AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

FLICS訪問

2011年03月15日 | どーでもいいこと
カメラのデータがアップできるようになりましたので、ちょっとアメリカ到着あたりから振り返りながら。

デトロイト空港に到着しました。

両手の10本の指の指紋と、顔写真ですかねえ、目の写真ですかねえ、とられましたよ、入国審査のときに。

指紋を取られるのは、韓国で暮らしていた時以来ですな。韓国では黒いスタンプで10本の指の指紋を取られましたが、アメリカではスキャンされました。

この入国審査が大変。

係官の話す英語がよくわからなくて、にこっと笑顔で過ごしていたら、身振り手振りで。「親指」という単語が聞き取れなかったなあ。冷静に考えれば、話の流れからわかるはずなんですが。

税関でもかばんの中身をかなり細かく聞かれました。

それはそれとして、東京学芸大学の斉藤先生を待つ間、到着ロビーでテレビを見ていると、



地震のニュース、原発のニュースを放送していました。地元のテレビ局も、成田から到着する飛行機の乗客を待ってスタンバイしていました。

なんでも、成田の出発が2時間遅れたとか。どおりで、30分程度待てば合流できたところを2時間以上待つことになったのです。でも、13日の出発を逃すと、空港までの鉄道が確保できなかったかもしれず、ピンポイントで出発できたようでした。

このたびのホテルは、Ann Arbor Hotel Marriotto

通された部屋は。











窓からは、





 この日は、イースタンミシガン大学の日本語コースの先生方と夕食をご一緒しました。
 イタリアンでした。



 時差ボケというか、眠くて眠くて。

 ホテルに帰ると、お風呂に後はそのまま寝ることになりました。

しかし、問題はここに潜んでいたのです






 3月13日から、夏時間!!!




ホテルの部屋の時計が修正されていないとか、夏時間というから夏まで大丈夫だという先入観があり、気にもしなかったのですが、1時間ずれていたのですよ。

 翌朝7時半が出発時間。
 なので、6時半に朝ご飯。

 準備をして朝ご飯に出発と部屋を出ると、学芸大の斉藤先生もエレベーターホールに。
 先生は着込んでいらっしゃいます。

 「朝ご飯を召しあがりましたか?」と尋ねられたので、

 「いえ、先生と今からご一緒できれば」と答えると、

 もう7時半ですよと。

 そういえば、前日の会食も、1時間違っていて、おかしいなあと思っていたところでした。

 しばらくしてようやく事態を理解し、ホテルの売店で菓子パンを二つ買ってタクシーに飛び乗りました。

 大失敗。

 タクシーから見た日の出がまぶしかったです。


 で、今日お邪魔したのは、

アメリカのミシガン州デトロイトにあるイマージョン教育で有名なFLICS.







 幼稚園クラスから中学卒業まで日本語、中国語、スペイン語 と、英語の2言語イマージョン教育をしています。

幼稚園と小学校クラスを見せていただきました。

 見学させていただいて、考えたこと、思ったことは多く、見ることは大切だということがよくわかりました。
 これらについては、いずれ科研の報告書で書かせていただきます。

 その日の語彙を粘土で書く練習。書くというか、作るのですな。
 粘土をほそーく伸ばして、子供たちが作ります。

 見てて、「ああ、書き順がわかる」と気づきました。

 そのほかにも



 算数なども英語と日本語とでやりますので、必要な語彙が書かれていたり、いろんな工夫が見られました。

 授業見学中に、日本の地震災害に関して黙とうをしようという呼びかけの放送があり、先生方や子供たちが黙とうしている場に出会いました。するしないは別として、海外の災害、事故にこのような対応が取れる国というのはすごいなあと。
 ニュージーランドの地震でも、その前のインドネシアの津波、中国の地震、黙とうを呼び掛ける放送の流れた学校はどのくらいあるでしょうか。子供たちには、日本という国についてちょっとでも記憶に残るのではないかと。

 どうでもいいことですが、先生方の控室にあった体重計。

 300キロまで測れます。びっくり。

 外に出ると、ごみ収集車が。


 豪快なごみの移し替えを見ました。




 韓国や日本でもごみの移し替えは見ますが、大体、後ろの部分でやりますよね。これは前から突っ込んで行って、運転席を超えて捨てるのです。すごいすごい。

 まじめな話に戻りますが、今日訪問した学校は、公立学校です。
 それでも、これだけの試みをし、アメリカは学校が選べますから、この学校を選ぶ保護者が確実にいるということ、それに驚くとともに、先生方の授業の準備の大変さを再確認しました。

 晩御飯は、

 韓国料理でした。

 ご飯が恋しかったのでうれしかったです。
 量が半端じゃなくて、日本で食べるイメージで注文したら、大変なことになりました。
 でもおいしかったですよ。

 ということで。

 明日は、ESL教育を行っている学校を訪問します。

日本では、JSL(Japanese as a Second Language)ですね。

 勉強になります。
 
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