珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

雨の馬追

2006-05-01 | BIKe

国道274号線
長沼町と由仁町を隔てた"馬追山"と呼ばれる、なだらかな丘陵の中腹にある"マオイの丘"
その昔誰かが馬を追っかけ回していた土地なのかどうか分かりませんが、とても綺麗な場所です
札幌中心部から約35㌔、ツーリングの集合場所によく使われており、ぶらっと走るには程よい距離です

今日は早めに仕事を切り上げました
時刻は日付け変わって月曜の0時20分
iモードの天気予報によると、0:00~6:00までの降水確率は70%
すでに小雨がパラパラ降っています
今日の目的はウエアの浸水テスト第2弾

厚別あたりから雨が本降りになってきました
マオイの自販機でコーヒーを買うつもりなので手ぶらですが、途中タバコが無いことに気付き、274沿いのローソンに寄りました
ずぶ濡れのままジェットヘルのシールドだけを上げて店内に入ると、バイトの若い店員にギョっとした顔で見られました
ちょっとした捨て身のコンビニ強盗に見られたかも・・・
レジでタバコ代を払うと強盗目的ではないと分かり、「バイクですかぁ?タイヘンですねぇ・・・」と哀れみのコメントを発した
防水ポケットにタバコをしまって店を出る
店員の心配をよそに、ウエアの中は1ミリたりとも濡れていない
外見がずぶ濡れなだけに、これはけっこう痛快

マオイの丘に着くと、トレーラー数台がエンジンをかけたまま仮眠をとっていた
GWとあって、キャンピングカーも何台か停まっています
30分ほど缶コーヒーでくつろいで、今度は千歳から支笏湖方面へ~
雨はどんどん強くなっています
走りながら、なんとなく手が浸水気味だなァ・・・と感じながら湖畔に着きました
停まってチェックすると間違いなくグローブの中が浸水してます
しかしこれはゴアテックスのアトランティス2グローブのせいではなく、どうやらウエアの袖にしみた雨水が袖口からグローブ内に流れたようです
後から知ったのですが、雨の場合ウエアの袖口はグローブの外に出した方がイイようです
ブーツ・ウエア上下は完璧な防水を確認しました

余談ですが、防水ウエアを着ていても上にカッパを着る人がいます
なぜか?
防水のウエアは体は濡れなくとも表皮に雨水が浸透して、見た目がずぶ濡れになるからです
走りっぱなしのツーリングならばいいですが、食事などで店に寄る場合などはそのまま入るわけにはいきません
上にカッパを着ていれば店先でチャチャっと脱ぐだけですぐに食べ物の注文が可能です
このメリットは確かにあると思います
しかし、雨が降ったら着る→止んだら脱ぐの繰り返しがちょっとイヤですね
バタつきも気になります
それからバイク用のカッパってどうしてあんなにカラフルでかっこ悪いんでしょうか?
余談でした・・・

さて支笏湖から札幌市内に入り、雨はさらに強くなってきました
体は依然として「ドライ」な状態を保っています
こうやって雨とたわむれていると、子供のころを思い出します
ワイパーを忙しく動かす深夜のタクシーと信号で並びながら市内を抜け、無事自宅に到着
浸水テスト第2弾終了
BMWウエアの防水性能は確かなものでした

今日もまた、タフな夜でした・・・

コメント
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