LS460 車検整備

H18年　ＵＳＦ40　縁あって整備させて頂く事になりました。
7年落ちだけど、距離2万、ごく普通の車検整備です。






F3-Gですが
システムアップグレードしまして、右上のカメラを押せばその場の状態を記録できるようになりました。
ちょっとてんてこ舞いなので試してません。










普段、トラックばかりにつなげてるから、いざ乗用車で英語表記だと
かなり戸惑います・・・



エンジンライブデータなんですが、少し前からこんな表記になりまして
なにがなんだかサッパリでした。
TaScanつないで理解出来るようになったのですが、各パーツに付随するしたライブデータ表記になったんですね。







使える、使えないごっちゃになってるので選ぶのが大変ですが
ある程度のアクティブは作動確認。







サポート無し
レクサスならできそうなもんでしょうけどね。




ボディ関連のアクティブ




作動状況も確認できますよ










残念ながらF3-Gではエア抜きサポート見つけられず・・・




作業に戻ります。
スロットルボディはあまり汚れは見られませんが、洗浄して組み付け










ブレーキも前後ともに脱着清掃。
とうぜんのようにどこも悪くない・・・




そしてエア抜き作業はGTSで




すんげえｗ
こんなんはじめてみた。




とりあえず消去消去




本題のエア抜き作業










ポンプコネクター？




そのばでファイネスで調べますが、イマイチよくわからんので2番は省いて進みます。










すんなり終了・・・とはいかず
あせって写真には撮っていないのですが、ポンピング役がDLCに足引っ掛けて抜け
最後の左リヤでエア抜きソレノイドロック、故障コード入力、エア抜きできず。で
だいぶ時間掛かりました。




最後にレベル合わせて完了。




エンジンライブはやはり途絶。
マングースはやっぱアカンです。
近いうちに相談してみましょう。




リヤブレーキはやはりポンプ。
結構な量、交換しました。
診断機無しで通常の交換作業するとバルブ閉じてまったく抜けなくなる上にフォルトコード残ります。
イヤな時代になったもんだ・・・




さて車検
台数残ってますが、このあと瞬時に消えます。
混雑振りにいやな予感しかしないのですが




はい、ガラガラです。
ふざけんな　ボ　ケ　！
毎晩必死に獲得するのがバカらしくなる。




車検のお供はTaScanで






整備モードってわりにはスリップマークだけ？




心配をよそにすんなりと通過。




まーた工事してるし
ほんと工事好きだなこの陸事




初めて触る車は必ず標準整備基準を印刷します。
で、車検証入れの中にそっと忍ばせれば誰が見ても不安無くとりかかれます。

つーかホイールナット140Ｎｍ・・・
見なきゃ100～110Ｎｍで締めてたよ・・・あっぶな！

デュトロ再入庫

しつこくていい加減うんざりしてるでしょう
たぶん、この修理の入庫はこれが最後です。

今週月曜日、最終点検して納車しましたが
次の日、アクセルベタ踏みの加速中、ハンチング現象や白煙、出力不足等の症状が出て
再度入庫されました。

テスト走行で必ず出ます、確かに上記聞いた通りの症状です。
ライブデータ上では実圧、目標圧力開き無く追従します。
エンジンチェックは点灯無し、同現象発生時、排気シャッターが閉じるような音がします。

排気のソレノイドを分離し、走行しますが変わらず・・・
コモンレールの詰まりを視野に入れますが、スロットルボディなど点検しながら



ターボインテークホース、これがアクセル煽るとぎゅーっと縮むんです。
分解したとき柔らかいなぁなんて思いましたが、原因はまさかのこいつでした・・・

外してテスト走行すると問題なく加速します。
ブースト掛けると吸い込みでパコっと音を立てて潰れるんですね。




吹き返しの燃料やブローバイでやられてフニャフニャになるんでしょう。
スロットルボディの所のホースも硬いゴムになりましたし
たぶんですけど新しいホースは対策品になってるんじゃないかな？

また一つ、かしこくなりました。




午後は予定してたリース車両の点検
動かないとの事なので積車で向かいます、
またゲートブリッジ・・・




大田市場
雨なのに活気あるなぁ




とうとう、うちみたいな所にレクサス車検で入れてくれるチャレンジ・・もといお客様が現れました。
20日にならないと車検期日にならないのでゆっくり見させていただきます。



事前に気をつけること、必要なことを勉強しておきます。
この機構は3代目マジェスタからかな？採用されてエライ目にあった記憶があります。
診断機使わないやり方もありますが、あるのに使わない手はありません。
全力で活用しましょう。

