AWA@TELL まいにち

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駒ヶ根調査最終日

2009年03月19日 | 研究
9時半に開館する図書館ですが、これまでの調査は、この開館時間から夕方5時過ぎまで書庫に潜り込んでいるという時間の使い方でした。ただ、大学に戻ってからデータを見てみると、手振れや、ページ飛ばしなどが見つかって、今回の調査まで資料が整わないということもありました。
そこで、今回の調査からは、午後2時くらいまで書庫に入って、そのあとはホテルに戻ってデータを確認するという作業を繰り返しています。
今回は、通信簿、夏休みの宿題、師範学校での教授法の教科書などを撮影しました。もちろん教科書も撮影しましたよ。

大学院生や学部生で日本語教育史をやりたいという人が集まるようなことがあれば、合宿してもいいですね。資料を目の前において、あーでもない、こーでもない、といろんな話ができると、きっと面白いと思います。

さて、博物館と図書館は同じ建物に入っているのですが、廊下に冒頭の写真のものが飾られています。





 押し雛だそうです。文字通りひな人形から、牛若丸と弁慶のようなものも題材に取り上げられています。

 今日は9時過ぎから9時半の開館まで、こういった展示を見て過ごしておりました。

 駒ヶ根市立図書館の皆さんは、親切で、基本的には放っておいてくださるので、書庫の中でゆっくりと、気兼ねなく資料を見ることができます。至福の時間です。

 さて、そんなこんなで、昨日の続きのものを一通り撮影してから、今日は2時前に引き上げました。何かあったら、夕方、もう一度来られるようにということです。

 お昼ごはんは、図書館の2階にあるイタリアンカフェ「アクア ディ フォンテ」さんで900円のランチをいただきました。サラダとパンと、5種類のパスタから1つを選びます。選んだパスタはアラビアータ。ピリ辛と書いてありましたが、脳に響く辛さでした。子どもたちは泣くでしょう。でもね、おいしかったですよ。特筆すべきはパン。パン嫌いの僕が思わず「うまい」とつぶやくようなパンでした。焼き立てというだけの取り立てて変わったところのないパンだったんですけどね。

 さて、駒ケ根市。

 街の中にはいろんなオブジェがあります。


 いつもは水の流れているオブジェは、水が止まっていて、写真を撮りませんでした。

 前回、シルクミュージアムの話題を出したときにバスの便が不便だという話をしましたが、こんな時刻表です。



 こうなるとみんな車を持ちますよね。そうすると、バスの利用者はさらに減るわけですよ。いまの地方の公共交通機関はこの悪循環に入っているのでしょう。なんとかなりませんかねえ。

 話があっちこっちに飛びますので、ついでに今回見つけたおいしいラーメン屋さんを紹介します。
 「麺匠 がむしゃら」さん。


 鶏がらスープと豚骨スープ、基本となるスープが二種類から選べます。面の太さも細麺と太麺の2種類から選べて、チャーシューや煮玉子、コーンなど、トッピングも選んでいきます。
 豚骨ラーメンが好きですから、もちろん豚骨を細麺で。
 久しぶりにおいしいラーメンを食べました。

 学生時代、栄にあった台湾ラーメンのお店がとてもおいしかったのですが、この1年、栄に出たときにちょっと探してみるんですけどね、見つかりません。卒業して16年ですから、仕方がないのかも。

 今回の駒ケ根調査では、新発見!!という大きなことはありませんでしたが、これまでの調査とは違う問題意識を持って資料を見ることができました。1年に1回、ここにきて、1年前の自分が探していた資料とまたであって、この一年、何をしてきたのかと振り返ることができる貴重な時間でした。来年も来ることができるでしょうか。

 今日はおとなしく休むことにします。

 ちょっとね、下を見てばっかりだったから、背中が岩のように固まっているようです。温泉もあるところなのですが、そんな時間が今回はとれませんでした。次回はもう少し余裕を持ってきたいですね。

 おやつに桜餅を買いました。こういうふうに巻いてあるんですね、こちらでは。
 このタイプは初めてでした。


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