診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

最近多いこんな事

2015-09-04 23:14:23 | イスズ


冷凍コンプのベルトテンショナー
テンショナーのスライドが下までいってベルトがダルダルです。



ベアリング固定ナットがバカ



この後も使用するため、なんとか丁寧にバラす。
そしてダイスで修正。



ナットが見つからないのでこれも修正。

毎月1回程度、こんな修理が舞い込んできます。
原因は調整時、ベアリング固定ナットを過剰に緩めてしまう為、ボルトで引っ張り調整後
ナットを締めこむと斜めに固定されてしまうんです。
だから稼働中、緩んでいくのです。締めこむ際、手ごたえでその辺判断できるんですけどね。
たぶん、イスズに入社の新人がやらかすんでしょう、自分がそばに居るなら調整時は
ほんのちょっと緩ますだけでいいんだよと教えることは出来るんですが
ディーラーの先輩はそこんとこ経験させてるのでしょうか?
ボルトがバカになるまでひどくなる事は
あまりありませんが、テンショナーがガタガタの状態で入庫が3回ほど続いています。



ベアリングから音も出てたし、ボルトの強度も心配なので後日交換させて頂きました。
修理したのは応急用で保管しておきます。



ベルトもそれほど古くなかったのですが、回転中、かなり暴れたようで新品と比べると痩せてしまってます。
残念ですがコレも交換させて頂きました。

溜まったのいろいろ

2015-09-04 22:02:09 | いろいろ
エンジン載せ替えたけどオルタから異音と中にオイル侵入のため、また外す







ベアリングガタガタ、バキュームポンプのシール不良が原因。
在庫が1セットあって助かった。
で、オーバーホールしてもらってる間に残った作業を終わらせ、オルタを取り付けて納車。
やっと終わった・・・



こちらはチェックランプがちょこちょこ点灯するという、4HJ1 エルフ
事前にEGR不良と診断していましたので交換。









F3-G写真に出すの久しぶりな感じがする。



外した故障してるEGRは中古で交換したダメなエンジンのEGRと差し替える。
これで中古品ゲット。



ついでに、同業さんからたまに聞かれるんだけど、この緑のカプラどうやって外すの?・・と。



ドライバーで



グッと押し込んだら、矢印の部分を押す。



そうするとカチッと中のピンが固定されるので



ロックが外れる。



こんな感じ。
どうもスライドを押し込んだだけで外そうとするから壊れて使いモンにならない事が多いそうです。



お次は後日交換となっていた、NOXセンサー故障のXZU720デュトロ



交換は10分程度で完了、古いセンサーは煤らしい物皆無、排ガス綺麗になってるんですね。





故障コードを消去したら



ライブで確認。
前回、TaScanで確認したら3300ppmでしたからね、ありえない数値ですよね~



こないだ4番のみインジェクター交換したので確認。
状態は宜しいようです。



年次点検をご依頼頂いた5段ブームユニック。
スティックリモコンなんてレアモノ、超久しぶりに見た。



ワイヤーがキンク、よじれが出てしまってるので
いったん全出しして、逆組みしてくれとのご依頼。



こういう作業もリモコンがあるとかなりはかどる。



とりあえず見た目は新品同様。