零細も追いかけるのに必死です。
ぜったい置いていかれたく無い！

エルフ いろいろリセット

先日、エルフのクラッチ交換をした際の

1　クラッチフリー設定
2　HSA設定
3　シフトスクロール設定
4　磨耗ゼロリセット

上記4点作業しました。
たぶん、全部やらなくてもいい項目はあると思いますが
過去に納車した後、クラッチフリーエラーで再入庫が何台かあったので
それからはすべて設定作業してます。

正直、ややこしくて説明するのは困難です。
もし、設定方法が知りたい！という方、イスズお客様相談センターに
聞いてください。
とても親切に、オペレーターで理解できない部分は上席に変わってもらえますから
是非聞いてください。
もちろん設定方法の資料もFAXしてくれますので活用しましょう。



基本、すべての設定は4と11の短絡で進めます。
ずっと挿しっぱです。
F3-G付属の短絡装置、これ便利ですよ～
いちいち潜って針金抜き差ししなくて済みますよ～



コレ、何度言っても水中花の使用をやめてくれません。
本人は良いかも知れないですけど、設定する側からは邪魔物でしかありません。
これのせいで失敗しますが、俺は意地でもこのまま設定します。







結構面倒、慣れれば10分
失敗すると30分くらい平気でかかります。

こんな感じで4点の設定終わり！

もう一つの大赤字

デュトロの記事で「大赤字コンボの悪寒」で気づいた人は居るでしょうか？
並行して作業してた赤字仕事、そんなお話です。

ようつべ

友人の紹介で、リヤモニターを取り付けてくれとのご依頼で
キューブに装着、外部出力取り出しのためにナビを脱着

さて、写りを確認するべか・・・とIGをONしたら無限ループの有様・・・
預かる前は一切このような症状は無かったとのことなので、俺がトドメを刺したもより。

紹介、新規さんなので可能な限り負担を減らすよう、奔走してたら
友人に「修理代出したくない」なんて漏らしたようです。
というわけでこちらが全負担修理に変更。

しかもデュトロの件もあり、とりあえず自腹で修理。



そして本日、久しぶりに定時で上がれたのですが
ユニット修理完了の連絡があり、引き取り、出張取り付けしてきました。

で、たった今帰宅。

罰金といい、ナビ修理といい、今月はさすがにヘコむな・・・





ゲートブリッジ綺麗なリ




お客さんの所から母校の高校が激近なので十数年ぶりに立ち寄ってみました。
建て直されて昔の面影ナッシング。

あー現実逃避したい。

肩の荷が下りた・・・

デュトロ続きです。
細かいところが残ってますが、なんとか完結です。



到着したリビルトインジェクター1本



入れ替えていた1番を元に戻し、改めて4番に装着。




はやる気持ちを抑えつつ規定トルクで締め付け




そしてエンジン始動。
もうほんとに今までがウソのように平然と掛かりやがります。
俺の誤診と時間を返せ！




さて、掛け始め
IDも打ってない状態、冷えてるせいもあってかかなりバラバラ




作業サポートでIDの打ち替えです。
最近、F3-Gさわってないな・・・
アップグレードの連絡もあったけど、触る時間すらないし・・・
落ち着いたらじっくり見ますね。




ここまでは順調・・・ここまでは



大事な作業サポートがありません、強制再生はできるのにね。
コピーものなんで単なるミスなんでしょうな。
自己責任とはいえ、何とかできないか出品者と連絡とってみましょう。



つーわけでGTSの出番、こいつも触るの久しぶり。
屋外の駐車場でパチパチやってると隣が公園なので、ガｋ・・お子様が何やってんのー！なんて
物珍しそうに話しかけてきます。やかましい！
ビールケースの上でゴソゴソやってるから見た目がもう不審者。




よかった、こいつなら安心。
最悪BZ-TRがあるからいいんですけどね。






















難なく成功。




暖まるにつれて補正値も正常範囲へ。




ただねえ・・・
燃料垂れ流しだったので、エキパイ、DPR、もろもろ燃料付着
とてもじゃないけどここで燃料飛ばせないや・・・
こうなったら夜中の環七でゲフゲフ

とまあ、高い勉強代でしたがこれが後に役立つ経験として蓄積されるかは自分しだいです。
トラックで悩んでる若い整備士さん、頑張りましょうね。




車検で預かったはいいけど放置のミニキャブ、お客さん、ほんとすいません
早急に取り掛かります。




クラッチすべりのエルフ
どうせ磨耗のリセットとかHSA関連の調整は俺がやるんだろ？
このくらい資料あるんだから自分でやってほしいわ。

ここんとこ睡眠削ってやってる状態
効率悪いな、俺