火を噴く寸前

FRD90 フォワード
パワーウインドが下がらないということでお預かり。



モーター単体での動作は確認。



スイッチ操作で「下げ」の反応が無し。
こいつか～と見回すと



間違いないようです。





よく燃えなかったねー





部品が届くまで汚い内張りを洗浄。



届いたら組み上げて納車。
比較的楽にわかった故障でした。
煙も匂いもすごかっただろうに・・・電気系のショートは怖いよね。

欠品欠品また欠品

三菱ふそうのお話です
ふそうの純正部品を注文すると半分以上の確率で欠品の返答がきます。
もっと言えば注文を入れないと在庫確認が出来ないシステムという。
おまけに注文は取り消しが効きませんから誰がどう見てもアホなシステムですね。





その中でもコンデンサのファンモーターが9月過ぎまで入荷未定、死んでしまう暑さなので
合うか合わないか、解体屋さんで４ｔのモーターを借りて出張するも見事に撃沈。
幸い、お客さんの知り合いの解体屋サンが持っていたので届けてもらい交換。







そして先日、点検の際マグネットの軸がガタガタだったので
距離も距離だからリビルトに替えましょうと交換。





もちろんリキッドタンクもね。



前回ACSの施工から1年半、7万キロ走行で2割減。
トラックの定期的な施工は有効ですよね。



FF50キャンター。
後輪2軸の珍しい車両です。
パワーウインドのモーター不良ですがこれも当然のように欠品。



同じ部品を在庫してますが、こちらは残念ながら別のお客さんの12V仕様モーター。
注意したいのが現行キャンターは電装が12V、動かないからとモーターに24V掛けると
最悪燃えますからね。
キャンターに限っては電装の点検はまず電圧を測定してからが鉄則です。

部品の管理もダメ、車もダメ、仕切りもうちてきにダメ。
薦める理由がまったく無いメーカーも珍しいです。
どうなっちゃうのかなふそう・・・

ローテーターO/H

1年点検のときに発見したオイル漏れの修理です。



今回は動かせるので作業しやすいように。





構造は単純ですからサクサクと分解。
重い・・・



丁寧に扱う会社さんなので腐食やキズ等もなし。
ピンブッシュの磨耗が進行していたので打ち替え
あらかた洗浄で済みました。









経験があるとスムーズに進みますねぇ



規定トルクで締め付け



終わったら取りつけてぐるぐる回して遊ぶ。
2日ほど余裕をもらいましたが、1日で完了し納車。
この作業に関してはもう怖くないな、うん。
重いけど。