はぁ・・・
K:ま、よくやってくれた。ごくろうさん。
H:恐縮です。ありがとうございます。
K:らいきもひとつたのむよ。
H:よろしくおねがいします。
オーナー秘書がテーブルに紅茶を並べ退室。
H:ところでご相談と申しますか・・・ お願いなのですが・・・
K:ん? なんだ。いってみろ。
H:今年こそ優勝のご褒美にV旅行を、という希望が多いのですが・・・
K:なんだ、またそれか。
H:他の優勝チームはみんな海外旅行のようですし・・・
K:かいがいはあれだな、ちあんのもんだいもあるしな。
H:はぁ・・・
K:こくないなんてえんせいであきちゃってるだろ?
H:はぁ・・・ まあそうですけど・・・
K:きょねんはなんだった?
H:あの・・・ どこかのお店を貸しきって・・・ そのぉ・・・
K:おおー ミナミのだききゃばだったよな(ぐふふ) またそれでいこうや(げへへ)
H:女性選手もおりますが。
K:またいけめんほすとくらぶでいいだろー
H:・・・・・・
外人選手3人の退団が決まったのは、宴の翌朝だったそうな。