わくわくママの豊かな日和

15歳と12歳の男の子のママの日記 小1から不登校の息子たち 日々のわくわくそしてホームエデュケーションLifeあれこれ

まあくん4年生・・・6

2011年05月04日 | まあくんとの会話

夜 ノートに文章を書いていた まあくん

「あぁ・・・ダメだぁ 全然ダメだぁ・・・」と言い始めた

先日 パパと外出した時の出来事を書いていて
それが全然 うまく文章に出来なかったらしい

ママ 「書けてるよォ~ でも 文章を書くのって 難しいよねェ
    自分の想いを どうやって書けばいいんだろうって
    ママもいつも思うよォ
    でも 文章を書く筋肉を鍛えるっていうか
    少しづつその筋肉を鍛えると 楽に書けるようになるんじゃない
    練習だよねェ」

「ダメだぁ もう ダメ あ~・・・僕はダメなんだぁ・・・」

布団のところに言って うな垂れて泣き始めた

しくしく泣いていたのが 次第に号泣

あんまり激しく泣いているので パパも来て
ずっと背中をさすっていてあげた

なんか ママ 気に障ること言っちゃったのかなぁ

「わ~ぁぁぁ 」

ひとしきり泣いたあと・・・

ママ 「あのぉ ひとつ質問していい? なんでェ? 泣いてるの?
     文章書けなくて悲しいかったから?ママの言葉になんか傷ついた?」

まあくん 「うううん 僕なんて 学校作るなんて出来ないって思ったの
       先生と話したこととか 色々思い出して」

あぁ・・・昨日のこと

まあくん 「ぼくは 口では偉そうなこと言って 何も出来ていない
       パパとママは いつもやさしくしてくれて
       周りの人も 僕のことほめてくれるけど
       でも ぼくなんか 口ばっかり 本当は全然ダメなんだよぉ
       ぼくには 学校作るなんて もう無理だぁ 
       ダメだぁ ダメだぁ わ~ぁぁぁぁあ

あぁ~良かったなぁ 正常だぁ とママは思った

まあくんて いつも自分に自信を持っているところがあって
普通の親は どうすれば自尊感情が育つのかって悩むところなんだろうけど

“まぁ この 天高く 宇宙まで突き抜けてる自尊感情って
どうやったら育つのか 不思議でしょうがない
もう少し 挫折とか自己への疑いってもんが こいつにはないのかねェ・・・”と

ママは思っていた

いつか その時が来るんだろうなぁ と思っていたから

おぉ “俺の辞書に不可能の文字はない”まあくんにも 
自己への疑いってもんが芽生えたのかぁ

良かったよぉ この子も正常で・・・と思った

ママ 「より 学校のことがリアルになったんだね 
     リアルになるからこそ 疑いが生まれたんだねェ」

パパ 「次の光に向かう前って 一番暗いところを通るんだね きっと
     だから 先生が表れて そんなことは無理だって言ったり
     自分にそんなことは出来ないって思ったり
     でも 大丈夫だよ 必ずそこを通るんだよ 大丈夫

         今はその気持ち そのまま感じていればいいんだよ~」

ママ
「世の中には サドベリーや きのくにや 南アルプス小学校みたいな
 学校に入って 自由な教育を謳歌している子供たちもたくさんいるし
 これから増えていくと思うのね

 でも まあくんは 今の公立の学校っていうものを
 体験して色んなことを感じてきて 本当に良かったなぁと思う
 既存の制度にしばられて 公立学校に在籍しているがゆえに味わう
 悲しみや憤りやめんどくささは あるけどね

 こういう環境だったからこそ ぼくは学校を作りたい!っていう夢が出来たじゃない
 なんとかしたい っていう気持ちが湧いたんでしょ
 だから 本当に体験することって どんなに辛いことも
 すべて意味があるんだなぁって思うよ」

パパ
「人生の物語って 映画でも小説でも 必ず 主人公の旅立ちがあって
 事件・・・挫折とか 困難があったりするんだけど 
 そこで メンターが現れたり 逆に負のメンターが現れたりするんだよね
 
 でも 負のメンターって 自分の本気を試してくれたり
 次へのモチベーション役をかって出てくれたりする存在だったりするんだよ
 だから 結構 担任の先生も まあくんにとっては
 縁の深い人なのかもしれないよ」

 

そんなことがあって 一夜あけた今日・・・

昨日 あれだけ泣いていたまあくんだったのに

今日になって パパの仕事のことを提案したり意見したりして
その意見に自画自賛しながら

「やっぱ 俺って天才?」と すっかりいつものまあくんに戻っていた

「でも 俺 泣いてばっかりだったねェ(笑) よくあんなに涙が出たなぁ」

パパ 「いっぱい 浄化できたんじゃない? 涙は浄化だから
     いっぱい 悲しみを感じられて良かったなぁ」

ママ 「そうそう 必ず 落ち込んで また光があって
     自己への疑いがあって 次の階段に登って
     結局 成長してるんだけど上がりながら 
     その中で上がったり下がったり 上がったり下がったり」

まあくん 「こんな感じだねェ(笑)」

腕をくねくねさせながら 龍の滝のぼりのようなジェスチャーをしていて

気付いたら みんなで 笑ってた


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2 コメント

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Unknown (あんしんママ)
2011-05-05 07:49:47
本当にまあくんに会いたい気持ちが強くなりました。教育のこと、担任の先生の代わりに(?)
まあくんの気持ちをたくさん聞かせてほしいです。
遠くからですが応援しています。(^^)
Unknown (わくわくママ)
2011-05-06 08:47:40
あんしんママさん コメントありがとうございます

今度 お会いするときは 是非まあくんも紹介させてこださい(笑)まあくん喜ぶと思います

最近 主人も まあくんの話を外ですると
「まあくんに会いたい 学校を応援したい」と言われることがあるんです それで主人がまあくんにその方を繋いだりして・・・
「俺はまあくんのマネージャーか?(笑)」と言って笑っています

まあくんも 人が集まったり 自分の話を聞いてもらうのが大好きなので そういうイベント?!というか何か企画してみたいなぁと言っています

子供も大人もそれぞれの視点で教育について とか色々感じていることを 自由に発言出来て お互い相手の話に耳を傾け合うような オープンな場があったら・・・そんなことも まあくんのやりたいことの一つなのかもしれないです  


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